Leica Q2のレンズキャップをワンタッチ式に変更!メタル製レンズキャップはフェルトがはがれて落下
Leica Q2を使い始めて半年。今ではなくてはならない撮影の相棒です。
そんな相棒と路上で撮影していた時。
装着していたメタル製の純正レンズキャップがカラ〜ンと音を立てて落下。
Leica Q2に同梱されているメタル製レンズキャップは、着脱を繰り返すと内部のフェルトがはがれてレンズフードと径が合わなくなり、落下するようになります。
つまり、なるべく着脱しない方が長持ちするんだそう。知らなかった。。(外さないレンズキャップって、一体どういう。。)
しかし、こうなったら仕方ない。レンズキャップをワンタッチ式に変更。すると、今度はレンズフードに取り付けられないという問題発生。
改めて考えてみると、レンズフードってどういう時に使うんだっけ?
レンズフードは屋外撮影に使用するもので、屋内撮影には不要。特にストロボ撮影には使わない方がいい。これまた、改めての発見でした。
Leica Q2のレンズキャップ問題、解決までの試行錯誤をご紹介します!
レンズキャップ落下の原因は内部のフェルト
Leica Q2のメタル製レンズキャップは真っ黒で頑丈。カッコいい。
しかし着脱を繰り返すと、レンズキャップ内部に張り込んであるフェルトがヨレて、はがれて、キャップを着けるレンズフードと径が合わなくなってしまう。キャップを着けようとしても、ゆるゆる、パカパカで、簡単に脱落してしまうように。
ライカショップに相談すると
ショップスタッフさんは顔を曇らせ「あまり着脱しない方がいいんですよね。。」と。Q2の前の機種、Q時代からレンズキャップに関する同様の指摘がユーザーから多数あったと言います。
こだわる人は自分でフェルトを貼り直したり、サードパーティー品を買い直したりと、対策してるらしいけど、純正レンズキャップとしては、抜本的な解決策は今のところないみたい。
申し訳なさそうなショップスタッフさんは、ワンタッチ式レンズキャップを提案してくれました。
ワンタッチ式は使いやすい!
私は撮影中でも、歩いている時や休憩しているときは、都度レンズキャップをつけておきたい派。
ワンタッチ式レンズキャップは着脱簡単。安価なサードパーティー品もたくさんあるので、なくした時のスペアも準備しやすい。
- 今回購入したのはコチラ Leica レンズキャップ E 49 (ワンタッチ式レンズキャップ)
ワンタッチ式はレンズフードと併用できない
しかし、ここでもう一つ問題が。
ワンタッチ式レンズキャップは、レンズフードと互換性がないんです。カタチが合わず、着けられない。つまり、ワンタッチ式レンズキャップを着ける時は、レンズフードを外さなければならない。
あっちを立てれば、こっちが立たず
なかなか根が深いLeica Q2のレンズキャップ問題。しかし、良い機会ととらえて、レンズフードの効果について改めて考えてみました。
本当にレンズフードって、毎回撮影にマストなモノなの?
レンズフードの効果
- 朝・夕や山・海など、強い光を受けたときにできるフレアやゴーストを起きにくくする
- 雨風からレンズを守る
- うっかりレンズを触ってしまうことがない。指紋がつかない
レンズフードはよく帽子に例えられますよね。日差しがまぶしい時、ちょっとした小雨を避けるとき、帽子があれば随分ラクです。髪も乱れないし(=指紋がつかない)。
レンズフードは屋内撮影、ストロボ撮影には不要
つまり、レンズフードが必要になるのは屋外の撮影。屋内撮影には基本的に不要。
さらにストロボを使う時はレンズフードは使わない方がいい。ストロボの光をさえぎってしまい、十分な効果が得られないこともあるようです。
これは、、、今回初めて知りました。
よく屋内でストロボ撮影してましたが、レンズフードつけたままでした。(外していたら、もっと明るく撮影できたんだろうか。。)
ワンタッチ式レンズキャップとレンズフードを効果的に活用!
自分の撮影を振り返ってみると、強い光や雨風が気になるシチュエーションってそれほど多くない。むしろそういう天候で撮影することって現実的には少ないんです。
ということで、自分的な解決策としては、ワンタッチ式レンズキャップを使い、天候によって必要な時はレンズフードをつける。
フィルターをつけたり外したりする感覚ですよね。これでやってみることにしました。
あまり多くもない機材だけど、ひとつひとつの効果を知ることで撮影ミスを防ぎ、自分の撮りたい写真が効率的に撮影できる。
Leica Q2、これからもヨロシク。