RAW現像と編集で、伝わる写真を創る!

このサイト「坂や丘のある町 walk along」の写真は全部自分で撮影しています。

伝わる写真がバシバシ撮影できれば苦労はないけど、それは夢のまた夢。そんな私でも、RAWで撮影して現像・編集すれば、自分のイメージに写真を近づけていくことができるんです。

この記事では、実際に「坂や丘のある町 walk along」で掲載している写真を例に、RAW現像と編集によって、写真がどう変わったのかビフォー・アフターをご紹介します!

RAWってなに?

RAWは、デジタルカメラの画像記録形式のひとつ。JPEGを生成する元となる「生(なま)データ」です。一眼レフやミラーレスカメラの撮影モードには、「RAW」と「JPEG」どちらか、もしくは両方選べる設定画面があります。

RAWで撮影した画像を見たり、色や明るさを編集するにはRAW現像ソフトが必要。私が使っているのは、Adobe Creative CloudのLightroom Classic 。多機能なソフトなので、ネット上には使い方を指南する記事やビデオがたくさんあり、相当検索しましたが、やっぱり教科書が一冊あると頼れます。この本は、機能ごとに見開きで解説してくれるのでとても使いやすい。「色調整の教科書」著者:桐生彩希 発行元:秀和システム

RAW現像と編集で、何を伝える?

RAW現像と編集で、写真は驚くほど変わります。だからこそ大事なのは、その写真で「何を伝えたいのか」初めに目標を決めておくこと。これからご紹介する4枚の写真で伝えたかったこと、コチラです。

1.  フレッシュでおいしそうな「おひさま色」
2.  キッチンに差し込む「明るい光りと透明感」
3.  見慣れたものを主役にして「新しい発見」
4.  余分なものを削除して、「伝えたいことだけ」

1. フレッシュでおいしそうな「おひさま色」

庭の夏みかんを絞って“かんたんサイダー”をつくった記事で掲載した写真です。追求したのは、夏みかんのフレッシュなオレンジ色。夏みかんって、実はちょっとくすんだ色だったりするけど、ここではサイダーの味を象徴するようなおひさま色を目指しました。

こちらがなにも編集していない写真。下が色調整してRAW現像した写真です。オレンジ色鮮やか!

2. キッチンに差し込む「明るい光りと透明感」

どくだみ茶、ホットとアイスで3つの飲み方をご紹介した記事では、キッチンでお茶を煮出すシーンを撮影。

実はこの写真を撮影したのは夕方。ちょっと暗かったんです。

露出を調整すると、明るい日差しが差し込むキッチンに(下)。ケトルの赤にも透明感が。

3.  見慣れたものを主役にして「新しい発見」

「坂や丘のある町 walk along」のプロフィール欄に掲載しているたんぽぽの写真です。

元々は4:3の画角で撮影。それを下のように3:1の画角にして、たんぽぽを主役に。さらに露出を調整して明るくしたら、見慣れたたんぽぽがふんわり、かわいく。写真の一部を切り出すことで伝わるものが全く変わる、新しい発見でした。

4.  余分なものを削除して、「伝えたいことだけ」

5月のフォトギャラリーで紹介した枯れたチューリップの写真。ビフォー・アフターの違い、わかりますか?

こちらの写真、よお〜く見ると、チューリップの右側下に、グリーンのホースが写ってますよね。せっかくのワントーンの写真に、一点グリーンがあると、もう目はそこにクギづけ。。。

下の写真では、ホースを取り除いて自分が伝えたいものだけを表現することができました。

枯れたチューリップの写真

RAWで撮影しても、ピントと構図はあとから編集できません。露出オーバーで白飛びした写真も調整は難しい。撮影する時、その場でできることはしっかりやっておくに限ります。

それでも、RAWで撮影、現像・編集すれば、写真の表現が大きく広がることは間違いなし。伝わる写真を目指して!

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