なぜ、働き始めたら本がたくさん読めるようになったのか?

鉄橋を走る電車

34年間勤めた会社を早期退職。1年間の就活期間を経て、今年 (2026年) の4月から週に3日、新しい職場に通い始めました。

すると、どうでしょう。

読書時間がぐぐ〜んと増えて、ひんぱんに新しい本を補充しないと読む本がなくなってしまうという事態に。

図書館でも借りますし、久しぶりで本屋さんでも本を買うようになりました。

「働いていると本が読めなくなる」のがフツーなのに、なぜ働き始めたら本がたくさん読めるようになったのか?

坂や丘のある町 walk along

記事執筆 & 写真撮影 青山田あかり

神奈川県 横浜市在住。写真ブログ「坂や丘のある町 walk along」に、気楽な記事を毎週投稿しています。

通勤時間が読書タイム

答えはですね、ハイ。

お察しの通り、職場へ向かう通勤電車の中で本を読んでいるから。

通勤時間は乗り換え (1回) も含めて片道1時間半弱。急行を使えば10分ほど早く到着するけど、敢えて空いている各駅停車をチョイス。60%ぐらいの確率で座れます。

持って行く本は、厚めの本と薄い文庫本の2冊。もし座れたら、厚めの本を集中して読むし、座れなかったら、立ったまま薄い文庫本を開きます。

そうすると週に3日の出勤日は、往復3時間弱の通勤時間がそのまま読書タイムに。

ワタクシ、前の会社は郊外の立地で、車で通勤することが多かった。なんと電車通勤は約20年ぶりです。

働き方を変えると、働いていても本が読める?

2024年の年間ベストセラーになった「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(三宅香帆著・ 集英社新書)。

全身全霊で長時間労働を求められる日本人の働き方は、インターネット時代を迎え、自己実現や個人の成功に無関係な情報をノイズとして排除するようになった。読書もそのひとつだと。

「全身全霊」をやめて、「半身」の働き方・週4日勤務などフレキシブルな働き方にシフトして、仕事以外にも充実した時間を過ごすことができる社会にしませんか、と提案する本だったと記憶しています。

ワタクシも興味深く読みましたが、その時はまだフルタイム&残業してましたので、読後の感想としては、「そんなこと言ったってね」って感じでした。

その後、会社を辞めて週3日勤務となり、初めて他人の評価から少し自由になり、ちょっとは時間的な余裕もできた。

自己啓発本や仕事関係の本は、もう読んでも読まなくてもいい。

いろんなジャンルの本を純粋に、たくさん楽しめるようになったのは、そんな自分の変化も関係しているのかなあ。

本屋さんで本を買う

最後に本屋さんで本を買ったのはいつだろう?というぐらい、縁遠くなっていた本屋さん。

昔は、友達と待ち合わせしたり、発売日に雑誌を買いに行ったり、給料日に本をまとめ買いしたり、生活の中に本屋さんの存在がありました。

しかし、オンラインで本が買えるようになって、検索すれば欲しい本がすぐ注文できて、翌日自宅まで届けてくれるなんて便利!となってから、ホントに本屋さんで本を買わなくなってしまった。

映画好きの友達が、「映画館で映画を見ないと、映画館がなくなっちゃう」と言っていたけど、本屋さんも同じですよね。

久しぶりに本を買いに本屋さんへ行って、目当ての本をただ買うだけじゃなく、いろんなジャンルの本棚をぐるぐる見てまわりました。

久しぶりの本屋さん散歩。忘れていた楽しさ。思いがけない本との出会い。

この物価高で本の値段も上がっているけど、毎月一冊でも、本屋さんで買いたいな。

ちなみに読み終わった本がある程度たまったら段ボール箱に詰めて、宅配で古本屋さんに送ってます。

通勤電車の読書仲間

通勤電車に話を戻すと、今のご時世、座っていても立っていても、ほとんどの方はスマホを見てます。

ただですね、ぐるっと車内を見渡すと、本を読んでいる人もいるんですよね。

先日は、新刊書を読んでいるサラリーマン風の方の、隣の席が空いたので、さっそく座ってワタクシも本を。ふとドア付近に目をやると、立ったまま皮のカバーをかけた本を読んでいる女性もいました。同じ車両に乗り合わせた、たまたまの読書仲間。

電車は動き出し、本の世界に引き込まれ、ページをめくるうち、あっという間に乗り換え駅に着いてしまう。

通勤読書、いいもんですよ。

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