野菜を「見せる収納」で新鮮なうちに味わおう!きれいな色やカタチも楽しんで
トマト、きゅうり、なす、オクラ、ピーマン、、ベランダガーデニングで育てていると、夏野菜は寒さが苦手なんだなと実感します。だから冷蔵庫に入れるとかえって味が落ちてしまう。その上冷蔵庫はブラックボックス。何が入っているのか忘れがちで、ついつい食べごろを逃してしまう。
新鮮な夏野菜はキッチンの見えるところにディスプレイ
いつも目に触れるので食べ忘れることがなく、新鮮なうちに味わえる。いろんなサイズのザルを使えば、通気性もよく見た目もかわいい。そのまま洗って水切りもできる。
今日のおかずに必要な材料を野菜といっしょにザルにのせておけば、調理の効率もアップ。
食べるまでのわずかな間だけど、夏野菜の色やカタチも楽しめて、キッチンが明るくなるよ!
冷蔵庫にいれないと、傷んでしまう?
そんなことはありません。
状態にもよりますが、トマトは1週間ぐらい常温で保存可能。きゅうりやピーマン、なす、オクラは3日ほどで少しシワシワになってくるけど、味は濃くなる。ゴーヤは気温が高くなると黄色く追熟してしまうけど、2日ぐらいは大丈夫。
せっかく買った夏野菜をおいしいうちに味わうなら、このぐらいまでに食べ切るのがベスト。冷蔵庫ならもう少し長持ちするかもしれないけど、低温障害で味は落ちます。
見せる収納可能な夏野菜 | トマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラ、ズッキーニ、ゴーヤ、かぼちゃ、たまねぎ、にんにく、しょうが、など |
買ってきたらすぐ調理 | 枝豆、とうもろこし (収穫と同時に甘味がどんどん落ちるので、即調理) |
新聞紙に包み風通しのよいところで | じゃがいも、さつまいも、ねぎ(紙袋に入れてぶら下げておく) |
冷蔵庫保存 | 小松菜、レタス、キャベツなどの葉物野菜、大根、にんじんなど |
いろんなサイズのザルやかごに野菜をディスプレイ
ザルは通気性がよく、野菜の収納にはうってつけ。いろんなカタチやサイズがあると、盛り付ける楽しさもあります。例えば、丸いトマトをあえて四角いザルに盛ってみたり、高さのあるザルだったらきゅうりを立てて盛ったり。
ザルごと野菜を洗って、水気を切ったりもできて、とっても便利。
濡れたザルを干したり、もう数日野菜を保たせたい時の「ちょい干し野菜」には、コンロ奥ラックを一緒に使うとさらに便利。
料理の材料を野菜と一緒にザルへ
例えば野菜炒め。あれもこれも炒めちゃおう、と思っていたのに冷蔵庫に入れたままだとうっかり忘れてしまうことありますよね。
野菜と材料をいっしょにザルに盛っておけば、忘れません。
夜お風呂にはいる前、使う野菜と材料をチャチャっと選んで別のザルに盛っておく。お肉なんかも冷蔵庫から出して一緒に置いておけば、お風呂から上がる頃には常温に戻って中まで火が通りやすくなります。その後、一気に調理。
野菜も植物。食べる間のわずかな時間を一緒に過ごそう
切り花や観葉植物を室内に飾るように。野菜だって、飾って、見て、その色やカタチ、変化を楽しむことができます。なにより常に目にしていれば、「おいしいうちに早く食べなくちゃ」となりますよね。家庭のフードロスにも一役買います。
「見せる収納」で、夏野菜をおいしく、楽しく!