スマホを玄関に置いたら、スクリーンタイムが半分に。いつの間にか消えていく時間を取り戻したい

突然ですが、スマホってどこに置いてますか?

ワタクシは、食事するテーブルの端っこに置いてました。

  • すぐ下にコンセントがあるから充電もカンタン
  • テレビを見ながら、すぐにスマホで検索できる
  • そのままインスタやYoutubeをちょこっと見たり

食事中だけじゃなく、テレワーク中の休憩や、外出から戻ってちょっとひと息、なんて時にもテーブルの上に置いたスマホを気軽に手にとって、動画を眺めてました。

いつの頃からかなあ。

インスタで動画を見るのが習慣になり、気がつくと動画の連続から離れ難くなっていた。この頃のスクリーンタイムは、1日平均約2時間弱。

1日2時間ってことは、1週間では14時間。1年では730時間にもなるんですね〜。730時間って、30日ですよ!

年間30日も動画に費やしていたなんて、まったく自覚していなかった。

坂や丘のある町 walk along

記事執筆 & 写真撮影 青山田あかり

神奈川県 横浜市在住。写真ブログ「坂や丘のある町 walk along」に、気楽な記事を毎週投稿しています。

環境を変えてみる

そこで、スマホの置き場所を変えてみたんです。

変更場所は玄関。

帰宅したら、鍵とスマホは玄関に置きます。

スマホを使う時は玄関まで行って、玄関で立ったまま使う、というマイルールです。

玄関にはコンセントがないので、充電する時だけ部屋の隅っこのコンセントに繋ぎ、充電終了とともに、玄関に戻す。

まあまあ面倒なルーティーンだけど、やってみました。

スクリーンタイムが半分に

すると、スクリーンタイムが半分になって、日によっては1時間を切ることも。

もちろん、スマホって自宅だけで使っているわけではなく、外出先でも必要に応じて使ってます。

  • 電車を待ちながらメールをチェックしたり
  • 家族や友人とLINEでやりとりしたり
  • マップで待ち合わせ場所を探したり

その辺りは特に変更せず、自宅の置き場所を変えただけ。

それだけで、効果ありました!

スクリーンタイムが減った分の時間

スクリーンタイムが減った分の時間で勉強を始めたとか、より有意義なことを始めたとか、そんなことは全くないです。

強いて言えば、ちょっとゆっくり、ちょっと集中できるようになったかなあ。

今まではテレビで何か気になると、すぐスマホを手にとって調べてたけど(芸能人の経歴とか、製品の口コミとか)、その習慣はなくなり、調べ物がある時は自宅の机に向かって、PCで調べるように。

あとは、ついつい惰性で動画を見てしまうクセが解消しました。

その結果、ゆっくりする時はゆっくりして、集中する時は集中する、というメリハリがちょっとついたぐらい。

でも、なんだろう。

次から次にスクリーン上に登場する動画は、自分の意思で見ているというよりは「見させられている」感じ。

そうなるようにテクノロジーが設計されていて、その目的は誰かの「お金儲け」。

そんなことに、自覚なく自分の時間を費やしてしまうのが、「もったいないよ」と、思ったわけです。

ヒントをもらった本

僕らはそれに抵抗できない 依存症ビジネスのつくられかた」アダム・オルター著(2019年・ダイアモンド社)は、図書館で借りて読み、その後自分で購入しました。

スマホ、SNS、アプリ、動画、ゲーム、メールなどテクノロジーによって便利になり、楽しみが増える一方で、それらを節度ある範囲で使用するのは難しい、と冒頭でこの本は指摘します。

知らず知らずのうちに、「依存症」のごとく、自分から切り上げることができなくなっていく、と。

それは、「ユーザーが意志薄弱かどうかという点ではない。『スクリーンの向こう側に、あなたの自制心をくじくことを生業としている人間が大勢いること』」

プロローグ P iv (僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた)

テクノロジーを生み出したIT業界の巨人たちが、自分の子供にはデジタルデバイスを使わせなかった、というのも驚き。

依存症は主に環境と状況によって引き起こされるものだ。スティーブ・ジョブズはそれをよく心得ていた。自分の子供にiPadを触らせなかったのは、(中略)iPadの魅力に幼い子供は流されやすいと知っていたからだ。

ジョブズをはじめとするテクノロジー企業家たちは、自分が売っているツール 〜ユーザーが夢中になる、すなわち抵抗できずに流されていくことを意図的に狙ってデザインされたプロダクト〜 が人を見境なく誘惑することを認識している。

依存症患者と一般人を分ける明確な境界線は存在しない。たった一個の製品、たった一回の経験をきっかけに、誰もが依存症に転落する。

プロローグ P v (僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた)

ぼーっとしてたらダメなのね

自分の幼少期 (50年以上前) と比較すると、格段と便利になって効率化された世の中。

一方で、どんどんいろいろなことが各自の判断にのしかかってきて、ぼーっとしてはいられない。

テクノロジーって、それ自体が人間を幸せにするわけじゃないんですね。使い方次第で結果は変わる。

忘れちゃいけないのは、テクノロジーの開発の目的には、少なからず「お金儲け」があるということ。それが、人間の進化を支えた原動力のひとつなんだろうけど。

やっかいで面倒で、訳の分からない世の中。

でも、向き合っていくしかないですよね。

小さな工夫をこらしながら。

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