秋の花菜ガーデンは見どころいっぱい。ハロウィン、お花畑、バラ園も。

このページの写真は、α7iiiとSigma 35mm F1.4 DG HSM Artで撮影しました

平塚市にある神奈川県立花とみどりのふれあいセンター・花菜ガーデンは、私が季節ごとに訪れる大好きな植物園。

園内は植栽もレストランもショップもとってもおしゃれ。植物はもちろん、ランチやショッピングも楽しめるステキな植物園です。

2010年オープンで、今年で10周年。ディズニーランドの植栽を担当している会社が運営に関与しています。ヘッドガーデナーはNHK趣味の園芸で講師も務める矢澤秀成さん。

2020年はハロウィンが10月1日から31日まで。秋咲きのバラは10月から11月初旬が見頃です。

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花菜ガーデンの駐車場はひろびろ363台

花菜ガーデンの駐車場は広くてとても停めやすい。私は今まで、満車で入庫待ちの経験をしたことがありません。安心して車で行かれると思います。

公共交通機関を使う場合は、JR平塚駅からバス20分、徒歩5分。

オープン10周年を記念した旗、カナチョ

検温を済ませて園内に入ると、エントランスではカラフルな旗が幾重にも風にはためいていました。

これは、花菜ガーデンのオープン10周年を記念して、入園者が「笑顔のエピソード」をつづった「カナチョ」と呼ばれる旗。旗の色も、おしゃれですね。

エントランスを抜けると、広〜い芝生の広場がど〜ん!と目の前に広がります。この開放感がこの植物園の特長のひとつ。もちろん芝生の上でお弁当を食べたりお昼寝することもできます。

晴れていれば富士山、丹沢、大山がくっきりと。冬は特にきれいです。

2020年2月撮影

畑のハロウィンパーティーへようこそ!

園内の植栽もハロウィンカラーでデコレーション。

あちこちに、映えるフォトスポットが。こちらはカボチャ夫婦の隣に座って写真が撮れます。まるで絵本の中に入り込んだよう。

秋の草花が満開のお花畑。写真撮りたくなりますよね。

チャペックの家で休憩

花菜ガーデンがお手本にしているのは、チェコの作家で園芸家でもあるカレル・チャペック。有名なエッセー「園芸家の12ヶ月」の筆者でもあります。暮らしの中に園芸を取り入れ、人生を豊かに過ごしたチャペックの家と庭をイメージした休憩所がこちら。

休憩所の庭では、透き通った秋の日差しにコスモスが輝いていました。

グラスロードとサルビア園

グラスロードと呼ばれる一画には、イネ科の植物が集められています。ピンクの細かい穂先がきらめいて。

サルビア園では、色とりどりのサルビアが満開。複雑な色の組み合わせや、普段見たことがない色合いのものも。

秋咲きのバラが香りたつ

花菜ガーデンのバラ園はオールドローズ、モダンローズ、イングリッシュローズなど品種ごとにエリアが分かれています。また、香るバラを集めた「香りのバラエリア」では大輪の花に顔を寄せて、香水のような芳香を楽しむ贅沢が味わえます。

透明な秋の空に、深紅のバラがすっと背筋を立てて咲いていました。

仲の良い女の子同士でおしゃべりしているような二輪のバラ。

秋の空はどこまでも広がって

ふ〜っと自然に深呼吸したくなるような、秋の空。花菜ガーデンで見上げる空は、遮るものがなにもない。素晴らしい休日でした。

帰り際、また来年のハロウィンで会おうね、と小さなゴーストが笑いかけてくれましたよ!

カメラ:α7iii、レンズ:Sigma 35mm F1.4 DG HSM Art

おまけ:花菜ガーデンのレストランとショップ

花菜ガーデンを訪れる楽しみは、植物だけではありません。レストラン「キッチンHana」は、他の植物園と比べてもクオリティーが高く、おいしい食事やデザートが楽しめます。

都会のカフェみたいなデザート

ショップでは、花や植物をモチーフとしたかわいい雑貨がたくさん。油断するとついつい買ってしまう。平塚や小田原など地域の特産品やおみやげも売ってます。

バラの耐熱ガラスカップ。紅茶を入れたら映えそう

いついっても、楽しみがある花菜ガーデン。大好きな植物園です!

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