塩サバとホッケ。ひとつ足すだけで、魚の干物がフランス料理に変身!

図書館で借りたフランス家庭料理の本に、「ポテトカナッペ」という料理が載ってました。レンチンもしくは茹でたじゃがいもを輪切りにして、酢漬けニシンやスモークサーモンをのせたもの。

これ、塩サバでできるんじゃ?と思って早速トライしたところ、じゃがいもに塩サバの油と塩気がマッチしてとってもおいしい!

それならホッケもフランス料理にならないかな?と考えて、バターでソテーしてみたら、やっぱりおいしい。

子供の頃、夕飯のおかずが干物だとガッカリ。それが、ひとつ足すだけでフランス料理になっちゃうなんて。

干物は生魚より賞味期限が長いし、味もついてるし、焼くだけで調理も簡単。冷凍しても味落ちしにくい、超便利食材。いろいろ活用したいな〜

じゃがいもの上にのせるだけ。塩サバのポテトカナッペ

  • 塩サバをいつもの通り、こんがり焼く
  • 洗って皮をむいたじゃがいも1個をラップでふんわり包み、電子レンジ・600W 3〜5分。つまようじがスッと通るやわらかさが目安
  • アツアツのじゃがいもを縦に切る。厚さは1センチぐらい。
  • じゃがいもの上に塩サバをのせる
  • できあがり!

じゃがいもと塩サバを一緒に食べるとホクホク、ほどよい塩気がベストマッチ。いろどりに、トマトやレモンなど添えれば、見た目も大満足。お好みでオリーブ油をちょっとかけてもおいしい。

バターで焼くだけ。ホッケのバターソテー

  • ホッケの身が大きければ、2〜3枚に切る
  • フライパンを中火で温め、サラダ油を薄く引く
  • 皮目を下にしてホッケ投入
  • ふたをして、中火のままソテー。皮がキツネ色になったら裏返す
  • 裏返したところで、バター大さじ1〜1.5を投入
  • 両面こんがり焼けたら、できあがり!

あればレモンを添えて。爽やかな酸味がバターと合います。白ワインとも相性いいし、ホッケとは思えないテンションが上がるひと皿に。

付け合わせは、スナップえんどう、インゲン、茹でたニンジンなどバターと相性が良くて火が通りやすい野菜がおすすめ。ホッケの横で、いっしょに焼いちゃえば時短。

干物のおいしさ、再発見

干物のポテンシャルが広がるフランス料理レシピ。干物=地味な和食という偏見が崩れ去り、新しい世界が広がりました。それも、たったひとつ足すだけで。

干物って使えるな、おいしいな。

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