横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!第8回 ボンヴィボン青葉台店、ベーカリー クマ

第8回は、東急田園都市線・青葉台駅を起点に、南と北に位置するパン屋さん2軒。両店とも、青葉台駅から歩いて10分ほど。駐車場はありません。

ベーカリー クマは2010年オープン。ひとりしか入れないほど小さなお店だけど、パンの種類は30〜40種類以上。素材のおいしさを実感する素朴でシンプル、でもちょっと隠し味が効いたパンが味わえる。

ボンヴィボン青葉台店は2004年創業。メディア露出も多い児玉圭介シェフのお店。ひと口サイズの生クリームあんぱんが有名だけど、サンドイッチ、惣菜パン、菓子パン、ハード系まで多種多様なパンが。パンに合った生地の開発にも力を入れていて、お店のこだわりが感じられる上質のパンが揃います。

丁寧な仕事ぶりが感じられるパン屋さん2軒をご紹介!

横浜市青葉区のパン屋さん

駅でいえば、東急田園都市線の青葉台、藤が丘、市が尾、あざみ野、たまプラーザ。さらに横浜市営地下鉄のセンター南、センター北あたり。このエリアには数十軒の独立系パン屋さんがあります。

そのどれもが個性豊か。定番パンからその店ならではのユニークなパン、さらに新作パンまで、常に味を追求しているハイレベルなお店が多いのです。

私たちを幸せにしてくれる、パン屋さんとパンに感謝の気持ちを込めて。

これまでご紹介したパン屋さんの記事はコチラ:横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!

シンプルな素材のおいしさに、隠し味が効いている!ベーカリー クマ

この日は地元農家さんの野菜が店頭に。地元密着
  • お店の住所 : 横浜市青葉区つつじが丘10-21-101 
  • 電話番号:045-985-7933
  • 営業時間 : 8:00-19:00 (売り切れ次第終了)定休日は日曜日。不定休あり
  • 情報はお店のインスタでチェック
  • 東急田園都市線・青葉台駅から徒歩約10分
  • 駐車場なし
  • イートイン席なし

青葉台駅と言えば、東急スクエアのある北側が栄えているけど、ベーカリークマは逆方向の南側。国道246号の高架下を過ぎて坂をのぼると小さなお店が見えてくる。

お店と工房合わせて8坪

お店の奥で、ご主人がひとりでパンを焼いてます。お客さんもひとりづつしか入れない、かわいいお店。だけどパンは常時30種類〜40種類以上も。

定番パンに加えて、トマト、レンコン、春菊、栗、さつまいも、りんご、、などなど素材をフィーチャーしたオリジナルパンが季節ごとに並びます。

どのパンもシンプルなのに、ちょっとヒネリを効かせた隠し味があって、食べてみないと分からない楽しさが。100円台のパンもあって、日々の食卓やおやつに気軽に買えるのも嬉しい!

パンじゃないけど、もうひとつのおすすめは、お店のインスタ。ひとこと、ふたことだけなのに、ご主人の喜怒哀楽がちょっとだけ感じられて、ほっこりします。もちろん、旬のパンもたくさん紹介されているので、インスタを読んでからお店に行くといいかも。

ベーカリークマのパンをテイクアウト

「タルタルフィッシュ」(上)、「さつまいも」(右)、「プリンデニッシュ」(下)

プリンデニッシュ。他のお店で見たことないです。

プリンにデニッシュ!?と驚いたけど、食べるとカスタードの味が広がって、クリームパンに近いおいしさ。見た目もかわいらしくて、毎回お店に行くたび、必ず買ってしまいます。

タルタルフィッシュ。「5人にひとりぐらいの確率で ”タルタルフィニッシュ”と注文される」、とお店のインスタに投稿が。タルタルフィニッシュでオーダーしてもいいそうですw。

白身魚のフライはサクサク。タルタルソースもピクルスのみじん切りが効いている。そして、なによりバンズ風のパンがうまい!

さつまいも。刻んだ甘〜いさつまいもがパンの中に。ちょっとパンの表面に塩がふってあって、さつまいもの甘さを引き立ててます。こういう隠し味がいい!

それぞれのパンに、こだわりのおいしさが。ボンヴィボン青葉台店

入り口はこじんまりだけど、中は広くて多種多様なこだわりパンがいっぱい
  • お店の住所 : 横浜市青葉区青葉台 1-32-2
  • 電話番号 : 045-983-5554
  • 営業時間 : 8:00-19:00 定休日は月・火曜日。土日は営業。
  • お店のウェブサイト
  • 東急田園都市線・青葉台駅から徒歩約10分
  • 駐車場なし
  • イートイン席なし

祖父、両親、従兄弟もパン職人という児玉圭介シェフのお店。新百合ヶ丘の2号店のほかに、横浜高島屋のベーカリースクエア羽田空港第3ターミナルなどでも販売しています。

受賞歴もある有名シェフで、メディアへの露出も多数。忙しいと思うけど、青葉台店奥の厨房に立って作業している姿をガラス越しに見ることも結構あるんですよね。

いつも地元民でにぎわっているけど長蛇の列ができることもなく、いつ行っても入りやすい。普通の、気さくなパン屋さん。いい雰囲気。

パンの種類はすっごく豊富。アンパンマン、クワガタパンのようなユニーク系から定番の焼きそばパンなど惣菜パン、果物をふんだんに使ったデニッシュ、本格的なハード系やサンドイッチまで多種多様。パン生地の開発にも力を入れているようで、具ももちろんだけど、どのパンも、パンそのものがとってもおいしい。

目をつぶって選んでも、必ずおいしいパンを選ぶことができるパン屋さんです!

ボンヴィボンのパンをテイクアウト

「美味しいハムとカマンベールのカスクルート」(上)、「フランボワーズとチョコレート(正式名称を失念)」(左)、お店の一番人気「生クリームあんぱん」(左)

生クリームあんぱん。小ぶりな丸パンの中に、とろ〜り生クリームと甘さ控えめのあんこ。お店の冷蔵庫で冷やして売っているのに、パンは柔らか。パクッと頬張ると、口どけよく消えてしまいます。夏は冷凍してアイスクリーム風の味わいに。

美味しいハムとカマンベールのカスクルート。バゲットの皮はパリパリの歯応え。ハムとチーズがたっぷり入っていて大満足。中に塗ってあるバターがすごく風味があって、おいしかった!

フランボワーズとチョコレート。正式名称がどうしても思い出せず、翌日もお店に行ったけどもう売ってなかった。。定番パン以外は、不定期に登場するので一期一会なんですよね。

デニッシュ風の生地にフランボワーズとアーモンド風味のフィリング、パンの底にはチョコレートが挟まってる。焼き菓子のような味わいにパンの食べ応えがプラスされて、ランチにもおやつにも。

駅からほど良い距離感がいい!

今回ご紹介した2軒は、最寄りの青葉台駅から10分ほど歩きます。散歩がてら歩くその距離がちょうどいい感じ。「これからおいしいパンを買うぞ〜」という準備運動のよう。

そしてお店に着けば穏やかな空気が流れていて、焦ることなくリラックスしておいしいパンが選べます。

帰りは青葉台の商店街で夕飯のおかずも買って行こう。そんな地元のパン屋さんです。

これまでご紹介したパン屋さんの記事はコチラ:横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!

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