収穫180個超達成!ベランダでミニトマトを育てるポイント3つ ①支柱 ②脇目を1本伸ばす ③打ち水
マンションのベランダでミニトマトをプランター栽培して10年以上、初めて収穫が180個を超えました!
毎年、だいたい80個〜100個の収穫量にとどまっていたミニトマト。今年、最大収穫量を記録した理由は何なのか?
- 180cm以上の支柱をシッカリ立てる。栽培途中でポッキリ折れないように。
- 脇芽を一本だけ伸ばして、主軸とともに実をつける「2本仕立て」で収量増大。
- 我が家のベランダは東側、早朝から強い陽射し。そこで水やりは涼しい夕方に。ベランダ全体に打ち水を。
ポイントは、この3つだったんじゃないかな〜、と思います。考えてみれば、どれもそれほど手間がかかることじゃない。はじめにやっておけばいいのと、自分のベランダに合わせて水やりのタイミングを調整するだけ。10年越しの試行錯誤でした。
今年、たくさん収穫して、たくさん食べたミニトマト。栽培のポイントをお伝えします!
ミニトマト栽培の流れ
ミニトマトの品種はミニキャロル。栽培地域は、神奈川県・横浜市です。
4月末 | プランターに培養土、リン酸(実つきが良くなる)魚粉(甘くなる)、 黄金虫除けの薬を入れて植え付け準備。 ポイント1・プランターに180cm以上の支柱を立てる。 |
5月上旬 | ミニトマトの苗をプランターに植え付け。 (シソも一緒に植える混植がおすすめ) |
5月中旬 | 一段目の最初の実がふくらんできたら液肥を。 その後、2週間ごとに最後まで、液肥を与える。 |
5月末 | ポイント2・主軸に加えて、根元の脇芽を一本伸ばす |
6月末 | 主軸を摘芯。成長を止めて、実の充実を図る。 ポイント3・暑くなるこの頃から、夕方ベランダに打ち水を。 |
7月上旬 | 100個収穫達成。 |
8月上旬 | 脇芽を摘芯。150個収穫達成。 黄色くなった下葉を摘葉(葉を切り取る)。 |
8月下旬 | 180個収穫達成。樹勢が弱ってくる。 |
9月上旬 | 終了。また来年。 |
ポイント1:180cm以上の支柱を4本、タワー仕立て
まずは植え付ける時にシッカリ支柱を立てることが大事。
ミニトマトの木は植え付けから1〜2ヶ月もすると180cm以上に成長します。台風でポッキリ折れたら、みるみる枯れてしまう。支柱は四隅に深く埋めて、頂点で結び合わせるタワー仕立てに。
ポイント2:脇芽を一本だけ伸ばして、主軸とともにダブル収穫
ミニトマトの栽培は、主軸を1本だけ伸ばして脇芽を全部摘み取り、栄養を集中させるのが基本。
しかし!
今年は根元に生えた、強そうな脇芽を一本残し、主軸とともに成長させる「2本仕立て」にチャレンジ。これで収穫量が約1.5倍増えました!
2週間に一度の液肥を継続して、栄養を補給。7月の最盛期、脇芽についた実は立派な房づきに。全収穫量180個のうち、60個ほどは脇芽からでした。
関連記事:【ベランダでミニトマト】脇芽を一本だけ伸ばす2本仕立て。主軸と脇芽でダブル収穫、目標150個!
ポイント3:東側のベランダでは、水やりは夕方。ついでに打ち水も
我が家のベランダは東側。夏は早朝でも陽射しがギラギラ。こんな時、水やりしたらお湯になって根が痛んでしまう。
そこで、水やりは涼しくなった夕方に。
ついでに大きなじょうろ一杯分、余計に水をくんでベランダの床全体に水を撒く「打ち水」を。本来は冷涼な気候を好み、暑さに弱いミニトマト。夕方、ベランダの温度を下げて、夜間に英気を養えるように。
ベランダがどの向きでも、夕方の打ち水は有効じゃないかな、と思います。
8月も終わり。樹勢が弱まり、実も小さくなってきた
ミニトマトはまだ花をつけているけど、実を結ぶことなく落花し始めています。猛暑が続いた今年の夏も、終わりが近づいてきたんですね。
主軸も脇芽も、まだ花や実をたくさんつけているけど、なかなか実が色づかなくなってきました。
オレンジ色が薄く色づいたところで、実が割れ始めた。これ以上の充実は難しい。
また来年。ミニトマト
猛暑のこの夏、目標の150個を大幅に上回る180個を達成したミニトマト。
すごい。頑張った!ありがとう。