スーパーで買ったニンニクがプランターで大きく成長。ポイントは追肥!12月から2ヶ月おきに3回
ニンニクは、ベランダ栽培にとっても向いている野菜のひとつです。
- スーパーで買ってきたニンニクのひと粒が何倍にも増えるので、コスパがいい。
- 虫がつかず、病気になりにくい
- 頻繁な水やりは不要で、手間がかからない
- いろんな料理に使える
今年でニンニクを育てて3年目。これまでは、収穫しても球が小さくて、売っているのほど大きく育たなかった。
しかし、12月、2月、4月と2ヶ月おきに3回追肥したら、大きく成長しました!
10月中旬の植え付けから翌年5月上旬の収穫まで、約8ヶ月間の栽培の様子をダイジェストでご紹介します。
収穫したニンニクの活用法も!
神奈川あたりなら、植え付けは10月。スーパーのニンニクでOK
こちらが、今回植え付けたニンニクです。近所のスーパーで普通に売っていたもの。
そう、スーパーのニンニクで栽培できるんです。わざわざ園芸店や種苗店で買う必要なし。気軽にチャレンジできる!
プランターは18.5リットルで深さは30センチ。球根植物ですから、深さは大事。土は市販の培養土でOK。リン酸質肥料を追加すると実付きがよくなります。
なるべく大きな粒を選んで、薄皮は付けたまま。にんにく3粒、15センチの間隔を空け、プランターから5センチ離して、とんがっている方を上にして、植えます!
あらかじめ植え付ける穴に十分水を入れておき、覆土の深さが5センチ以上になるよう、深めに植えます。
土をかけたら、上からそっと押してなじませる!
その後、たっぷり水をやって、植え付け完了。
2週間ほどで芽が出る
こちらは、植え付けから17日後、11月上旬の様子。3粒それぞれ、芽が出ました。
その後は、表面の土が乾いてきたら水をやる程度でOK。水をやりすぎると根腐れするので気をつけて。
最初の追肥は植え付けから2ヶ月後の12月
12月に最初の追肥。化成肥料をまばらにパラパラと土の上に撒いて軽く土をかけ、水やり。この時、保湿と保温のためワラを敷きました。
その後、2月と4月、同じように追肥を行います。2ヶ月おきに、合計3回。これで、球がしっかり大きくなります。
もし、途中で花のつぼみが出てきたら、大きくなる前に摘みましょう。にんにくの養分が花に奪われ、球が痩せるのを防ぎます。
収穫のタイミングは、ニンニクが教えてくれる!
5〜6月、葉や茎が全体の2/3くらい枯れてきたら収穫のタイミング。球の大きさは、根元の茎の太さでだいたい分かります。茎がしっかり太っていれば、大きなニンニクが期待できる。
掘り上げて収穫します!
収穫したらすぐ乾燥させたいので、晴れた日が数日続くタイミングを選んで収穫。
かなり根が張っているのでなかなか引き抜きずらい。周りの土を堀り上げながら、慎重に引き抜く!
ひと株に6〜7粒の実がついてます。
収穫したら、すぐベランダの片隅に吊るして数日乾燥。
収穫したニンニクを味わおう!
ニンニク料理って毎食、食べるものでもない。だから普段スーパーで買ってくると、1〜2回使った後しばらく放置してしまい、実がカラカラになってしまったことも。。
もうそんな無駄はしませんよ〜。
ニンニクを薄く切ってお醤油に漬け込むだけのニンニク醤油を作りました。
ニンニク醤油はそのままお肉や野菜炒め、チャーハンなんかの調味料として使えるし、豆板醤・ごま油・ハチミツと混ぜれば即席焼肉のタレ。色々使える!
もちろん、主役級料理にも。魚介とトマトの煮込みは、ニンニクとオリーブオイルで香りづけ。
ニンニクの収穫が終われば、もう初夏。同じプランターでオクラなど夏野菜を育てます。
夏野菜といえば、トマトじゃないの?と思うでしょうか。
トマトは神奈川県あたりの植え付け時期がゴールデンウィークの頃。一方、ニンニクの収穫は5月中旬〜6月初旬までかかることもある。そこで、トマトより少し植え付け時期が遅いオクラが、ローテーションのタイミングにバッチリ。
こうしてベランダ栽培は続いていく!