茶筅(ちゃせん)でドレッシングを混ぜるとふんわり。少量食材の「払う、混ぜる、泡立てる」は茶筅が便利だよ
お抹茶を立てる時に使う茶せん。我が家ではキッチンで使っています(お抹茶は立ててません。。)
細かい竹の穂が、少量食材の扱いに便利。例えば、、
- おろしニンニク、おろしショウガ:おろし器の目地まできれ〜いに払える
- ドレッシング:混ぜるとふんわりきめ細かい泡が立つ
- 小ネギ:小口切りしたまな板から鍋へ、サッサッとインできる
お手入れは水で洗って干すだけ。カンタン。
3年ほど使った茶せんがチビてきたので、新しく買い替えました。Amazonで。今時ですね。
新しい茶せん
買ったばかりの茶せんは、こんな風に穂先がカールしています。
水洗いして穂先を伸ばす
使う前に水洗いして穂先をしごくと、カールが伸びて使いやすくなります。茶道では、お湯に入れてかき回す「茶せん通し」をするらしい。どっちでも、カールが伸びればOK。
新旧茶せん比較
右が、3年使った茶せん。穂先が折れてかなりチビてますね。
おろしニンニク
ニンニクやショウガをおろす時、我が家では小さなおろし器を使ってます。
おろしたあと、茶せんの細かい穂でササッと払えば、目地に詰まることなくぜ〜んぶおろしニンニクを活用できる。
ドレッシングづくり
おろしニンニクに、ワインビネガー、オリーブオイル、ミックスハーブとはちみつを加えて、茶せんでシャカシャカっと混ぜ合わせます。
泡立て器やマドラーを使うより、竹の細かい穂がしっかり絡んで、泡立ちもきめ細かい。
片口からそのままトマトにかければ、トマトのガーリックサラダの出来上がり。
片口は、お酒用だった
片口も、元々の用途は酒器でした。対になるお猪口がついていた。
しかし、深さといい、口がついてることといい、ドレッシングやタレを混ぜるのにうってつけ。今では本来の用途ではなく、小さなボール代わりに重宝しています。
茶せんは、小ネギをまな板から鍋に移す時も便利
薬味やお味噌汁の実で使う、ネギの小口切り。まな板から鍋へ移す時も、茶せんで払えば、穂が細かいネギをしっかり掴んで、ササっと鍋に入れられます。
お手入れはお湯で洗って干すだけ
油を含んだドレッシングを混ぜても、茶せんは洗剤で洗う必要なし。油分が多少残っても、竹が吸収してくれます。
あまりゴシゴシ洗うと穂が折れちゃうし。
蛇口のお湯でササっと洗って水を切り、後は乾くまで置いておくだけ。
茶せんは便利なキッチン道具
茶道具として使われる茶せん。キッチンでは、少量食材の「払う、混ぜる、泡立てる」に大活躍。
こんな風に使ったら邪道なのかなあ。でも、便利だからいいよね。