夢の島熱帯植物館 (東京 江東区) は緑と水のオアシス。ゆかいな熱帯の植物たちと、のんびり過ごそう

まだまだ寒い2026年3月上旬、夢の島熱帯植物館 (東京都 江東区) で暖まってきました。
夢の島熱帯植物館は、「夢の島公園」の中にあります。植物館以外にも東京都のスポーツ文化会館 (BumB)や陸上競技場など様々な施設が点在する広〜い公園。
公園に隣接して江東区の清掃工場があり、ゴミを焼却した余熱による高温水 (125°C)を使って、植物館を含む各施設の暖房・冷房が賄われているとのこと。
大温室の中はまさに、熱帯の気候。暖かいというより暑い!でもそれが気持ちいい。
水音が響き、そよ風が吹いて、熱帯雨林の鮮やかな緑がぎゅ〜っと詰まってる。広すぎず狭すぎずの規模もちょうどいい。
館内のあちこちに設けられた休憩スペースで和みながら、のんびりマイペースで熱帯の植物たちと過ごしてきました!

記事執筆 & 写真撮影 青山田あかり
神奈川県 横浜市在住。写真ブログ「坂や丘のある町 walk along」に、気楽な記事を毎週投稿しています。
夢の島熱帯植物館のプロフィール
| 夢の島熱帯植物館 | |
| 開園年 | 1988年 |
| 面積 | 3,548平方メートル |
| 三脚使用 | 事前許可制 (有料) |
| アクセス | 新木場駅徒歩13分 (東京メトロ有楽町線、JR京葉線、りんかい線) |
| 駐車場 (普通車) | 第一駐車場 (南) 123台 *工事のため令和9年まで一部閉鎖 第二駐車場 (北) 20台 |
| 指定管理者 | アメニス夢の島グループ (日比谷アメニス、日比谷花壇他6社構成) |
扉を開けると、そこは熱帯
大温室入り口のガラスドアを開けると、暖かい風がヒュ〜っと吹いてきて、目の前に熱帯の水辺が出現。

夢の島熱帯植物館の大温室はテーマごとに3つのエリアに分かれ、順路はAドーム (熱帯の水辺)、Bドーム (熱帯の家と植物)、Cドーム (小笠原諸島の自然)へと進んでいきます。
大温室の入り口前には映像ホールがあって、小笠原と西表島の映像を交互に一日中流しています。映像で紹介された植物の一部は大温室にも展示されているので、事前に映像を見ておくのもおすすめ。

熱帯の花々がお出迎え。

真っ赤な竹?と思ったら、ヤシ科の植物・ショウジョウヤシ。

ゆかいな熱帯の植物たち
熱帯の家と植物を展示するBドームでは、日本では見慣れないユニークな植物が実をつけていました。




光に透ける薄くて大きな葉っぱは、サラダノキ。英語ではCabbage Tree (キャベツノキ)と言われるそう。葉っぱはレタスの味がするらしい。いずれにしても、サラダですね。

水の流れがあちこちに
足元には、小さな水の流れ。
どこからともなく聞こえてくる水音に耳を澄ますと、心の雑音が遠ざかっていく感じがします。

ふと、岩の隙間に咲くセントポーリアと目が合いました。小さな植物を見つけるのも、植物園を散策する楽しみ。

館内には大中小と、いくつも滝が。
広すぎず狭すぎずの館内に、滝と水が変化を与えてる。

東京の亜熱帯、小笠原諸島の自然
順路は小笠原諸島の自然を再現したCドームへ。
小笠原諸島は都心から南東約1000キロ、太平洋に浮かぶ30もの島々からなる亜熱帯の東京。
一度も陸地と繋がったことがないため、世界で小笠原でしか見ることができない固有種が多く生息しています。
これは固有種のタコノキ。

紫色の花がたくさん咲いている。

水と緑と光。

オーストラリア庭園
Cドームを出ると、オーストラリア庭園 (屋外)と食虫植物の温室が。どちらもコンパクトに代表的な植物を展示。
オーストラリア庭園では、ギョリュウバイのピンクの花が幻想的に咲いていました。

休憩スペースでお弁当
順路はイベントホールを抜けて入り口まで戻って終了。
入り口には、カフェとショップがあります。カフェは現在無料の休憩スペースとして開放中。カフェの営業はしていないけど、持ち込みで飲食可能。自動販売機もあります。
大きな窓から緑と池を眺めながら、持参したお弁当をゆっくり食べられるなんて、すごくいい。

カフェはリニューアルオープンを目指しているそうだけど、このまま無料の休憩スペースでいいんじゃないかな〜、と思っちゃう。隣接するスポーツ文化会館 (BumB)にはレストランがあるので、食事はそっちでしてもいいんだしね。
他にも館内のあちこちに休憩できるスペースがあって、ゆっくりできます。

イベントホールではイースターにちなんだ地元小学生とのコラボ展示があったり、植物とアートの写真展があったり。面白かったな〜。
夢の島マリーナと芝生の広場
夢の島熱帯植物館の裏は、夢の島マリーナ。クルーザーが停留されている景色が館内からも見えました。

正門前には、芝生広場がぽか〜んと広がっていて、開放感。

水と緑のオアシスでマイペースにのんびりと。夢の島熱帯植物館
こんなにのんびりできる植物園って、あんまりなかった気がします。
広い植物園で時々感じてしまう「広大な敷地を時間内に制覇しなくちゃ」、というプレッシャーが全くなくて、広すぎず狭すぎずの館内を自分のペースでのんびり見て回れる、夢の島熱帯植物館。
大温室、映像ホール、屋外の庭園、イベントホール、あちこちに設けられた休憩スペース。いろいろ楽しめるように工夫がされているのに、どれもさりげなくて、なんだか心からくつろげる。
本当に、都会の中のオアシスでした。
またひとりでふらっと、熱帯の植物たちとゆっくり時間を過ごしに訪れたいな。











