あしかがフラワーパークで大藤と出会う。花と人間が共に作り上げる、花の強さと美しさ

あしかがフラワーパーク(栃木県・足利市)に行ってきました!

樹齢約160年と言われる4本の大藤をはじめ、350本もの藤が咲き競う様子は圧巻。想像以上でした。

幾重にも連なる藤の花が目の前で揺れて、涼やかな花の香りが満ち、この世のものとは思えない風景に言葉を失う。。

しかし、藤だけじゃあありません。季節の花々や、工夫された花壇も素晴らしい。地元のお祭りに招かれたような賑わいも楽しい。

口コミに「一生に一度は訪れてほしい」と書いてあったけど、一度どころか毎年出かけたい。

花と人間が共に築き上げた楽園、あしかがフラワーパーク。

スゴかったです!

坂や丘のある町 walk along

記事執筆 & 写真撮影 青山田あかり

神奈川県 横浜市在住。写真ブログ「坂や丘のある町 walk along」に、気楽な記事を毎週投稿しています。

あしかがフラワーパークのプロフィール

あしかがフラワーパーク
開園年1997年
面積約100,000平方メートル
三脚使用使用できる。移動の際は足をたたみ、混雑時は配慮する。
アクセスJR両毛線・あしかがフラワーパーク駅
東北自動車道、北関東自動車道
駐車場無料臨時駐車場 6000台
指定管理者株式会社 足利フラワーリゾート

到着と同時に、祭りの賑わい

2026年ゴールデンウィーク期間中の平日午後、あしかがフラワーパークに到着。

付近の交差点から駐車場まで、スタッフの方々の誘導に従ってスムーズに駐車。なにしろ、6000台が停められる無料駐車場ですからね。満車で停められないリスクはほとんどナシ。

田んぼや畑が続く田園風景の中に突如として現れる賑わいは、まるで地元のお祭りにやって来たよう。

駐車場から入り口ゲートへのアプローチに屋台が軒を連ねて

駐車場は、ただただ広く、場所を特定する番号なども掲示していないので、ワタクシ、帰り際自分の車を停めた場所が分からなくなってしまいました。。

スタッフの方と一緒に探してコトなきを得ましたが、周囲の風景をスマホ撮影しておくと、万一の時役に立ちそう。

花房1.8メートルの大長藤

西ゲートから入場すると、すぐ目に入るのが大長藤。垂れ下がる花の長さが1.8メートルにも達すると言います。

藤棚の広さは、約600畳。たった一本の古木から枝が伸び、何万本もの花房が揺れ、爽やかな花の香りが満ちあふれる光景には、「スゴイ」「すご〜い」「ホントにすごいな」と、みんな同じ言葉をつぶやくしかない。

目の前で揺れる藤の花

2本の大藤が繋がって、約1200畳の藤棚に

園内の中央付近には、2本の大藤が。連結して約1200畳の藤棚を形作っています。

1996年、この巨大な古樹たちは約20キロ離れた地から移植されたとのこと。棚ごとクレーンで吊り上げて、トレーラーで運び、前後の準備を含めて延べ2000人の方々が移植プロジェクトに携わったとか。

大藤の強い生命力と人間の努力によって承継された花の美しさ。

花と人間の壮大な共同作業ですね。

藤の迫力は、写真では表現できない。実物はホントにすごい

藤の周囲をぐるっと歩ける遊歩道。

何周も歩いてしまう

夕方からは、ライトアップ

夕方4時半からライトアップが始まりました。

照明に照らされて、花が輝く

藤棚が直角に交わるポイントでは、三脚を立てて写真撮影している方々も。

フォトスポットですね

玉のような八重咲き・八重藤

珍しい八重咲きの藤、八重黒龍の藤棚も大きい。

モコモコした八重咲きの花が房になって咲く様子は、大藤とは違うかわいらしさ。藤棚の下は甘〜い香り。

オブジェのようにも、ブドウのようにも見える八重藤

多種多様な藤の花

あしかがフラワーパークの目玉は、大藤・大長藤・八重藤の広大な藤棚だけど、それ以外にも様々な藤の花が園内を彩っていました。

なにせ、350本の藤の木が栽培されているんですもんね。

うす紅橋。うす紅の藤の花が橋をおおって、映画のワンシーンのよう

白藤が赤いツツジを背景に映えてます

きばな藤と、紫藤のコントラスト

ベンチがあちこちに。いつでも休憩できちゃう

藤の花が見頃の時期、園内は混んでます。入り口ゲートから入場した時は、結構な人混みにひるんでしまった。

でも、落ち着いて散策してみると、いろんな場所にベンチがあって、疲れたらいつでも座って休憩できます。

レストランやカフェもピーク時は混んでいることが多いけど、テイクアウトもできるからベンチで食べてもいいしね。

シェード付きのベンチは、突然の雨にも役に立ちそう

車椅子ユーザーや杖をついている人もたくさん見かけました。先を急がずのんびり歩けば、自分のペースでゆったり楽しめる。

藤だけじゃない!季節の花々が咲き競う

あしかがフラワーパークは、藤だけじゃあありません。

園内は季節の花々が工夫して植栽されていて、本当にきれい。

今が盛りのツツジと、水の流れに設置されたペチュニアの鉢

大きな池の周りには、ピラミッド型の巨大花壇。

どうやって手入れしているのかなあ

バラも咲き始めてました。

ベンチのすぐ脇に大きなバラの鉢が。バラを眺めながら休憩中

バラのアーチ。満開になったら、どんな景色になるんだろう。想像してみるのも楽しい。

どこからか、お姫様がやってきそう

黄色や白、青などテーマカラーで植栽された花壇。

花壇のデザイン、素晴らしい

花と人間が共に築き上げた楽園

園内を巡っていると「どうやって管理したら、こんなにきれいに咲くのかなあ」と、つい思ってしまう。自分も植物育ててますからね。それぐらい、花のひとつひとつが短い命を謳歌して、せいいっぱい咲いていた。

園内の「おもてなし」の姿勢も印象的でした。

ワタクシ、一泊して翌早朝に再度入園したんですが、前夜降った雨のしずくが残る園内で、ベンチはすでに拭きあげられて、すぐに座れる状態でした。もちろんゴミはひとつも落ちてない。

それもこれも、黒子のように黙々と花の手入れをしたり、施設を整備したり、親切に案内してくれるスタッフの方達がいるからなんでしょうね。

人間の努力に応えて、花も強く、美しく咲く。

あしかがフラワーパークは、それ自体がひとつの大きな作品のようでした。

花と人間が築き上げた楽園。本当に素晴らしかったです。

来年も行きたい!

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