黒須田川・大場川ウォーキング。水音と鳥の声を聞きながら住宅街のオアシスを歩く8.2キロ

川ウォーキングが楽しい!

6月初旬、ご近所の川・黒須田川と大場川(鶴見川水系)をソロで歩きました。

どちらも住宅の裏を流れるこじんまりした川。護岸壁から川を見下ろして遊歩道が続きます。地元の人たちが丹精した花壇や、日差しを遮ってくれる爽やかな木々の緑。行き交う人も少なくて、住宅街のオアシスみたい。

黒須田川が暗渠に隠れたところで、帰り道。嶮山公園でおやつ休憩したら、たまプラーザ駅まで歩いて、途中の江古田太陽公園・ローズガーデンで今年最後の春バラを楽しみました。

帰りは疲れたらバスもあるし、付近の温泉施設「すすき野湯けむりの里」に寄って、無料のシャトルバスであざみ野駅へ出る奥の手もあります。

川沿いを歩いている間中、水の音と鳥の声が聞こえる、8.2キロのゆったりお散歩ウォーキングでした。

リラックスしたなあ。

川ウォーキングは、、

  • 川に沿って歩くので、道に迷うことがない。(たまに迷うこともある)
  • 途中でリタイアしてバスや電車に乗って帰宅もOK。
  • 雨やトイレの際は、付近のコンビニやお店に避難できる。
  • どこまで歩くか、ゴールを柔軟に決められる

必要な持ち物はスマホ(地図アプリ)、帽子&サングラス、飲み物など。あとは季節や天候に合わせて選べばOK。歩きやすい靴はマスト。服装は暑さ寒さで脱ぎ着がしやすいものがオススメ

川ウォーキングの楽しみのひとつは、一緒に歩く人とゆっくり話ができること。ゴールしたら駅前を探索して、地元のおいしいお店で乾杯しよう!

これまでの川と河川敷ウォーキングの記事はコチラ→ 川ウォーキング

黒須田川・大場川ウォーキングのコース

  • 13:00 東急田園都市線・市が尾駅
  • 13:10 八雲神社
  • 13:30 大場川遊歩道
  • 13:50 稲荷前古墳群
  • 14:15 黒須田川遊歩道
  • 15:15 嶮山公園でおやつ休憩
  • 15:50 江古田太陽公園・ローズガーデン
  • 16:30 東急田園都市線・たまプラーザ駅

市が尾駅からスタート

今日は、ゆっくり午後から歩きはじめます。天気は、初夏の湿気を感じる曇り。

坂の途中にある市が尾駅

国道246号線にかかる歩道橋を渡って、市が尾商店街をまっすぐ歩きます。

古くから続くお店や医院が多い商店街

八雲神社にお参り

商店街を道なりに行くと、ゆるい下り坂の途中に郵便局が。その裏手にあるのが地元の鎮守様・八雲神社。

今日のコースのキーワードは「住宅街」だけど、八雲神社も住宅の立ち並ぶ隙間にひょっこり現れて、静かにたたずんでます。

小さな神社だけど、お参りに立ち寄る人は多い

いつ行ってもなにかしら四季の花が咲いていて、お参りにきた人にそっと笑顔を向けてくれる。境台で休んでいると、鳥の声や吹き抜ける風を感じる。

とっても居心地のいい鎮守様です。

関連記事:八雲神社の四季・巡る季節とともに

大場川へ

八雲神社から住宅街に入っていくと、すぐに大場川が。

川の両側は住宅地。小さな橋が両岸を繋いでる

大場川に沿って続く小道を歩きます。車は通れないし人もほとんど通らない、静かな住宅地の裏道。

右側のフェンスの下に大場川が流れてる

左側に「薬王寺」の看板が見えてきた。

短かったけど、大場川とはここでお別れ。

車道を抜けて住宅街へ

薬王寺裏の坂道を上ります。咲きはじめたアジサイの花が顔をのぞかせてる。

アジサイは盛りに向かって花が大きくなる。このアジサイはまだ小ぶり。

稲荷前古墳群

住宅街に忽然と現れる稲荷前古墳群。

古墳群と聞くと、広〜い敷地を想像するかもしれないけど、現存する「稲荷前古墳群」は小さな丘です。

この辺は古くから人が住む集落があったんですね

ここは、古墳時代の4世紀から7世紀にこの地域を納めた一族の墓所の一部。様々な形の古墳が発掘されて「古墳の博物館」とも言われたらしいけど宅地開発により破壊されて、この丘だけが残されました。

馬の背のような丘に座ってのんびり。360度見渡せる景色も、やはり住宅が多い

黒須田川へ

稲荷前古墳の丘から黒須田川へはすぐ。

野の花がかわいい

階段を降りた突き当たりが黒須田川の遊歩道。

この辺りは住宅街の迷路のよう。時々迷ってしまう

遊歩道へ降りる階段は、車道のガードレールが途切れたその先。

結構、唐突感のある入り口。見落とさないように注意して

階段を降りると、、、ほら!

緑に縁取られた黒須田川が。遊歩道は、ここから源流に近いすすき野地区まで約3.7キロ。

雲間から陽が差してきた

川岸には降りられないけど、水音がすぐ近くで聞こえます。

目を閉じて水音に聞き入ると、別世界にいるような心地に

黒須田川の遊歩道は整備されていて歩きやすい。地元の人たちが丹精した花壇が続いて、目にやさしい。

6月は至る所にアジサイが

黒須田川に覆い被さるように枝を広げた木。桜です。

桜が満開になったら、どんな景色になるんだろう

実がなってる木を発見。オレンジ色に熟してる。

梅かな?と思ったけど、杏みたい

対岸では住宅の工事中。

分譲住宅かなあ。ここら辺はホントに住宅ばかり

いつの間にか遊歩道は登り坂に。

結構歩いて来たなあ

橋の向こうに色とりどりのお花が見えた。

橋を渡って対岸へ

よ〜く見ると、ヨーグルトやアイスクリームの容器で手作りした人口の花。風に吹かれて風車のようにクルクル回っていました。

地元の人たちが作ったんだろうな。楽しいね

黒須田川が見えなくなるまで

どんどん緑が濃くなって行く。

鳥の声があちこちから聞こえます

水の流れがきれい。お腹の黄色い小鳥が遊ぶ姿も見えました。あとで調べたらキセキレイでした。

カワセミも生息してるらしい

あ!川の向こうに行き止まりが見えた。

黒須田川は暗渠に入り、この先に所在する王禅寺(川崎市・麻生区)の源流へ続きます。

遊歩道の終点

嶮山公園でおやつ休憩

遊歩道から車道へ上がると、巨大なドラッグストアの駐車場。

公園へ向かう途中で、小さなパン屋さんを発見。

初めてのパン屋さんでパンを選ぶのはテンション上がる!

パン屋さんの正面に広がる嶮山公園でおやつ休憩。居心地の良さそうなピクニックテーブルを発見。

広いグラウンドや子供用の遊具もある地域の公園。森のエリアは静かで落ち着く

初めましてのパン屋さん(バウムドルフ)では、よもぎパンとツォップ(くるみとあんこのデニッシュ風)を買いました。

おいしかった!

帰り道の途中でバラ園へ

さあ、休憩のあとは駅まで戻らないと。

帰り道の選択肢は3つ。

  1. バスでたまプラーザ駅かあざみ野駅へ。バス停はすぐそこ。
  2. 歩いてたまプラーザ駅(2.7キロ)かあざみ野駅(2キロ)へ。
  3. すぐ近くの温泉施設「すすき野湯けむりの里」でひとっ風呂浴びて無料のシャトルバスであざみ野駅へ

悩んだあげくワタクシの選択は、「歩いてたまプラーザ駅」。

というのも、途中にバラで有名な荏子田・太陽公園があるので、せっかくだから寄って行きたくて。バラの季節が終わってしまう前に。

次回は湯けむりの里でゆっくりするのもいいな〜

荏子田太陽公園に到着!

地域の普通の公園を、地元の方たちが整備してバラを育てている

5月の盛りは過ぎたけど、まだまだたくさんのバラが咲いてました。

たくさんのバラを独り占めして公園内を散策
きれいだなあ

荏子田太陽公園から、ゴールのたまプラーザ駅までは、約2.4キロ。ここまできたらバスには乗らず、最後まで歩きますよ〜。

30分ほど歩いて、到着!

お疲れ様でした!

改めて知ったご近所の川

黒須田川と大場川は、朝の散歩で時々通りかかるご近所の川。

今回初めてしっかり歩いてみたら、心和む風景をたくさん見つけることができました。

住宅街を縫うように、さらさらと水音を響かせて流れる川は、とっても親しみやすい。遠く近くに鳥の声も聞こえてきて、ふ〜っと心が緩むようなリラックスウォーキングでした。

いつも近くを流れてる黒須田川と大場川。これからも気軽に立ち寄って、水音を聞きながら歩きたいな〜。

おすすめの記事:横浜市青葉区・都築区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!

2025-06-07|タグ: ,
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