神奈川県横浜市・西区にある横浜イングリッシュガーデンは、住宅展示場の中にあります。
6600平方メートルとそれほど広くはないけれど、創意工夫に満ちたハイレベルなガーデン。2018年世界バラ会議「優秀庭園賞」を受賞。
もちろんバラが有名だけど、バラだけじゃない。花や果樹が考え抜かれた組み合わせで植えられていて、発見の連続。
小径の先へ先へと行くと、いつの間にか花の迷路へ。ぐるぐる歩きながら、いろんな花の表情と出会えます。広くはなくても、じゅうぶん歩きがいあり。
駐車場も広いし、横浜駅から無料送迎バスもあるし、カフェやレストラン、ショップも充実。「来てよかった」「また来たいね」そんな声があちこちから(ホントに!)聞こえる都市型ガーデン。
2023年10月下旬の休日に、横浜イングリッシュガーデンを訪れた様子をお届けします。
横浜イングリッシュガーデンのプロフィール
横浜イングリッシュガーデン | |
開園年 | 2009年開園、2012年リニューアル |
面積 | 約6600平方メートル |
三脚使用 | 使用を制限する規則はなし |
アクセス | 相鉄線・平沼橋駅より徒歩10分、横浜駅西口・りそな銀行前より無料送迎バスあり |
駐車場 | 約300台 (2時間まで無料・その後20分/300円) |
管理者 | (株)テレビ神奈川 |
横浜イングリッシュガーデンの駐車場
住宅展示場の駐車場と同じです。近くの交差点には看板もあるので、迷うことなく到着。
休日のお昼過ぎ。一見満車のように見えるけど、、
よ〜く見ると、ところどころ空いてます。
広くて停めやすく、誘導の方も複数名いるので、安心して利用できる駐車場でした。ナイス!
エントランスを入ると
すぐにチケットカウンター。チケットは対面でも、あらかじめ電子チケットでも購入できます。電子チケットの場合は認証後に紙のチケットをくれるので、再入場の際はそちらを見せて。チケットは1日有効。
ガーデン内にはトイレがありません。必要に応じてエントランス右奥のトイレを利用。
ローズトンネルに季節のデコレーション
春はこのトンネルがつるバラで覆われるんですよね〜。
ちょうどこの時は「オータム・フェスティバル」期間中で、ハーベスト・ディスプレイが出迎えてくれました。
デコレーションは、秋の収穫のイメージ。花も実も色とりどり。
さあ、ガーデンへ!
ローズトンネルを抜けたら、いよいよガーデンの始まり。
色や香りごとに6つのガーデンが。
ガーデンごとにクッキリ区分けされているのではなく、花に樹木、その中を小径があちこちに通じていて、とってもナチュラル。
花だけじゃなく、木も。
花と花の組み合わせ
植物園だと、花の種類ごとにまとまって植えていることが多いけど、横浜イングリッシュガーデンの花たちは違う花同士、色と色の組み合わせがキレイ。
こちらは、紫のコスモスとバラ。
花と木の組み合わせ
紅葉した低木とオレンジのバラ。こんな景色になることを、計算して植えているのかな。すごいな〜
鮮やかな黄色いもみじを背景に、赤いミニバラ。
バラとバラの組み合わせ
真紅のバラが曇り空に映えてる。
太陽が顔を出したら、白いバラたちが輝いて。
秋の草花も
秋明菊が園内のところどころに群生して満開。
赤いバラと秋明菊のコラボレーション。
珍しい色のコスモス。うす〜いオレンジとピンク。
ベンチで座ってゆっくり
園内にはベンチがたくさんありました。ゆっくり座って、ちょっと休憩、ちょっとおしゃべりも。
迷路をぐるぐる
同じグループの人同士がはぐれて、また出会って「あら、そっちにいたの!」なんて声が聞こえてました。
上下左右、どこを見ても楽しい
見上げれば、姫りんごや小さな柿も実って秋を感じさせてくれます。
足元には、草花がかわいらしく植えられてました。
ホント、上下左右どこを見ても、なにかしら発見がある横浜イングリッシュガーデン。
迷路を抜けると、芝生広場
ど〜んと芝生が見えてきて、視界が広がります。
芝生広場のあたりは、敷地のすぐそばを相鉄線・横須賀線が通っていて、電車の音が遠くに聞こえました。隣接する結婚式場からもアナウンスが聞こえてきて、都会の中のガーデンなのね〜、と改めて思い出したりして。
出口へ向かいます
写真を撮りながら、ゆっくり2時間ほど園内を歩き回りました。
いつまでも花の迷路を巡っていたくなるけど、そろそろ駐車場の無料時間が終わってしまう。
出口はこちら。住宅展示場のメイン棟に繋がっています。左折すれば、エントランス方面へ戻ってカフェやショップへ。
ショップでは、花の苗や植木鉢から、花をあしらった雑貨も多数あります。
カフェやレストランもいい雰囲気でした。利用すれば駐車場の割引も追加になるみたい。次回は行ってみよう。
横浜イングリッシュガーデンはハイレベル
植物の見せ方、管理、四季を通じた企画やイベントなどなど、横浜イングリッシュガーデンの目指すところはとってもハイレベル。多くの人の知恵と力で運営しているんじゃないかな〜。
家族や同窓会のようなグループで来ている人たちが「来てよかった」「また来たいね」と言っていたのが印象的。
桜の木にどうやってからみついたのか、薄いオレンジ色のバラ。こんなコラボも、横浜イングリッシュガーデンならでは。
四季を通じて、また創意工夫のガーデンを訪れてみたいな。
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