横浜市のごみ分別。傘を分解してごみに出します!
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横浜市では、傘は骨の種類によって2つに分かれます。
- 骨がプラスチック製 → 燃やすごみとして、そのまま収集してくれます。
- 骨が金属製 → そのままでは収集してくれません。まず骨と布を分けます。骨は小さな金属、布やビニールは燃やすごみ。
どちらも、通常用途の傘ならサイズ指定はなし。粗大ゴミにはなりません。
傘の分解って面倒だけど、ハマの流儀で「骨が金属製の傘」を分解、分別してごみに出します!
傘だけに、結構「骨」が折れるんです
休日の午後、じっくり向きあってみました。まず、骨の先についているプラスチックのキャップを外します。骨の鋭い先端に注意。
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次に、傘布に縫い付けられているキャップを握りハサミで切り取ります。
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内側の骨に縫い付けられている傘布も糸を切って外します。傘布が固く縫い付けられていることがありますが、はさみで縫い付け部の周囲を切れば、外せますね。
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骨と傘布に分解できました!ところでこの傘、全長82㎝もあるんです。横浜市では、30㎝以上の金属製品は「粗大ゴミ」として有料収集です。傘も粗大ゴミなの?
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「イーオ のごみ分別案内」できいてみたら、ちゃんと教えてくれました!粗大ゴミじゃないんですね。持ち手もそのままでOK。
傘の骨がプラスチック製なら燃やすごみ、金属製なら小さな金属類。布やビニールは燃やすごみへ。
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「イーオ のごみ分別案内」は、アプリをダウンロードすれば、スマホからいつでもごみの捨て方を教えてもらえます。
横浜市の主なごみ分別施策
横浜市がごみ分別を市民に浸透させようと工夫する姿勢は徹底しています。PRが浸透しているからこそ、「横浜市のごみ分別は厳しい」という印象があるのかもしれませんね。
ごみと資源の分け方・出し方 | 市内のごみ出し情報が集結! |
生ごみの減らし方 | 買い物や料理の工夫、生ごみになってしまたあとの活用まで! |
Mictionary | ごみ分別辞典。シンプルな検索窓に単語を入力 |
神奈川県の中で比べてみると
ごみ有料で個別収集の大和市や海老名市(一部導入)、缶やびんを種類別に分ける綾瀬市などと比べても、横浜市の分別が特別厳しいということはありません。
しかし、分別のために必要な情報を明確に、さまざまな手段を講じて伝えていく横浜市の取り組みにはリスペクトを感じます!
ありがとう!ヨコハマクリーンアップ
横浜市は2018年から「ありがとう!ヨコハマクリーンアップ」というキャンペーンを開始し、「ピリカ」というごみ拾いに特化したSNSをサポートしています。
ごみの分別、やるしかない!