どくだみ茶を手づくり!洗って干すだけ。ほんのり甘くてさっぱり、おいしい!

道端、庭、駐車場のすみ。。5月から6月にかけて、いろんなところにどくだみの花が咲いてますよね!

どくだみは日本のハーブ

どくだみは、別名「十薬(じゅうやく)」とも呼ばれる日本のハーブ、薬草です。毒を抑えることを意味する「毒を矯(た)める」が転訛して、どくだみと呼ばれるように。毒はありません!ドクダミの薬効|Wikipedia

どくだみは独特の匂いが嫌われたり、名前のせいで毒草と誤解されたり。繁殖力旺盛なので雑草扱いされることも多いけど、実はさまざまな活用法が。お茶にして飲めば胃腸や便秘によく効き、生の葉やくきを袋に入れてお風呂に入れればあせもに効果あり。足湯は疲れが取れるといいます。

そんなどくだみは、花が咲いている今が収穫のベストタイミング。どくだみ茶をつくるのはとっても簡単。株を抜いて、洗って干すだけ!乾燥すると匂いはなくなり、味はほんのり甘く、さっぱりとクセがない。暑い夏の手前に収穫できるタイミングのよさは神様が計ったよう。冷やして夏中ごくごく飲めますよ!

どくだみは根っこから抜いてザブザブ洗う

どくだみは半日陰の場所が好き。なるべく空気がきれいで、犬の散歩コースから離れた場所に咲いている株を収穫します。根っこから抜けるものは根っこから。くきから摘んでもOK。

収穫したどくだみをバケツに入れてザブザブ洗います。根っこについた土はていねいに落として。口に入ることを考えて、水がきれいになるまで何度かゆすいで。

洗ったら5日〜8日ほど干す。室内干しがおすすめ

洗ったら干します。私は新聞紙を敷いた上に、どくだみを重ならないようにのせて、そのまま乾かしちゃう。外に干すと風に飛ばされたりホコリも気になるので、おすすめは室内干し。

夏中飲む分を一度に仕込みました

どくだみの根っこは白いんです

5日ほどでカサカサに乾燥します。ひと掴みにして触ってみて、まだ少し湿気を感じるな、と思ったらさらに2〜3日乾かして完全に水分を抜きます。カビが生えないように。

カサカサ、カラカラに乾きました

根っこも干からびました

キッチンバサミでカットすれば完成

あとは、キッチンバサミで3〜4センチぐらいに切れば完成!びんや缶、ジップロックなどに入れて保存します。100均で売っている「シリカゲル」を一緒に入れておくと、保存中の湿気を低減して、カビ菌の繁殖が抑えられる。

カットするのが面倒なら、切らずに茎ごと煮出してももちろん味は変わりません。さっそくどくだみ茶を飲んでみましょう。

飲み方はこちらの記事で→「手づくりのどくだみ茶、ホットでアイスで3つの飲み方!」

どくだみ酒もカンタンに作れます→ どくだみ酒を仕込みました!どくだみをたくさん収穫して、お酒とお茶、両方作ろう

関連記事