3年目のチューリップ水栽培。どの球根が花を咲かせるのか、3年越しのノウハウから予測してみます!
チューリップの水栽培に挑戦して3年目。
初年は3個、2年目は5個の球根を育てたけど、毎年咲くのはひとつだけ。それ以外は、途中で球根や花芽にカビが生えて傷んでしまう。
チューリップってなかなか繊細な植物です。
今年(2025年)も5個の球根を育ててるけど、ちゃんと花を咲かせるのはどの球根なのかしら。
3年間蓄えたノウハウを駆使して、ズバリ予想してみます!
まずは正統派の育て方をおさらい
チューリップが開花するためには、しっかり寒さにあてることと、段階的に暖かい環境に慣れさせることが重要。
つまり室内で、冬から春へ変化する季節を再現します。その工程がコチラ。
- 秋に球根を買ったら新聞紙などにくるんで、冷蔵庫で2ヶ月寝かせる
- 球根の茶色い外皮をむき、分球している部分は取り除き、水を入れた栽培容器に入れる。
- 室内の冷暗所に置く(光が当たらず、室温15°前後の場所。玄関など)
- 1ヶ月ほどたって、根と葉が十分育ったら室内の明るく暖かい場所に移動(リビングなど)
- 開花!
1年目のチューリップ水栽培
1年目は冷蔵庫から出したあと、そのまま暖かいリビングに置いてしまいました。「室内の冷暗所に1ヶ月程度置く」という工程を忘れてしまった、痛恨のミス。
チューリップにとっては、寒い北海道から突然ハワイにワープした感じだったのかなあ。
結果的に、3個の球根のうち2個は途中でカビが生えてしまい、開花には至りませんでした。
さて下の写真の球根のうち、どれが咲いたと思います?
答えはもちろん、1番。
3番はまったく根が生えず、代わりにカビが生えてきて早々に処分。
2番は2つの芽が出て結構成長しましたが、最後までつぼみは顔を出しませんでした。そのうち球根が変色して枯れてしまった。
関連記事:初めてのチューリップ水栽培。球根3個で、咲いたのはひとつだけ。何が悪かったのかな?
2年目のチューリップ水栽培
2年目は、5つの球根を育てました。
そのうち咲いたのはやっぱりひとつだけ。どれが咲いたでしょうか。
正解は、、、4番!
黄色い花が咲きました。
2番は、せっかくついたつぼみが途中からしおれ始め、開花することなく腐ってしまいました。観察すると、根が十分に育っていなかった。
1番も、顔をのぞかせたつぼみがふくらむことなくカビがはえてしまった。根はある程度成長したけれど、開花した黄色のチューリップに比べたら、根の量は半分ぐらいでした。
3年目のチューリップ水栽培
ここで判明した重大な事実は、根が多い球根が開花する、ということ。まあ、考えてみれば当たり前のことなんですが。。
こちらが3年目の球根の生育状況です。3週間前冷蔵庫から出して、玄関に置いています。
よ〜く見てみましょう。
1番から5番まで、根がしっかり張っている。芽も出ている。
ということは、今年は5つ全部咲く可能性高し。
もしひとつだけ、これは絶対咲く!と思う球根を選ぶとしたら、、、
1番ですかね!
理由は、根の量が5つの球根のうち一番多いこと。芽もしっかりしていて、ポテンシャルを感じました。
さてこの予測、あたるでしょうか。結果はあと約ひと月後に判明するはず。
3年目は栽培容器も工夫してみました
今年はペットボトルだけじゃなく、ジャムが入っていたビンも再利用しました。
ビニールやネットでビンにフタをして、真ん中にカッターで切り込みを入れます。その切り込みに球根のお尻を差し込んで、先がちょっと水にあたるようにすればOK。
ジャムの空きビンで、思いがけずリサイクル。
開花予想はあたるかな?
まとめると、ワタクシの今年の開花予想は、
- 5つの球根全部咲く!
- 中でも、1番の球根は絶対咲く!
と、なりました。
咲くかな?どうかな?
ちょっとドキドキ、ワクワクしながら、チューリップの成長を見守りたいと思います。
外はまだ、寒い冬。
でも、部屋の中ではかわいい花を抱いた球根が育っています。