横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい! 第2回 ヒュッグリー、ブーランジェリーパティスリーアダチ横浜店

横浜市都筑区のパン屋さんAdachiのパン3種

第2回目は、青葉区市ケ尾町の「HYGGELIG ヒュッグリー」と、都筑区の「ブーランジェリーパティスリー アダチ横浜店」をご紹介します。

ブーランジェリー アダチ横浜店は閉店しました。

両店とも駅から徒歩数分で行ける!(この地域ではめずらしいかも)駐車場はありません。売り切れ次第終了なので、来店は午前中がおすすめ。

駅でいえば、東急田園都市線のたまプラーザ、あざみ野、市が尾、青葉台。さらに横浜市営地下鉄のセンター南、センター北あたり。このエリアには20件以上もの独立系パン屋さんがあります。

そのどれもが個性豊か。定番パンからその店ならではのユニークなパン、さらに新作パンまで、常に味を追求しているハイレベルなお店が多いのです。

私たちを幸せにしてくれる、パン屋さんとパンに感謝の気持ちを込めて。

これまでご紹介したパン屋さんの記事はコチラ:横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!

定番パンが間違いなくおいしい!家族で楽しめるパン屋さん「HYGGELIG ヒュッグリー」

  • お店の住所:横浜市青葉区市ケ尾町1155-2 (市ケ尾駅西口の坂を下り、信号手前)
  • 営業時間:8:30〜 売り切れ次第終了。最近は日・月・祝お休みが多いようですが、インスタグラムに毎月アップされるカレンダーを要確認。

2017年オープン。お店の奥でひとりパンを焼くご主人と、パートの方と一緒に販売を担当する明るい奥さま。小さいお子さんをもつご夫婦のお店です。

パンはバゲットからハード系、食パン、いろんな種類のベーグルやフォカッチャ、サンドイッチ、デニッシュなどたくさん。午前中に来店すれば、色々な種類から選べます。

特に菓子パンや惣菜パンなどの定番パンが充実。あんぱんはつぶあん、こしあん、ごまあん、焼きいもあんなど常に数種類を常備。ソーセージ入りのパンや動物などキャラクターのパンもあり、子供からお年寄りまでどんな世代の人にも食べやすくておいしいパンがそろっています。

左から時計まわりに深谷ネギのフォカッチャ、ナッツとバナナのデニッシュ、焼きいもあんぱん

フォカッチャも常に数種類あり。こちらは旬の深谷ネギにスモークチキンを白みそで味付け。例えれば、おにぎりのようなほっとする味です。

フォカッチャは温め直して食べるとおいしい

キャラメルナッツとバナナの組み合わせは、ありそうで、あまり見たことない。コクのある組み合わせがサクサクのデニッシュ生地と合う!

何層にも重なるデニッシ生地は、サクサク

焼きいもあんぱんは、まさに焼きいもがそのまま入ってる感じ。おいもの甘さがシンプルにおいしい〜

ヒュッグリーで試してほしいのは、季節ごとに具が変わるキッシュ。こちらは深谷ネギとベーコン入り。

パンのように手掴みでぱくぱく食べてしまったり、冷凍して夕飯の一品にしたり。濃厚すぎず、具材の味が生かされて、おいしい!

フランス流、大人の味!おしゃれなパン屋さん「Boulangerie Patisserie Adachi ブーランジェリーパティスリー アダチ横浜店」

ブーランジェリー アダチ横浜店は閉店しました。

  • お店の住所:横浜市都筑区茅ケ崎中央22-15(センター南駅徒歩5分)
  • 営業時間:9:00〜18:00 月・火定休 フェイスブックにカレンダーがアップされています。
  • オーナーご夫妻出身の静岡県にもお店(長泉店・駿東郡長泉町)が。

2015年にオープンした、まるでパリのパン屋さんようなお店。外観だけでなく、味やスタイルもフランス流。フランスではパンだけでなくお惣菜や、ケーキなどデザートも同じお店で売っているスタイルが珍しくないとのこと。

こちらのお店でサンドイッチとケーキを買って、ワインとサラダを調達すればおしゃれなブランチが楽しめちゃいます。

違いのわかる大人のお店。なかなかないですよね。

横浜市都筑区のパン屋さんAdachiのパン3種
左から時計まわりにショーソンオポム(アップルパイ)、パンオノア(クルミパン)、鴨の生ハムと青リンゴのサンド)

お店を入ってすぐのショーケースにぎっしり並べられたサンドイッチ。チーズやハム、ソーセージ、パテなど本格的な具材と、それぞれ相性を考えられたパンの組み合わせは素晴らしい。このお店でサンドイッチを選ばないのはもったいない!と思うぐらいおすすめです。

人気の鴨の生ハムと青リンゴのサンド。ナッツ入りのパンがちょっと固そうに見えるけど、どうしてどうして。表面は香ばしく中はしっとりやわらかいパン。そこにちょっと塩気のある生ハムと青リンゴの甘さが加わって、噛めば噛むほど味がでる。

ふたつに切るとさらに食べやすい。ふたりで半分づつ、分けてもいいかも。

表面の葉っぱのような焼き模様が目を引くショーソンオポム(アップルパイ)。中は空気を含んだパイ生地がふっくらと。煮りんごの量が多過ぎず、パイとのバランスがとてもいい。

ショーソンはフランス語でスリッパのこと。確かにカタチが似てますね。読みにくい名前もフランス流で妥協なし。

くるみがたっぷりの大きな丸パン、パンオノア。こちらは4分の1カット。チーズやハムにも合うし、はちみつをかけてもおいしい。

全然固くない。ふっくらやわらか。くるみの自然な甘さを感じます

ブーランジェリー(パン屋)パティスリー(ケーキ屋)という店名にもある通り、こちらのお店ではケーキやお菓子も作ってます。

やはり大人の味。甘過ぎないのです。濃厚な口あたりでも、食後はあっさり。サンドイッチのあとのデザートに食べたい。

今回もふたつのお店を紹介しましたが、まだまだ横浜市青葉区には私たちを幸せにしてくれるおいしいパン屋さんがたくさんあります。

次回もお楽しみに。

関連記事:春のパン祭り!横浜市青葉区のパン屋さん6店舗をウォーキング

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