どくだみ酒・できました!飲んで、おいしい。ローションとして全身に使える。飲める化粧水!?
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5月末に仕込んだどくだみ酒。
仕込みから2ヶ月たって、キレイな琥珀色とコクのある香り。ブランデーのような飲み口でとってもおいしい!
でも、どくだみ酒は飲むだけじゃない。
精製水で薄めれば、虫除けも兼ねたローションに。お風呂上がりの全身に、頭から足までスプレーして、スッキリ爽やか。
どくだみ酒のおいしい飲み方と便利な使い方をお届けします。
どくだみを摘んで、お茶とお酒、両方作る
「どくだみ」という名前から、毒草のイメージを持つ人もいるみたい。
でも、実は逆。「毒を矯める(ためる=止める)」から「どくだみ」と呼ばれる薬草。毒はありません。
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梅雨が近づいて、どくだみが白い小さな花を咲かせるころ、たくさん摘んで、お茶とお酒、両方作れば、夏中重宝。
作り方はこちらの記事で:どくだみ酒を仕込みました!どくだみをたくさん収穫して、お酒とお茶、両方作ろう
どくだみ酒、仕込みから2ヶ月たちました
こちらが、5月末に仕込んだ時↓
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2ヶ月たった7月末がこちら↓ 色が濃く、熟成が進んできました。
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どくだみ酒は仕込みからどのくらいで完成?
ネットで検索してみると、仕込み1ヶ月から使える、と書いてあったり、3ヶ月だ、6ヶ月だ、といろんな情報がでてきます。
ホワイトリカーは無味無臭で、そのまま飲むとお酒の味わいは感じられません。なので、漬けたものが熟成されて、風味が出てくるのを待つ必要あるのですが、、
こういう手作りのものは、あまり厳密にこだわらず「そろそろ飲んじゃおうかな〜」っていうぐらいでいいと思います。ワタクシは仕込み2ヶ月から飲み始めました。十分おいしいです。
焼酎につけた方は、焼酎自体に風味があるので、仕込み1ヶ月からおいしく飲めました。
ホワイトリカーの方は大きい保存ビンに仕込んで量もたっぷりあるし、使い続けながらさらに熟成を深めてもいいですよね。
どくだみ酒、さっそく飲んでみます!
美しい琥珀色に、芳醇な香り。ブランデーのような飲み口で、とってもおいしい。食事のあと、デザートやチーズと一緒にチビチビ飲むのもいい感じ。
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グレープフルーツジュースと炭酸で割る
グイっと飲むなら、ロンググラスで。どくだみ酒を適量いれて、
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グラスの半分ぐらいまでグレープフルーツジュースを注ぎます。
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そこへ炭酸を加えれば、爽やかなカクテル。どくだみ酒の、ほのかに感じる苦味と、グレープフルーツの苦味がスッキリとマッチ。
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どくだみ酒をどくだみ茶で割る
どくだみ酒に、冷やしたどくだみ茶を注ぎいれれば、、、
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不思議!アルコールを全く感じない味。どくだみ茶の風味がいっそう濃くなります。
これもおいしい〜。おすすめ。
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どくだみ酒でローションづくり
どくだみ酒は、ローションとして全身に使える!
こちらもネットで検索すると、原液をそのまま使ったり、水で薄めたり、保湿用にグリセリンやオリーブオイルを加える方法もありました。
ワタクシは実験を兼ねて、2パターン作成。
- 原液そのままにオイルを数滴
- どくだみ酒と精製水を1対3で薄めたものに、オイルを数滴
オイルは、自宅で保湿に使っていたスクワランオイルを使いました。
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スプレーボトルは100均でも売ってるけど、アルコール対応のものを選んでください。
どくだみローション、使ってみると
原液も薄めたものも、問題なく全身に使えます。
お風呂から上がって、まずはどくだみローションを頭のてっぺんから足までシュシュっとスプレー。
虫除けなど、どくだみにはいろいろな効果があるけれど「育毛効果がある」という情報もあったので、頭皮にも使っています(効果あればいいな。。)
その後、就寝前に普段のスキンケアをして、おやすみなさい〜
原液は、ちょっと肌にピリッとくる刺激があり、それがスッキリ感につながるし、薄めたものはマイルドな使い心地で、量もたっぷり使えます。
どちらもアリだけど、次は原液と精製水1:1で作ってみようと思ってます。いろいろ実験できるのも、手作りの良さですよね。
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どくだみの爽やかさは、夏にぴったり
もちろん一年中使えるんだけど、どくだみ酒、どくだみ茶、どくだみローションは、ぜ〜んぶ夏に使いたくなってしまう。
お風呂上がりで汗だくの時、スキンケアしてもあまり効果がない。そこで、どくだみローションをたっぷりスプレーして、汗が引くのを待ちます。冷蔵庫には、冷たいどくだみ茶。夜は、どくだみ酒のカクテル。
ホント、神様が夏を乗り切るために準備してくれた薬草のよう。
今年の猛暑も、どくだみ効果で少しでも爽やかに!
それにしてもこの暑さ、いつまで続くんでしょうね。。。