スーパーで買ったサツマイモから芽が出て、育って、ついに収穫!
サツマイモをベランダで袋栽培して10年以上。毎年6月上旬ごろ、苗を買って植え付けます。
しかし数年前、近所のJAがサツマイモ苗販売を終了してから、苗の入手に苦労するように。
「自分で苗を作れたらいいのに、、」と思っていたある日、チャンス到来。
キッチンで出番を待っていたサツマイモ(紅はるか)から偶然、芽が出た。小さな芽を育てて苗を作り、袋に植え付けたのは7月中旬。
植え付けから130日後の11月中旬、6本のサツマイモを収穫することができました!
芽出しから植え付けまでの様子はコチラの記事で→スーパーで買ったサツマイモで苗づくり!7月からベランダで袋栽培開始。冬までに収穫できるかな?
サイズは小さかったけど、収穫は嬉しい!
買ってきた苗から育てたおイモより、サイズは小さかったです。芽が出た種イモが小さいサイズだった上、苗も十分育つまで待てずに、植え付けちゃったからなあ。
それでも、収穫の喜びはひとしお。
今年は偶然芽が出て、収穫まで行き着いたけど、来年は狙ってチャレンジして、もっと大きなおイモを育てたい!
それでは、収穫までの様子をお伝えしま〜す。
芽が出たのは6月上旬
温度25°C以上、湿度80%以上という高温多湿の環境に置かないと芽が出ないサツマイモ。キッチンに置いたサツマイモから芽が出てきたのは、そんな気候が続いた6月上旬。
苗を植え付けたのは7月上旬
芽が出たサツマイモをプランターに植えたら、クキが伸びてきました!
種イモから伸びたクキを切り取ったものが苗。7月上旬、22㎝と24㎝、2本の苗を袋に植え付けました。
本来は、クキが30㎝ほど育ってから切り取るんだけど、そこまで待てなかった。11月中に収穫しようと思ったら、7月上旬には植え付けなければ。冬が来る前に収穫したいからね。
未熟な苗だけど、大丈夫かな。
夏から秋へ、苗はぐんぐん伸びてきた!
心配したけど、夏の暑さにも耐えて、苗は順調に育ちました。
サツマイモ袋栽培のコツはコチラの記事で→サツマイモを袋に植え付けました!秋はベランダでいも堀り
11月中旬、収穫!
サツマイモは、植え付けから120日以上で収穫適期に。晴天が続いた休日、いよいよ収穫。
まずは、ツルを切り取ってクキを回収
おイモを掘り出す前に、やることが。
袋から垂れ下がっているツルを切り取ったら、葉っぱとクキを回収。サツマイモは、葉もクキも食べられるんです。ほんのり甘い味。
クキを切る時は、普段使っている園芸用ハサミではなく、食品を切るキッチンバサミを使うべし。口に入れるものですから、ウィルスやサビなど付着させたくない。
こちらは、サツマイモのクキとインゲンの炒め煮。
ごま油をしいたフライパンでクキといんげんを炒めたら、醤油、酒、砂糖を1:1づつの割合で投入。適宜水を加えて、クタクタになるまで煮るとおいしい。
ツルは乾燥させてクリスマスリースにする人もいるみたい。捨てるところがないってことですね。サツマイモ、えらい!
おイモはどうなっているのかな
さあいよいよ、おイモを掘り上げますよ〜
おお!!
まずはコロっと太ったおイモが出てきました。これは、魚焼きグリルで焼く焼きイモにちょうど良いサイズ。
一番小さいおイモは、親指サイズ。
中ぐらいのおイモは握りこぶしサイズでした。
全部で6本、収穫。買った苗で育てたおイモよりは、かなり小さいサイズ。袋はパンパンだったのにね。
でも、これも経験。来年は、買ってきたおイモで狙って芽出しさせて、大きなおイモを育てたいな。
収穫したおイモは土付きのまま新聞紙にくるんで冷暗所で10日以上保管。熟成させてから食べた方が甘さが凝縮しておいしい。
冬を迎えるベランダ
サツマイモの収穫が終わったベランダは、ちょっと寂しい。このベランダは11月下旬から2月ごろまで陽がまったく差さなくなってしまうので、冬の間は植物を育てられません。
でもね、感傷にひたっているヒマはない。
次にやることは、そう!
年末までにベランダの掃除。