【ひとり旅x読書】蔵書2000冊超!どこでも本が手に取れる「BOOK HOTEL京都九条」

今年(2025年)の3月末に、34年勤めた会社を早期退職

少しのんびりできるかな?と思いきや、4月は役所関係や再就職活動の準備でバタバタと過ぎてしまいました。

GW連休直後の5月上旬、やっと「予定なし」の数日が生まれて京都へ。3泊4日のひとり旅です。

観光の目的は京都府立植物園(日本最古の公立植物園)と京都国際写真祭。それ以外は特に予定を決めず、その日の体調やお天気を見ながら京都の町を散策しました。

宿泊したのは、京都駅徒歩10分、地下鉄九条駅徒歩3分の「BOOK HOTEL京都九条」。

ラウンジ、各階廊下、宿泊する部屋までホテル中に本が置かれていて、滞在中は自由に読むことができます。

日中は京都観光、夕方からホテルで読書。ステキな旅だったな〜

エントランスから始まる本棚

BOOK HOTEL京都九条」の入り口自動ドアが開くと、すでに長〜い本棚が。

この廊下奥にチェックインカウンターがあります

1階から5階まで、フロアごとに違う選書テーマ

チェックインを済ませてカードキーをもらい、部屋へ向うためエレベーターを降りたら、そこにも本棚が。

ワタクシが宿泊した2階の選書テーマは「わらう」

1階から5階まで各階に「選書テーマ」があって、テーマに沿って選ばれた本が並んでいます。

もちろん宿泊する階以外にも遠征可能。これはついつい全ての階をチェックしたくなってしまう。

あらゆる場所に本がある

宿泊する部屋にも本棚

滞在中は、3冊まで自分の部屋に持ち込み可能。しかし、泊まる部屋にも本棚があるんです。

部屋ごとのテーマで選ばれた本が5冊置いてありました。

この部屋の選書テーマは「本の裏側に行ってみよう!」ということで、本づくりに携わっている方の作品が置かれていました。

自分では手に取る機会がない、思いがけないテーマの選書。でもその中に、興味を引く本がちゃんとあるから不思議です。

「わらう」選書テーマから自室に持ち込んだ本

本が読みやすいラウンジ

これまでも、旅行で宿泊したホテルや旅館で読書しようとしたことはありました。

でもロビーやラウンジが暗かったり、うるさかったりして、ホントに本が読みやすい環境を備えた宿泊施設ってそんなに多くはなかったです。

明るく大きな窓に面してテーブルとイスが

BOOK HOTEL京都九条」のラウンジは明るくて、本棚がいい感じに空間を分けていて、周囲を気にすることなく読書に集中できました。

ソファーも座り心地が良かったな〜

3泊4日で何冊読んだ?

せっかくの京都ですからね、朝は早起きして近くの寺社まで散歩したり、日中は観光して歩き回って、京都を楽しみました。

旅行の醍醐味は、早朝の散策。ホテルから伏見稲荷まで歩いて30分ほど。朝6時台ですでに観光客が

でもトシのせいかなあ〜、1日中活動してると疲れちゃう。

だいたい午後3時過ぎにはホテルに戻って、夕食まで読書タイムがルーティーンでした。こういうマイペースは、ひとり旅の良いところ。

3泊4日で読んだ本は3冊。加えて、読み終えることができなかった1冊は「自宅に置いておきたいな」と思ったので、帰宅後アマゾンで購入。※ホテルでは本の販売はしていません

なんとなく気になっていたジャンルだったけど、時間を割いて読む機会はなかった本。このホテルに泊まったことで、出会うことができました。

購入した本: 不調ごとのセルフケア大全 おうち養生 きほんの100(KADOKAWA)

最近の旅のトレンドは

BOOK HOTEL京都九条」にはルームサービスもないし、おみやげが買えるショップなんかもありません。でも、「本を読むためのホテル」というコンセプトが徹底してて、本好きにはとっても居心地よかったです。これからは、こうした「コンセプトホテル」が増えていくのかな〜

あと、ダイナミックプライシングの威力にも驚きました。同じ部屋が連休中は一泊2万円以上だったのに、連休が終わると一泊6千円にプライスダウン。お得に宿泊できました。

また行きたいなあ、京都。

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