防災用品は、ぜ〜んぶ普段使いしたい!どうしても日常生活で使えない防災用品ってあるかな?

地震や災害が多い日本に住む私たち。

防災用品は色々あるけど、普段から使っていればお得だし、使い慣れているし、故障や買い替え時期も気付きやすい。

だからモノを買うときは、普段も緊急時も使えるものを選ぶのがいいよね。

我が家の防災グッズの普段使いをご紹介。日常的に使うのが難しそうな防災グッズも、活用法を考えてみます!

カセットガス関連製品

防災用品の基本、カセットガス関連製品。我が家はガスコンロとガスストーブを使っています。

カセットガスは安いメーカーもあるけれど、一緒に使うガスコンロやストーブとの相性が気になる。安全検査は、カセットガスとその対応製品がセットで合格認証を受けているんですよね。

やっぱり安全第一ということで、我が家は全部イワタニ製。

左から箱買いしてるカセットガス、ガスストーブ「マイ暖」、ガスコンロ「エコプレミアム」

カセットガスストーブ「マイ暖」は、つけるとすぐに暖まる。電源や電気はもちろん不要で、家中どこでも持って行けます。暖房をつけるほどではないけれど、自分の周りだけちょこっと暖めたいときにピッタリ。

冬場はサブ暖房として、毎日普段使いしています。

もちろん、停電時も暖がとれる立派な防災用品。

テレワークでマイ暖を活用
足元ぬくぬく

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カセットコンロは「エコプレミアム」。薄くて軽いのに大型の10号鍋が使えて、少ないガスでも高パワー。鍋料理に普段使いするのは当たり前。

五徳までの高さが約9センチと低いので、鍋から食材を取り分けるのがラク

カセットコンロはいろんなメーカーからたくさんの製品が出ているから、お気に入りを選ぶのがいいよね。

LEDランタン

懐中電灯は一方向しか照らせないし、手で持たないと安定しない。停電中、メインに使える非常用電灯は、LEDランタンが便利。

使っているのはコールマンのマルチパネルランタンLED乾電池式

コールマンマルチパネルランタンLED
停電に強い乾電池式

LEDパネルが取り外せて、持ち歩けます。機種によってLEDパネル2枚、3枚、4枚まであるので、家族の人数に合わせて選ぶのがいい。

コールマンのマルチパネルランタンLEDのパネルを外したところ
我が家はLEDパネル2枚、単一形アルカリ乾電池4本の機種を使ってます

キャンプやアウトドアに重宝するLEDランタンだけど、我が家はインドア派。日常使いはできてませんでした。

ところが、夜のベランダを照らすのにちょうど良いことが判明。暗くなってからの水やりや、夜盗虫の発見にも活躍。

夜のベランダを照らすカンテラ
夜、ランタンで植物を照らしてよぉ〜く観察。夜盗虫発見!

関連記事:自宅でプチ防災訓練!ランタンの灯りだけで夕食を作ったよ

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LEDヘッドライト

自宅でプチ防災訓練をやった時、LEDカンテラの灯りだけで夕食を作りました。

その時思ったのが、カンテラだけでもいいけれど、ヘッドライトがあった方がラクだな、と。自分の動きに合わせて目線を照らしてくれるので、食材を切ったりの手元作業が安全にできる。

使っているのはモンベルの「コンパクトヘッドランプ」。単一形アルカリ電池1本で最大115時間、ハイパワーモードでも27時間、連続して照らしてくれます。69グラムと軽いので、付けていてもほとんど気にならない。

で、これをどうやって普段使いしているかというと、、

そう、読書です。

軽くて明るくて長時間使えるヘッドライトとくれば、読書ですよね

もちろん、「寝ながら読書スタンド」でも使っています。目線に合わせてページをしっかり照らしてくれるので、夕方部屋が暗くなり始めても読書継続できちゃう。

寝たまま読書スタンドを使って寝転がって読書しているところ
写真では付けてないけど、実際は毎回ヘッドランプ付けて読んでます

関連記事:寝ながら読書スタンドで、分厚い本も寝たまま楽ちん。名著を味わう最高の休日!

防災ラジオ

停電が長引いて、自宅で避難生活となった時、どうやって情報を入手すればいいのかな。テレビやスマホが使えないとなったら。。

と、考えて防災ラジオを購入。

私が買ったのはソニー「ICF-B99」だけど、すでに生産終了。今は後継機の「ICF-B300」がいいみたい。

乾電池使用に加えて、手回し充電、USB AC充電、太陽光充電と3つの充電方法を搭載。

ソニーICF-B99の手回し充電をしているところ
毎日手回し充電してますが、レバーが丈夫でシッカリ回せる

防滴仕様なので少々の水しぶきもOK。

ソニーICF-B99をキッチンで使っているところ
キッチンやお風呂でもラジオが聞ける

学生時代は毎日聞いていたけど、社会人になってすっかり遠ざかっていたラジオ。

久しぶりに聞いてみたら音声だけじゃなく、ウェブやSNSとも連動して、さまざまな情報を発信してる。昔はハガキで送っていたメッセージも、今は番組ホームページから送れちゃうんですよね〜、って送ってないけど。

防災用と思ったけど、すっかり日々の生活になじんで、また毎日ラジオを聴くようになりました。

関連記事:手のひらサイズの防災ラジオ、ソニー「ICF-B99」で久しぶりにラジオを楽しんでます!

ポータブル電源

停電対策として一番強力なのがポータブル電源じゃないかなあ。

ソーラーパネルとセットで使えば、太陽の光をタダで電気に変えることができる。マンション住まいでも、ベランダで電気が作れちゃうんです。

我が家はackery(ジャクリ)のポータブル電源とソーラーパネルを愛用。

マンションの床に置いて充電しているソーラパーネルとポータブル電源
太陽があれば充電できるんだから、停電対策にはイチオシ

ジャクリを選んだ理由は、普段使いしやすい700Wh付近の容量で一番軽かったこと、リサイクルサービスを提供していること、そして比較的安かった値段。

春〜夏は太陽の動きに合わせて場所を変えつつ、1日ベランダで太陽光充電すれば容量の6割ぐらいは電気が作れます。冬は日が短くなるので、太陽光充電に加えて、電気代が安い夜間のAC充電で補って。

太陽光で作った電気をポータブル電源から出力して、リビングのスタンドライトを灯したところ
部屋の雰囲気にすっかりなじんでます

リビングのライトスタンドはポータブル電源担当にして、毎日使ってます。

関連記事:マンションのベランダで電気を作る!ポータブル電源とソーラーパネルで。防災・節電にも

ヘルメット

私の職場では社員一人にひとつ、防災用にヘルメットが支給されてまして、東日本大震災の時はヘルメットをかぶって自宅まで歩いて帰った人も多かったんです。

テレワークになって「ウチにヘルメットないじゃん!」と思って自腹で購入したのが、ミドリ安全の折りたたみ防災ヘルメット「Flatmet 2」

独特のカタチだけど、緊急時は見た目なんか気にしてられないですよね

カンタンに二つ折りにできて、折りたたんだ時の厚さは3.3cm。薄い!防災持ち出し袋の中にスッキリと入れられる。

大きな地震の後は、揺れがおさまった後も、上から何が落ちてくるか分からない。ちょっと外の様子を見に行きたい、なんて時にヘルメットをかぶって出れば安心かな、と思ってます。

しかし、実はこのヘルメットだけ、まだ普段使いできてない!

自転車に乗る人は普段使いできそう。でも、我が家は自転車乗ってないしな〜。

いやあ、いまだに模索中なんです。

ヘルメットの日常使い。

まとめ

防災用品は、防災限定でしまい込んでおくんじゃなくて、日常使いできるものを選ぶとお得感が倍増。いざという時も使い慣れているから、安心。カセットガスや電池といった付属品のローリングストックもちゃんと回せるし。

だいたいのモノは普段使いしてるんだけど、我が家の唯一の課題はヘルメット。

もし、いい感じで普段使いできてる方がいたら、ぜひ教えてください!

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