α7iiiをアルカスイス互換にすれば、いろんな三脚が使えるよ。Peak Designのストラップも問題なし!

このサイト「坂や丘のある町 walk along」は、身近な話題を文章と写真でお届けする写真ブログのサイトです。

Sonyのα7iiiを購入してから、3ヶ月以上が経ちました。α7iiiは、今まで使っていたα5100 (2014年発売)より2.3倍も重い。カメラバッグも買ったばかりだけど、この重さを支えられる新しい三脚も買わなければ。

選んだのはアルカスイス互換の三脚。アルカスイス互換なら、メーカーごとに異なるプレートをそのたび交換することなく、ミニ三脚やトラベル三脚などいろんな三脚を使い分けることができてとっても便利です!

アルカスイス互換ってなに?

アルカスイスは、スイスの業務用カメラ機材メーカーの名前です。このメーカーが開発した三脚の雲台とプレートが「アルカスイス規格」。この規格と互換性があるのが「アルカスイス互換」。つまり、アルカスイス規格も、アルカスイス互換も基本同じもの。

三脚メーカーごとに異なる雲台やプレートが当たり前な世界で、「アルカスイス互換」は唯一いろんなメーカーが互換性のある製品を販売しています。

これがアルカスイス互換のクランプ型プレート (Neewer クイックリリースプレート QRクランプ 3/8インチ)

ミニ三脚にもともとついていたプレートを外すと、1/4ネジ穴が現れます。ここにアルカスイス互換のプレートを取り付ければ、アルカスイス互換に!

もちろん、初めからアルカスイス互換のプレートがついている三脚なら、他のプレートは不要。

ミニ三脚は、マンフロット PIXI EVO 。こんなに小さいのに、α7iiiをしっかり支えてくれる!ウェブカメラで使ってます

α7iiiには、L型プレートを装着

α7iiiに装着するのはL型プレート、Small Rigの2122。α7/9シリーズ専用なので、バッテリーやSDカードの出し入れも問題なし。このプレートがアルカスイス互換。縦位置でも横位置でもそのまましっかり三脚に固定できます。

若干重くなるけど、L型プレートをつけることで、α7iiiが持ちやすくなりました。イルコさんのYoutubeで便利な使い方が紹介されています。

Small Rig L型プレート
Small Rig 2122

アルカスイスの仕組みをもう少し詳しく

クランプ型プレートはノブを回せば幅が広がります。両サイドのみぞに、L型プレートのみぞを噛ませて、ノブを逆に回せば、クランプが万力のようにプレートを締め上げてガッチリ固定。

ほら、この通り!L型プレート(カメラ側)とクランプ型プレート(三脚側)でα7iiiがしっかり三脚に固定されました。

L型プレートに Peak Designのストラップはつけられるの?

αのカメラに、Peak Designのストラップつけること多いですよね。もちろん、私も使ってます!

Peak Designのストラップは、専用のアンカーリンクシステムで取り外しが簡単。アンカーリンクをカメラの底面に取り付けると、こんな風にレンズを下向きにしてストラップを「たすき掛け」できて便利ですよね。

L型プレートの底面には、アンカーリンクをつけられるネジ穴が2つあるので全く問題ありません。サイドにつけるなら、α7iiiのフックをそのまま使えます。

ギアの取り外しには工具が必要

ところで、こうやっていろいろなギアを使うようになると、取り付けや取り外しに六角レンチやドライバーがいるんですよね。L型プレートにも、Peak Designのストラップにも、それぞれ専用の工具が付属されてます。でも、小さい工具の管理は結構手間で、結局なくしてしまう。。(ていうか、もうなくしました)

そこで、Small Rigの折りたたみドライバー・レンチセットを合わせて購入。これひとつあると、カメラ関係の工具はOK。取り外したネジの保管穴もあるので、なくす心配がありません。8センチほどの手のひらサイズです。

テーブルフォトに、自撮りに、暗い場所での撮影に、スローシャッターに、写真ブログでも三脚が必要な撮影たくさんありますよね。

アルカスイス互換で、用途に応じた三脚をスムーズに使い分けたい!

関連記事:2台目のカメラを買いました!α7iiiとLeica Q2のコンビネーションはバッチリ

by
関連記事