自宅でプチ防災訓練!ランタンの灯りだけで夕食を作ったよ

いつか必ずくる巨大地震。考えるのも恐ろしい。でも、考えないわけにはいかない。最近はテレワークで在宅時間が長いから、自宅で被災する可能性が高まってる。そこで、おうちで防災訓練を敢行。

  • 防災グッズを確認
  • 自宅の避難場所を決める
  • 自宅でケガを防ぐ対策
  • ランタンの灯りだけで夕食を作る
  • 地震の時どこで何が起こるか確認(消防庁の防災マニュアルが意外に読みやすかった!)

安全な生活は当たり前ではなく、たまたま「恵まれている」だけなんですよね。「いつか必ず起こるんだ」と考えて、最近ゆるんでいた防災意識をグイッと底上げ。

まずは自宅の防災グッズを確認

水や食材、カセットガスや乾電池、ラップやアルミホイルなどなど消耗品は普段から多めに購入して使いながら保管しているので問題なし。

次は、災害時しか使わないグッズ。ちゃんと動くかチェックしてみると、懐中電灯の電球が切れていた。考えてみれば、懐中電灯って一方向しか照らせないし、手で持たないと安定しない。停電中、自宅でメインに使える非常用電灯には向いてないですよね。

購入したのは、コールマンのマルチパネルランタンLED乾電池式

明るさは2段階で調節できる

パネルを取り外すと、いろんな方向から光を照射できます。

持って歩けるマルチパネル

USBポート付きなので、USBを挿せば、そのままスマホの充電ができる。

満充電まではかなりの時間がかかりました。乾電池取り替えも必要かも

マルチパネルは、4枚、3枚、2枚の3バージョンが。パネルの枚数が増えるほど、ランタンの重さと乾電池の数が増えていく。私が購入したのはマルチパネル2枚だけど、家族がひとりひとつづつ、パネルを持って家の中を移動する、と考えると、家族の数に合わせて選べばいいんじゃないかな、と思います。

重さ乾電池
クアッドマルチ(パネル4枚)1.2キロアルカリ単一形乾電池 4本または8本
3マルチ(パネル3枚)900gアルカリ単一形乾電池 6本
2マルチ(パネル2枚)650gアルカリ単一形乾電池 4本

さらに、折りたたみ式の防災ヘルメットもこの機会に購入しました。

地震が起きたらどうする?どうなる?

まずは食卓に座って、ぐる〜っと部屋を眺めてみます。大きな揺れが起こったら、オープン棚に置いてある、お皿やコップは全部床に投げ落とされて、粉々に割れてしまうでしょう。固定していないテレビやキャビネットが飛んでくるかもしれない。キッチンの吊り戸棚に置いてある重たいお鍋やフライパンも全部床に落ちてくる

家の中で一番安全な場所って?

次に考えるのは、自宅の中で避難する場所。家具がなく、上から物が落ちてこない場所といえば、玄関。我が家はマンションなので、外への避難経路は玄関のみ。それなら、まずは玄関に避難して、可能であれば、扉を開けておこう。

自宅でケガを防ぐために

ここで、行動開始。お皿やコップ、お鍋なんかは長年使ってないものをこの機会に処分。残った食器は引き出しや扉付きの棚に移動。オープン棚には割れたり落ちたりしないものを置く。ただでさえ恐ろしい地震なのに、落ちて割れたお皿で足を切るとか、無駄なケガはしたくない!

テレビやキャビネットの固定は、自分では難しそう。とりあえず今日は、地域で耐震工事をやってくれる業者さんをネットでチェック。(後日、近所の電気屋さんに頼んだら、すぐに来てテレビを固定してくれました。代金は3000円ちょっと。キャビネットはまだ思案中。)

防災グッズは自宅避難場所の玄関に

ランタンやヘルメットなど、防災オンリーのグッズはリュックにまとめて、玄関の棚に保管。

電気、水道、ガスを使わず夕食の準備

電気も水道もガスも止まり、いつ復旧するかわからないとしたら、まずは冷蔵庫にあるものが傷む前に活用した方がいいですよね。今夜はありものの野菜と買ってあった鶏団子で鍋を作ることに。

まずはキャベツとネギ、シイタケをカット。ランタンとマルチパネルで、水道の蛇口から調理台まで照らせました。

左上奥に、カセットコンロの青い火が。見えるかな〜

鍋に食材をイン。まずは鶏団子から。

鍋の周りに光を集結させて、手元を明るく

あとは、野菜を投入して味付けはシンプルに味噌。できました!

やってみて思ったけど、本番では料理している余裕なんてないのかなあ。鍋が沸くまで結構時間がかかって、カセットコンロのガスがもったいなく感じました。簡単に調理できる缶詰とかレトルト食品も買い足そう。

でも、ま、今夜の夕食はこれで。

普通においしかった!光に囲まれていると安心感がある

「地震が起きたら」と考えてみる

明日の予定を確認する時、「電車に乗っているときに地震が起きたら」と考えてみる。お買い物しているときに地震が起きたら?エレベーターに乗っているときに地震が起きたら?

あらかじめいろんな状況を想像しておくだけでも、いざという時助けになりそう。

どんな場所でどうなって、どうすればいいのか、消防庁の防災マニュアルに具体的な心構えが書かれていました。簡単に読めるので、おすすめ。

いつか必ず起きる

本番がなければなによりの「防災訓練」。

でも、、「いつか必ず起きる」という意識で生活することは、大事ですよね。

時々プチ防災訓練、続けてみよう。

関連記事:カセットボンベで暖まる。小さなガスストーブ「マイ暖」テレワークにも防災用にも

関連記事