ネット通販でサツマイモの苗を購入!近所で苗が買えなくても栽培できるよ
5年間、毎年ベランダでサツマイモ(紅はるか)を育てていましたが、去年(2021年)は断念。なぜなら苗が買えなかったから。近所のJAが、サツマイモ苗の予約販売を中止してしまったんです。
そこで今年は、初めてネット通販で苗を購入。ネットとはいえ、やっぱり予約販売。4月末に予約してお金を払い、6月の配達を待つという流れ。
どんな苗がくるんだろう?ちゃんと根が張るかな?
結果は問題なし。
ネット通販で苗が買えれば、近所で苗が入手できなくても栽培できる!
- ベランダで袋栽培したサツマイモの成長はコチラ
サツマイモの苗はなぜ予約販売なの?
サツマイモの苗は、種イモから芽出しした芋つるを切り出したもの。芽出しには高温多湿(湿度80%以上、温度30度以上)の環境が必要。植え付け適期の6月から逆算して、1ヶ月前には芽出ししなければなりません。
しかし5月の神奈川は、平均気温最高約21度、湿度は約70%。爽やかな気候だけど、そのままでは種イモから芽が出ることはない。
そこで、苗農家さんは畑にトンネル張ったり農業用温床マットを使ったりして、温度管理して芽出しするんですね。1ヶ月前から、提供できる苗の数はほぼ決まってる。だから予約販売。
サツマイモの苗が到着しました!
苗の発送は6月上旬でした。発送翌日には、時間指定した通りに宅急便で到着。苗なので、宅配ボックスや置き配はしないようです。ちゃんと在宅して苗を受け取らないとね。
段ボール箱を開けると、新聞紙にくるまれた「紅はるか」の苗が10本。
新聞紙から出してみると、こんな感じでしおれてますが、大丈夫。サツマイモの苗は強い。ちゃんと生きてます。
苗はクキが太いものを選んで
ベランダで袋栽培するなら、袋ひとつに苗2本でこと足ります。10本の中で吟味して、クキが太い苗をチョイス。やっぱり太い方がパワーがある!
準備しておいた40リットルの培養土の袋にさっそく植え付け。2本を向かい合わせに植えます。
垂直に挿せば数は少ないけど大きいおいもができて、船底のように水平に植えれば小さいけど数が増えるそう。焼き芋の場合はグリルに入る小ささがポイントなので、私は毎年、船底植えです。タキイ種苗|サツマイモの植え方
サツマイモ栽培で一番重要なのは、植えた苗がちゃんと根を張るかどうか。根が活着するまで朝晩こまめに水をやります。
残りの苗は水差しに入れて観察
残りの苗はガラスの水差しに入れました。袋に植えた苗の根をチェックすることはできないけど、水差しに入れた苗はガラス越しに根が見えて、成長の様子がわかります。しばらくこうしておけば、万が一植えた苗が途中で枯れても、まだ次がある。
枯れているように見えるけど、よく見るとすでに根が張り始めてます!
植え付けから7日がたって
植え付け直後はしおれていた苗ですが、7日たって徐々に新芽がピーンとしてきました。根から水分をしっかり吸収できているようで、まずは良かった!
植え付けから17日たった様子がこちら。見違えるように葉っぱの色も濃くなってきました。
これでひと安心。
今後は土の中に指をいれてみて、湿り気が感じられなくなったら水をあげればOK。水のやり過ぎは根腐れするので気をつけて。
そういえば、秋に植え付けるいちごも、苗が買えずに栽培を断念したことがありました。
苗を買う選択肢に「ネット通販」が加わって、栽培のチャンスが広がりました!