実家の夏みかんでマーマレードを手作り!手間ひまかけて黄金色とろ〜り
私の実家がある神奈川県横須賀市は、海に面した温暖な気候。庭の夏みかんの木には毎年たくさんの実がなります。
普段はジューサーで果汁を絞って炭酸で割る夏みかんサイダーが手軽。朝の散歩後、ゴクゴク飲む定番ドリンクです。
でも、今年はそれだけじゃない!思い立って夏みかんマーマレードを手作りしました。
パンはもちろん、フライパンでオーブン焼きしたアツアツのホットケーキにたっぷりのせて食べれば、、も〜最高の朝食。
人はなぜマーマレードを手作りするのか
忙しい毎日だけど、予定を調整して半日確保。
マーマレード作りは皮を薄切りにして、3回ゆでこぼし、水にさらして、と結構手間がかかる半日仕事です。買ってきた方が断然効率的。
でもね、作ればわかる。
買ったものとは明らかに違う。黄金色にとろ〜っと広がる甘さと、少しの苦さがなんとも爽やか。とってもおいしいんです。
夏みかんマーマレードの作り方
長い道のり、こまめに休憩とりながら。
材料(ジャムのビン4つ分):夏みかん4つ(約1キロ)、グラニュー糖500g、水100ml
- 夏みかんをタテ4つに切る
- 包丁で皮から実を切り離す
- 皮の内側の白いワタをこそげ取る
- 皮を薄〜く切る
- 皮をもみ洗い。3回水を替えたら水につけておく
- (ここでランチタイム休憩)
- 実から薄皮とタネを取り除く。タネは取り置き、薄皮は捨てる
- タネを小鍋に入れ、水100mlを加えて3分沸騰させ火を止める。これがペクチン液
- 大鍋に皮と実とグラニュー糖をすべて入れて中火で沸騰させる
- 弱火で40分ほど煮詰める
- その間、別の鍋にお湯をたっぷり沸騰させ、ビンとフタを煮沸消毒
- 全体的にもったり重くなり、かき回すと鍋底が見えるようになったらペクチン液を加えてさらに5分ほど煮詰める
- アツアツをビンにつめて出来上がり!
マーマレード作りスタート!
実家からもらった大量の夏みかんから選抜したメンバー4名。ヘタが落ちてしまったもの、皮が柔らかくなってきたものから選んでます。
最初のポイント。徹底的にワタをこそげ取る!
皮から実を切り離したら、皮の下処理。白いワタの部分をスプーンでこそげ取ります。これが結構疲れる〜
かなりしっかりと、皮のツブツブが見えるくらいまでワタを取って。
ボールに水を張って、薄〜く切った夏みかんの皮をどんどん入れていきます
皮を全部切り終えたら、もみ洗い!3回水を替えて。
皮をたっぷりの水につけたら、ランチタイム休憩
最初の関門は終了。ランチでエナジーチャージ&休憩タイム。
休憩後は、実から薄皮とタネを取り出す地道な作業。その間、皮は水につけたまま
皮、実、タネがキレイに分かれました!
タネは小鍋に取って水100mlを加え、沸騰したら3分待って火を止めます。とろみのあるペクチン液のできあがり。
ここから一気に完成まで!
大鍋に皮と実、グラニュー糖を全部いれて中火にかけます。
沸騰したら弱火に。アクのようなものが浮いてきますが、取り除く必要ナシ。しばらくすると消えてしまいます。
別の鍋に水を沸騰させてビンの煮沸消毒をしておくとタイミングよし。
40分後、木ベラで混ぜると鍋底が見えるようになってきました。ここで、ペクチン液を加えてさらに5分煮詰めれば、、
夏みかんマーマレード出来上がり!
アツアツのうちにビンに詰めてしっかりフタをしたら、冷めるまで逆さまに立てておきます。
完成!
ホットケーキに夏みかんマーマレードをたっぷり
夏みかんの爽やかさで、ちょっと大人なホットケーキ。おいしい!
とろ〜り、つやつや。黄金色の夏みかんマーマレード。手間ひまかけた、かいがありました。
今年もたくさんもらった実家の夏みかん。ありがたいなあ。
来年も、家族が健やかでありますように。