野川ウォーキング。5市・1区20キロ縦断!小川のようなかわいい川べりをぐんぐん歩こう
河川敷ウォーキングが楽しい!
- 河川敷はアップダウンがなく、基本まっ平。
- 河に沿って歩くので、道に迷うことがない。
- 途中でリタイアしてバスや電車に乗って帰宅もOK。
- 雨が降ってきたり、トイレの必要があれば付近のコンビニやお店に避難できる。
- どこまで歩くか、ゴールを柔軟に決められる。
その上一番の楽しみは、一緒に歩く人とゆっくり話ができること。
今回は秋晴れの2021年11月の週末、いつもの友人同士4人で野川を歩きました。野川は多摩川の支流。「春の小川はさらさらいくよ」という歌詞を思い出させるかわいい川。
なつかしい風景にリラックスしながらも、国分寺市、小金井市、三鷹市、調布市、狛江市を縦断し、ゴールは世田谷区の成城学園前駅。全行程20キロと意外に歩きがいのあるコース。
ゴール後は、イタリアンの夕食で疲れを癒しました〜
野川ウォーキングのコース
さあ、早速ウォーキングスタート!
必要な持ち物はスマホの地図アプリ、帽子&サングラス(河川敷は日影が少ない)、飲み物、お昼ご飯。あとは季節や天候に合わせて選べばOK。歩きやすい靴はマスト。服装は暑さ寒さで脱ぎ着がしやすいものがオススメ。
もし20キロはちょっとツライな、という場合は、集合をJR武蔵小金井駅にして、ダイレクトに武蔵野公園を目指せば5キロほど近道できます。
また、ゴールを京王線柴崎駅にすればさらに4.5キロの近道が可能。
JR国分寺駅からスタート!
野川の源流は、国分寺駅北口徒歩10分の日立製作所中央研究所敷地内にある湧水の池だと言います。
年2回の一般公開以外、関係者以外入場できませんが、源流をリスペクトして集合場所は国分寺駅。
国分寺市内の野川は、川沿いを歩ける道がほとんどありません。細い川の流れは住宅街を縫うように、現れては暗渠にもぐって見えなくなって。スマホの地図アプリを頼りに、野川の姿を追って歩きます。
小金井市に入ると、整備された歩道が出現。「のがわ」とちゃんと名札が出ています。
野川は、武蔵野の自然の中をさらさら流れて
穏やかな川の流れのすぐそばを歩ける緑道が整備されています。
両側には桜の並木。春に来たら満開の桜が川をおおって幾重にも咲くんでしょうね〜。でも、秋の落ち葉を踏みしめて歩くのもとっても気持ちいい。
黄金色のすすきが一列にたなびいて。武蔵野公園に到着!
公園というより、自然そのままのような木々と原っぱ。なつかしい風景。
木陰を探して、お待ちかねのお昼ごはん
コンビニのおにぎり、デザートはあんぱん。普段と変わりないけど、この景色を見ながら食べるととってもおいしい!
このあと、メンバー間でお菓子を分け合い、ティータイム。
靴を脱いでごろんと寝転び、しばしお昼寝するメンバーも。
武蔵野公園は、トイレも森の中に。
トイレの前に、小石で型どった猫ちゃんの顔が。子供が、家族を待ちながら作ったのかな。
武蔵野公園が野川公園に繋がって
2つの公園は隣接しているんです。武蔵野公園を川沿いに道なりに進むと、そのまま野川公園に通じています。
どちらの公園にもバーベキューができるスペースあり。そこだけ結構混み合って、おいしそうな匂いがただよってきます。
野川公園にはキャンプ場や自然観察園、野鳥保護のためのバードサンクチュアリもあり。広々した風景が続きます。
川の間近まで近づけるのも野川ウォーキングの楽しみ。きらきら光を反射して流れる野川。
ここで想定外のできごとが!いきなりサバイバル?
野川ウォーキングの注意点。公園敷地内を出たあとは、河川敷から一般道に上がれる道があまりないこと。
川べりをずっと歩いて行ったら、三鷹市のはずれ、大沢4丁目あたりでいつの間にか工事区間に入ってしまい、仮設の鉄扉で河川敷が閉鎖されていたのです。
まずは、飛び石づたいに対岸に渡って、、、岸壁のはしごを登ってフェンスを乗り越え、閉鎖区間から脱出成功。
上がったところに工事連絡の立て看板がありましたが、川べりを歩いてたら分からないですよね〜
サバイバル成功したところで、アイスクリーム休憩。セブンイレブン調布富士見町店で、トイレも兼ねて休憩タイム。
ふたたび野川をリラックスウォーク
ここから調布市、狛江市と続き、川は住宅街に挟まれて流れていきます。岸壁に菊の花が満開。地元の人が手をかけて育てているんでしょうね。
イスを出してビールを飲んで。釣りをする人も。地元の人たちの憩いのスペースなんですね。
もし、この辺りで疲れてきたら、京王線の柴崎駅をゴールにしてもいい。成城学園前駅より4.5キロほど手前に位置しています。
進行方向に小田急線が見えてきたら、ゴールは近い
世田谷に向かうにつれて、周囲の住宅も高層住宅や大規模団地に変わっていき、車の流れも激しくなってきます。都会ですね。
川の正面に小田急線が見えてきたら、ゴールの成城学園前駅へ向かうため、野川とはお別れ。
しかし、駅は丘をひとつ超えた先。今回のコースで一番急な坂道が最後に待っていました。20キロ近く歩いた足にはかなりこたえる!
成城学園前駅に到着!
20キロ踏破して、無事にゴール!
武蔵野の自然の中を歩いてきて、最後は都会の街へ。
野川はさらにこの先、二子玉川付近で多摩川と合流し、最後は東京湾に流れ込みます。
ここで家族が待つメンバー2人が帰宅。残った2人で夕食を食べて帰ることに。
カジュアルなイタリアンレストランでディナー!
成城学園前駅の駅ビル「成城コルティ」にある「TANTO TANTO」で乾杯!まずはビール、そのあとはもちろんイタリアワイン。
サラダ、ピザ、パスタをシェアして今日のウォーキングを振り返りました。
スマホの万歩計は32,000歩。今回も頑張りました!
秋の一日、なつかしい風景の中を歩いた野川ウォーキング。
なんでしょうね、もし自分がこの世を去って三途の川を渡る時、その川が野川だったらいいなあ。なんて思うぐらい野川はなつかしさを感じる川。
一度行って終わりではなく、私たちの定番コースとして何度でも歩きたい。そんなコースでした。