ベランダでミニトマトをプランター栽培!180cmの支柱を立てて長期大量収穫。花や葉物と混植も楽しい
ミニトマトをベランダで育てて、今年で10年。
しかし振り返ってみると、一株から100個以上収穫できた年と、50〜60個しか収穫できなかった年が半々ぐらい。
ミニトマトは、なんとなく植えても実はなるので、夏の風物詩のようになってしまいがち。これまであまり努力してこなかった。
今年は一年発起して春の植え付けから秋口まで、長期大量収穫にチャレンジします!
ミニトマト生育の様子はコチラ |
1. べランダでミニトマトをプランター栽培!180cmの支柱を立てて長期大量収穫。花や葉物と混植も楽しい←今回の記事 |
2. ベランダ栽培のミニトマトが180cmの支柱を超えて成長!初めての実を収穫したよ |
3. 【ベランダ栽培】ミニトマト100個収穫!Uターン誘引で地面に向かって伸びてるよ |
4. ベランダで10月まで育てたミニトマト。全収穫120個!お疲れ様でした |
まずは苗の植え付け
ポイントはコチラ
苗 | すでに花がついている苗を選ぶ |
土 | 培養土に赤玉土(大)を混ぜて、水はけ良く。黄金虫よけの薬も忘れずに |
混植する植物 | バジル・イタリアンパセリ・シソ・小ネギなどの葉物やナスタチューム・マリーゴールドなどの花はコンパニオンプランツの効果も |
支柱 | 180cm高さの支柱を3本立てる |
ベランダガーデニングでも参考になる「農家が教えるミニトマト栽培 最後まで鈴なりの身をつけさせる方法」
水はけの良い土づくり
トマトはもともと冷涼で乾燥な気候を好む野菜。高温多湿の日本、それも夏に育てるのはそもそもハードルが高い。なるべく水はけを良くするため、あらかじめ肥料が配合されている培養土に赤玉土(大)を2〜3割混ぜ込みます。トマトは肥料少なめの方が良く育つので、肥料は足しません。
念のため黄金虫よけの薬も忘れずにパラッと入れて、よ〜く混ぜます。トマトは根がタテに張るので、私は15ℓの深型プランターを使っています。
支柱は180cm以上!
実は、これまで支柱にはあまりこだわってこなかった。
手近な支柱を一本しか立てず、成長したミニトマトが支柱を超えて、折れてしまったこともありました。
長期大量収穫を狙うなら、ミニトマトの木はまっすぐ高く育てて、上についた実もしっかり収穫したい。
支柱はすごく大事なんですね〜。
3本の支柱の先端を中心でまとめてヒモでしばり、固定。これで安定のピラミッド型に仕立てられました。
そうは言っても、180cmの支柱をわざわざ買うのは、、
竹の支柱100cm x 2本を麻ヒモで固定したら、180cmの支柱になりました。スチール製の支柱でもヒモで固定することは可能。手持ちの支柱に合ったもので工夫して!
花と葉物を混食すれば、収穫前も楽しめる
ミニトマトの手前に青じそとナスタチュームを混植しました。
ミニトマトは苗の植え付けから収穫まで、1ヶ月ぐらいはかかるもの。すぐ収穫できる葉物や明るい色の花を混植すれば、収穫前も楽しめます。
バジル、イタリアンパセリ、小ネギ、マリーゴールドもおすすめ。コンパニオンプランツとして、お互い助け合いながら元気に成長する植物の組み合わせです。
関連記事:ミニトマトのコンパニオンプランツにはシソが最強!最後の収穫で、葉・花・実もぜ〜んぶ醤油漬けにしたよ
脇芽をチェック!
植え付け直後から開始する作業は、脇芽掻き。
実が突き出ている主軸と葉の間から出てくるのが脇芽。ほっとけば実もつくので大量収穫に繋がりそうだけど、脇芽を伸ばし放題にしておくと栄養が分散して実が小さくなったり、枝が折れやすくなるなどあまりいいことありません。
脇芽はこまめにチェックして、伸びる前にカット!
1段目の実がふくらみ始めたら液肥を
ミニトマトの生育期間は3〜4ヶ月。ピークは2ヶ月目ぐらいです。追肥には即効性のある液肥がベスト。
1段目の実がふくらみ始めたら最初の液肥。3段目の実がふくらみ始めたらもう一回。その後は、2週間おきに途切れなく液肥を与えます。
日程を計算して、あらかじめ生育日誌に書いておけば忘れませんよ〜
収穫までもう少し
目標は、1株100個!長く、たくさん収穫できるように今年はこだわりますよ〜
夏の朝、色づいたミニトマトを収穫するのはホントにさわやか気分。
猛暑の夏もちょっと楽しみになりますよね。