横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!第7回 ブーランジェ D316 casa、ベーカリーカフェ・コペ

第7回は、東急田園都市線・青葉台駅が最寄りのパン屋さん。ブーランジェD316 casaは2020年5月オープンで、まだ新しいお店。一方、ベーカリーカフェ・コペは創業1972年、50年超の老舗。どっちもい〜い雰囲気で、青葉台に来たら両方寄らずにはいられない。ワクワクするパンと出会えるパン屋さん、2軒ご紹介!

横浜市青葉区のパン屋さん

駅でいえば、東急田園都市線の青葉台、市が尾、あざみ野、たまプラーザ。さらに横浜市営地下鉄のセンター南、センター北あたり。このエリアには数十軒の独立系パン屋さんがあります。

そのどれもが個性豊か。定番パンからその店ならではのユニークなパン、さらに新作パンまで、常に味を追求しているハイレベルなお店が多いのです。

私たちを幸せにしてくれる、パン屋さんとパンに感謝の気持ちを込めて。

これまでご紹介したパン屋さんの記事はコチラ:横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!

定番からアイディアパンまで!ショーウィンドーの前で迷う楽しさ。ブーランジェ D316 casa

ブランジェリーD361 casa
お店は坂の途中。ダッシュ!
  • お店の住所 : 横浜市青葉区青葉台1-19-1
  • 営業時間 : 9:00 – 18:30 定休日は月曜。最新情報はお店のウェブサイトでチェック
  • 東急田園都市線・青葉台駅からバス乗り場ロータリーを超えて郵便局横の坂を登り、徒歩4分。青葉台公園の上。
  • 駐車場1台
  • イートイン席、テラス席なし。

坂の途中にある、住宅を改装して作ったお店。周囲は静かな住宅街なので、気をつけないとそのまま通り過ぎてしまいそう。

中はどうなってるのかな?

ちょっと狭い扉を思い切って開けると、パンのショーウィンドーがバ〜ン!と目に入ってきます。お店は奥に向かって細長く、ショーウィンドーの向こうに、半地下のキッチンが。職人さんの働く姿が大きな窓からのぞけます。

パンは、天然酵母と発酵バターを使ったバゲットやクロワッサンなど定番から、ユニークなアイディアパンまで約60種類とたくさん!

ハード系もソフト系も、甘系も大人系も、お行儀よくショーウィンドーの中に並んで、こちらを見てる。どれにするか、ショーウィンドーの前を行ったり来たりしてしまう、迷う楽しさがあるパン屋さんです。

ブーランジェD316 casaのパン

今日テイクアウトしたパンたち。左上:「発酵バターのミニバゲット」、下:「てりたまチキン」、右上:「きなこロール」

「発酵バターのミニバゲット」まず、この大きさというか、小ささがいい。一回食べきりの小さなバゲットは、皮がバリッと固くて、中はしっとりやわらか。お店では、ミニバゲットのミルクフランスも売ってます。

バリバリの固い皮を噛みしめると、味しみる

「てりたまチキン」このビジュアルがとっても楽しい。ふわふわのパンオレ生地に照り焼きチキン、目玉焼きとくれば、間違いなしのおいしさ。こうやってふたつに切ると、食べやすいし、さらに楽しさ倍増。

目玉焼きが笑ってるみたい

「きなこロール」黒豆がちょこんとのぞく見た目もかわいい。濃厚なきなこクリームの中には、シャリシャリした食感の「何か」が入ってる。正解はコーンフレークとのこと。

ありそうで、他のお店では見たことなかった。きなこロール

パンのお家に招かれたよう。居心地のいいカフェで、ゆっくり過ごしたい。ベーカリーカフェ・コペ

いつでも温かく迎えてくれるパンのお家
  • お店の住所 : 横浜市青葉区青葉台1-29-3
  • 営業時間 : ベーカリー 7:30 – 18:30、カフェ 10:00 – 17:00 。定休日は水曜と第2・第4火曜日。最新情報はお店のウェブサイトでチェック
  • 東急田園都市線・青葉台駅からバス乗り場ロータリーを超えて直進。徒歩10分、桜台交差点前。
  • 駐車場2台
  • イートイン席なし(2023年11月で閉鎖)。

青葉台駅からまっすぐ、桜台方面へ向かう道は人通りが絶えない青葉台商店街。10分ほど行くと、シックな一軒家のパン屋さんが。ベーカリーカフェ、コペ(COPPET)に到着。

窓からこぼれるオレンジ色の照明、やさしく開く扉は、いつでもパン好きを温かく迎えてくれる。パンの妖精は、こんなパン屋さんに住んでいるんじゃないかな〜と思ってしまう、素敵なお店です。

<カフェスペースは2023年11月で閉鎖> コペは、お店の奥が15席のカフェスペース。カフェでパンを食べる時、サンドイッチなんかは半分に切ってくれて、お皿に載せて席まで持って来てくれます。その心遣いが、嬉しい。

友達の家のような、くつろげる雰囲気。みどり色の鳥の置物は、お店のキャラクターみたい

この日は、「アプフエルブロート チキン野菜サンド」と「黒酢はちみつ紅茶」をアイスでイートイン。ドリンクも種類が豊富で、漢方的なドリンクもあります。

アプフエルブロートはりんご入りパン。チキンの塩気と合ってる
食べ終わったお皿にコペニョン(鳥のキャラ)が出現。かわいい

ベーカリー・カフェ コペ(COPPET)のパン

テイクアウトしたのは、「パンプキンあんぱん(左)」と、「シナモンアップル(右)」。

甘すぎない上品な味のこしあんが、おいしい〜。パンプキン生地のオレンジ色にほっこり。つい選んでしまうパンプキンあんぱん。

かぼちゃあんではなく、こしあんです

酸味のあるりんごに、カスタードクリームとシナモンの香り。サクサクのアップルパイは期待通りのおいしさ。

りんごのフィリングは、酸味と甘みのバランスがちょうど良い

青葉台商店街の散策は楽しい!

コペに向かう道は、青葉台駅から桜台に至る「青葉台商店街」。魚屋さん・八百屋さんからレストランまでこだわりのお店が並ぶ老舗の商店街です。1969年発足ということは、私と同世代の50代ですね。

東京の大規模なアーケード商店街とは違う、並木道沿いに点々と小さなお店が続く地元に根ざした商店街。

ゆっくり歩いて、いろいろ発見して、おいしいものが買える。散策が楽しい道なんです。

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