オクラは花がキレイ!毎朝ひとつ咲く花を楽しみに、ベランダでプランター栽培

オクラ

オクラをベランダで栽培する目的は、実よりも花だったりします。そのぐらい花がキレイ!

乾燥に強く丈夫で、花が咲いてから収穫まで4〜7日と短く、次々収穫が楽しめる。オクラはベランダ栽培おすすめの夏野菜です。

オクラをベランダでプランター栽培するポイント

1. 二株以上同時に栽培しよう!料理に使いやすい収穫量を確保
2. 種まきは5粒を点蒔き!間引きは約1ヶ月後
3. オクラには肥料をたっぷり。追肥は間引き終了後
4. ほっとくと巨大オクラに!マメに収穫しよう
5. 実より下の葉はすべてカット。風通しよく

ベランダガーデニングでも参考になる、現役農家さん解説「畑のオクラ栽培」:農家が教えるオクラの育て方

関連記事:プランター栽培のオクラが肥料不足!復活するまで3週間。ピークシーズン逃したらもったいない!

2株以上同時に栽培しよう!

花が咲くのは、きっちり毎回ひとつだけ。なので、実の収穫も毎回1株から1本のみ。

オクラが1本だけあっても中々料理には使いずらいので、我が家では2株同時に栽培しています。密植すると育ちが悪くなるので、1株づつ別々のプランターが必要。

プランターは直径、深さともに30cm以上のものを使用。高い位置に置いて陽射しと風通しを確保。


並んで育つオクラ2株。代わるがわる実をつけてくれる

種まきは5粒を点蒔き!

オクラは種をプランターに直接蒔きます。オクラは寒いと枯れてしまうので、神奈川県あたりなら種まきの時期は5月下旬〜6月上旬。種まきの前日から種を水に漬けておくと芽が出やすくなります。

植え付ける土は園芸店で売っている野菜用培養土。

オクラの種は比較的大きくて扱いやすい
これが点蒔き

わ〜、種まきから1週間ほどでこんなにカワイイ芽が。

ここから芽は競い合って成長をはじめます。芽が出てから約1週間後に元気な株3つを残し、2株をハサミでカット。

さらにその1週間後、1株をカット。

そして種まきから約1ヶ月経ったころ、残った2株のうちひとつを選んで他方をカット。間引き終了。

ここまで育つと、どっちを残すか結構悩みます。私は右側を残しました

オクラには肥料をたっぷり

間引きが終わったら、追肥スタート。一週間に一度、液肥を与えます。

こんな時は肥料不足の可能性が。

  • 花が咲かずにつぼみのまま落花
  • 花がオクラの木の先端近くで咲く
  • 葉の切れ込みが細く深くなってきた

肥料をたっぷり、切らさず与えれば、秋まで長く収穫できます。

ほっとくと巨大オクラに!

オクラは1日で数センチも成長します。収穫時期を逃すとみるみるうちに巨大化し、筋張ってそのままでは食べられなくなる。毎朝チェックして、マメに収穫しましょう。

万が一巨大化した場合でも、みじん切りにしてかき揚げにしたり、すりおろしたりと、ひと手間かければ食べられることも。「オクラ 巨大」で検索!

実より下の葉はすべてカット

実を収穫するとき忘れてならないのが、下葉かき。実より下にある葉をすべてカットします。栄養が実や花に集中する上、風通しもよくなって病気や害虫予防にも。

夏の朝の楽しみ。オクラの花

朝陽とともに咲くオクラの花。前日から、「明日はこのつぼみが咲くのかな?」とアタリをつけておき、毎朝ベランダで確認するのも楽しい。

オクラの花

オクラはゆでると緑が鮮やか!

2本収穫できた日、オクラのおひたしを作りました。

オクラはゆでても色が落ちません。ダシ汁でゆでただけの簡単おひたし。

ダシ汁ごと冷やしておき、オクラを刻んで浮かべれば、冷たい和風スープ。トマトで彩りよく。ちょっと粘りけがあるのがおいしい。

秋になってオクラが終わったあと、我が家ではおなじベランダ、同じプランターでニンニクを栽培します。ニンニクはスーパーで買ってきたものをそのまま植えればOK。

狭いベランダでも、工夫次第でいろんな野菜栽培にチャレンジ。

こうしてベランダガーデニングは続いていく!

関連記事