めくるめく厚揚げの世界。焼いて、煮て、炒めて、蒸して。地味なのにおいしい!
お豆腐はスーパーで買うものと思い込んで、今までお豆腐屋さんで買い物したことありませんでした。
行ってみると、絹・木綿・焼き豆腐どころか、枝豆豆腐、おぼろ豆腐、油揚げ、がんもどき、おからや豆乳、豆腐ドーナツまで本当にたくさんの豆腐製品が!
豆腐ってこんなにバリエーション豊かな食材だったんですね〜。大豆ってスゴすぎる。
それからお豆腐屋さんに通い始めて、今厚揚げにハマり中。
子供の頃は、夕飯が厚揚げだと心底ガッカリだったけど、絹豆腐の厚揚げは外カリッ、中ふんわりだから、シンプルに焼いて大根おろし、すき焼き風に煮て卵をからめて、野菜と炒めて、ネギと蒸してなどなど、どんな料理にも使える!お肉代わりになるのに、お肉より安くてヘルシー、おいしー。
厚揚げの簡単レシピをご紹介。
手作り豆腐の店 藤方 ・そごう横浜店地下1階・本店は横浜市南区 弘明寺駅そば
厚揚げのいいところ、たくさん
- 外側が固いので、崩れにくい
- 調味料をよく吸ってくれるから味つけしやすい
- 食べ応えがあるからお肉の代わりに使える
- 豆腐より日持ちする
- 焼いて煮て炒めて蒸して、どんな調理法にも合う
厚揚げをぬか漬けに
突然ですが、厚揚げはぬか漬けにもなるんです。
厚揚げを一枚そのまま、ぬか床に入れるだけ。うちのぬか床は常温保存。夏場なら前の晩に漬けて、お昼には食べごろに。
厚揚げのぬか漬けは、グリルでこんがり焼く!
ぬか味噌が少しこびりついているままグリルでこんがり焼きます。厚揚げには、すでに塩気とコクの風味がついているので、大根おろしを添えるだけでおいしい。
もちろん、ぬか漬けにしていない普通の厚揚げをグリルで焼いて大根おろしとカツオ節、お醤油でも。
厚揚げのすき焼き風
牛肉の代わりに厚揚げを使ったすき焼き風。すき焼きのたれで食材を煮込んで火が通れば完成。食べ応えあり。
厚揚げのゴーヤチャンプルー
ゴーヤチャンプルーに厚揚げを入れれば、豚肉と豆腐のいいとこ取り。味付けは塩。最後にしょうゆをひと回しかけて、鰹節を振ります。香ばしい厚揚げが調味料や食材の味を吸って、おいしい〜
厚揚げをネギと一緒に蒸す
おかずにもおつまみにもイケる!
- 厚揚げ半丁をお皿にいれて、ネギをのせてお酒と塩をひと振り。
- そのまま沸騰した蒸し器や蒸篭で5分蒸す。
厚揚げの揚げ出し風
厚揚げは油で揚げてあるので、煮るだけで揚げ出し風になるのがミソ。
- 厚揚げ半丁と大根おろしを小鍋に入れてひたひたの水を注ぐ
- 沸騰して5分たったら、厚揚げを取り出してお皿に盛る
- 残ったゆで汁を麺つゆで味付けして、片栗粉でトロッとさせる
- あんを厚揚げにかけて、おろししょうがをのせる
豆腐の奥深い世界
すでに江戸時代には「豆腐百珍」という100種類の豆腐料理の作り方を解説した料理本もあったそう。豆腐製品とその料理のバリエーションは、長年にわたって日本で発達して生活に根付いてきたんですね〜。
豆腐からもう一段目をあげると、大豆製品のバリエーションもすごい。味噌も醤油も納豆も、見た目や食べ方はそれぞれ異なるものの、全部大豆。
お肉を食べない時代の貴重なタンパク源だった大豆、そして豆腐。おいしく食べる方法が無限にあるなんて、すごい食材です。
そういえば厚揚げにハマってから、最近あんまりお肉食べてないなあ。
でも、ヘルシーでおいしーからいいよね。
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