手のひらサイズの防災ラジオ、ソニー「ICF-B99」で久しぶりにラジオを楽しんでます!
私が学生だった1980年代、ラジオは生活の一部でした。
いつの間にかラジカセはCDプレーヤーに置き代わり、ラジオを録音することも、ラジオを聞くことも減っていき、、ラジオから離れて数十年以上がたったある日(つい最近のことですが)。
小さな防災ラジオ、ソニー「ICF-B99」を買いました!
久しぶりにラジオを聴いてみると、これが面白い。音声だけじゃなく、ウェブサイトやSNSと連動して目で見る情報も発信してる。今は、みんなスマホ片手にラジオを聴く時代なんですね〜。
ラジオの魅力を再発見しました。
防災ラジオを買ったのは、停電時の情報収集とスマホ充電
今、もし災害が起こって長時間停電したら。テレビもスマホもパソコンも使えないですよね。でもこのラジオは、最低限の電気を自分でつくり出すことができます。
手回し充電用のハンドルと太陽光充電用のソーラーパネルがついていて、二刀流で充電できる。内蔵充電池に電気をためれば、モバイルバッテリーとしてスマホや携帯電話を充電できる。LEDのライトもついていて、乾電池代わりにも使える。
おすすめは、普段から乾電池を使わずに手回し充電で使うこと。だいたい1分間手回しすると、FM放送が50分ぐらい聞けます。持ちやすい小さな本体に、ハンドルは軽くて回しやすい。
久しぶりでラジオを聴いてみると
防災ラジオとは言え、災害の時しか使わないなんてもったいない。モノは使ってこそ価値がある。そこで久しぶりにラジオを聴いてみると。
テレビのような映像を見るメディアとは、まったく違うんですね。
ラジオは台本どおりじゃない人間の会話が聞こえてきます。もちろん、有名人も登場しますが、スキルや経験を持つ一般の人たちもたくさん出演してその道の知見を話してくれる。テレビのように切り取られたコメントじゃない。
リスナーからのメッセージも興味深い。今同じ時間を生きている人たちの人生や暮らしを感じます。
パーソナリティーの表現力にも驚きました。ラジオを通すと自然に聞こえるけど、私たちが普段話すテンポより、かなりゆっくり。声の強弱や高低、間の取り方。
伝わる話し方は、高度なスキルなんだということに改めて気づかされました。
ラジオの進化がすごい
番組ごとにホームページやSNSがあって、スタジオの様子やゲストのプロフィール、番組で紹介された製品なんかもチェックできる。メッセージもホームページから送れちゃう。ポッドキャスト版やSpotifyなどの音楽配信サービスでも聞けたりする。
ラジオというメディアが、ラジオ以外のメディアを駆使して、リスナーに「伝える」ことに、徹底的にこだわっている。
そして、ラジオはインターネットでも聞けますよね。インターネットラジオのradikoでは、日本の全民放ラジオ局とNHKラジオがタイムフリー、エリアフリーで楽しめる。
音声だけで伝える基本を守りつつ、進化しているラジオ。
小さな防災ラジオ、ソニー「ICF-B99」を家中どこでも持ち歩いて、ラジオから流れてくる会話に耳を澄ませる。コロナで人との会話が減る中、かなり楽しい習慣になりました!