横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!第5回アンプチパケ、こんがり屋
第5回は、青葉区みすずが丘のケーキ屋さん「アンプチパケ」と青葉区桂台のパン屋さん「こんがり屋」をご紹介します。
これまでご紹介したパン屋さんの記事はコチラ:横浜市青葉区のパン屋さん。みんな違ってみんないい!
駅でいえば、東急田園都市線のたまプラーザ、あざみ野、市が尾、青葉台。さらに横浜市営地下鉄のセンター南、センター北あたり。このエリアには20件以上もの独立系パン屋さんがあります。
そのどれもが個性豊か。定番パンからその店ならではのユニークなパン、さらに新作パンまで、常に味を追求しているハイレベルなお店が多いのです。
私たちを幸せにしてくれる、パン屋さんとパンに感謝の気持ちを込めて。
ケーキ屋さんがつくるパンとタルトは間違いない!しあわせの味「アン・プチ・パケ」
・お店の住所:横浜市青葉区みすずが丘19-1
・営業時間:10時〜18時 休業日はお店のウェブサイトでチェック
・東急田園都市線「江田駅」から徒歩10分。敷地内に車4台ほどの駐車場あり。だいたい混んでいるので、公共交通機関で行くのもよし。
1998年にオープンして今年(2022年)で24年、遠方からもお客さんがやってくる有名ケーキ屋さん。「アンプチパケ」は、フランス語で「ひとつの小さな包み」という意味だそう。
オーナーシェフの及川氏は、欧州で修行した後、都内の有名店でシェフを務め、数々の受賞歴を持つ方。
でも今日ご紹介するのはケーキではなく、パンやタルト。
ガラスショーケースの中の美しいケーキたちと比べるとちょっと地味な存在だけど、ほんのり甘くてふんわり、バター香る生地はケーキと兼用なのかな。
パンやタルトはショーケースの上に何気なく置かれているので見逃さないで。
素朴だけど濃厚、大満足な幸せの味!
ブリオッシュの中はふんわ〜り、おひさま色。バターの香りがぷ〜ん。食べるとあられ糖の優しい甘さ。味わいしっかり。
ワッフルはアツアツに温め直して、 メープルシロップをかけるとよくからむ。じわ〜っとしみこんで、たまらないおいしさ。
栗のタルト。中にカシスが入っていて、栗の香ばしさにちょっとの酸味がアクセント。
お店は三角屋根に黄色い壁で、遠くからでもよく見える。扉を開けてお店に入る瞬間からワクワクするケーキ屋さんです。
素朴なのに工夫が詰まったパン。近所の頼れるパン屋さん「こんがり屋」
・お店の住所:横浜市青葉区桂台2-30-14 サンコート桂台 1F
・営業時間:月・火・水 10:00-18:30、土・日・祝 8:00-18:30、定休日(木・金)
・東急田園都市線「青葉台駅」から徒歩30分。こどもの国線「恩田駅」より徒歩26分。お店の前に2台分ほどの駐車場あり。青葉台駅よりバスで行くこともできる。
村田さんご夫婦が切り盛りするかわいいお店。扉を開けると正面にパンが並び、その向こうにいつもご夫婦どちらかがいて、お客さんを迎えてくれる。
このお店は食パンやお惣菜パン、焼き菓子がメインのお店。デニッシュ、クロワッサン、サンドイッチなどは置いていません。長くお店を続けていくために、ご夫婦の得意なパンの分野を厳選して焼いているみたい。
お店の雰囲気と同様、どの世代にも好まれる素朴なパンが並びます。
でも、食べると分かる。
ドライフルーツやチーズなど具材の大きさや切り方、パンと具のバランス、パンの大きさなどひとつひとつに知恵と工夫が詰まっている。
研究熱心なご夫婦なんだろうな〜。
こんがり屋さんは、近所の頼れるパン屋さんです。
お店のおすすめ、ドライフルーツのパン。しっとりほんのり甘い生地に、食べやすく細かく切った数種類のドライフルーツが。大きさもちょうど良い。ランチのデザートパンにも、おやつにも。
きのこのフォカッチャ。これも数種類のきのこを組み合わせて食感に違いが出てる。厚めのピザみたいにパクパク食べられて大満足。
チーズフランス。ソフトなフランスパンの中にチーズがゴロゴロ入ってる。チーズの大きさや量など、微妙な工夫を感じます。おいしい!
こんがり屋さんは、手作りのジャムなどパンのお供も充実。なかでもキャラメルクリームは、香ばしいクリームにくるみがアクセント。バゲットにたっぷりつければ、それだけで笑顔になっちゃう。
横浜市青葉区には、まだまだ私たちを幸せにしてくれるおいしいパン屋さんがたくさんあります。
次回もお楽しみに!