秋の鶴見川ウォーキング!港北JCT〜日産スタジアム〜新横浜。横浜の大動脈、壮大な景色を歩く11.5キロ

川ウォーキングが楽しい!

秋雨が続いた10月の下旬。やっと晴れの天気予報が出た平日、鶴見川を歩きました。

JR横浜線・中山駅からスタートして、ゴールは東急東横線の大倉山駅まで約11.5キロのコース。

緑深い鶴見川の遊歩道を進めば、首都高・第三京浜など横浜を横断する大動脈が接続する港北ジャンクションが見えてくる。向かい側には、広々した新横浜公園日産スタジアムの巨大な姿。

天気予報が外れて雨が降ってきたところで、お昼休憩。新横浜公園のレストハウスで静かな雨音を聞きながら雨が止むのを待ちました。

休憩後は、公園から一旦道路に出て、ワールドカップ大橋を渡り、ふたたび鶴見川へ。桜並木の遊歩道が続き、新羽橋で鶴見川と別れたら、大倉山の商店街を抜けて、ゴール!

傘は持っていなかったけれど、タイミング良く雨宿りできて、ほぼ濡れずに歩くことができました。雨音に耳を澄ませていると、なんだか坐禅でもしたような、ありがたい気持ちになったのが不思議。

雨の日のウォーキングは初めてだったけど、これもいいもんだな〜と思えたことに感謝!

川ウォーキングは、、

  • 川に沿って歩くので、道に迷うことがない。(たまに迷うこともある)
  • 途中でリタイアしてバスや電車に乗って帰宅もOK。
  • 雨やトイレの際は、付近のコンビニやお店に避難できる。
  • どこまで歩くか、ゴールを柔軟に決められる

必要な持ち物はスマホ(地図アプリ)、帽子&サングラス、飲み物など。あとは季節や天候に合わせて選べばOK。歩きやすい靴はマスト。服装は暑さ寒さで脱ぎ着がしやすいものがオススメ

川ウォーキングの楽しみのひとつは、一緒に歩く人とゆっくり話ができること。ゴールしたら駅前を探索して、地元のおいしいお店で乾杯しよう!

秋の鶴見川・ウォーキングコース

  • 10:15 中山駅 (JR横浜線)
  • 11:00 鴨居駅付近でトイレ休憩 (JR横浜線)
  • 12:00 港北ジャンクションを見上げ、新横浜公園へ
  • 12:30 新横浜公園でお昼休憩
  • 14:00 ワールドカップ大橋
  • 14:30 太尾公園で雨宿り
  • 15:30 大倉山駅 (東急東横線)

中山駅 (JR横浜線)からスタート

平日の午前10時ごろ、中山駅の人通りは少なく、落ち着いた感じ。

中山駅は橋上駅舎

改札を出ると、眼下にロータリーが開けます。

市営バスが行ったり来たり

駅から産業道路に出て、坂を下りていく。

交通量が多い広い道路

道路を離れ、中小の工場や倉庫が立ち並ぶ通りへ。

この辺は工業地域なんですね

鶴見川に到着!

工場の裏に、忽然と現れる鶴見川。ここからは歩きやすい遊歩道に沿って道なりに。

散歩している人の姿も

JR横浜線が遊歩道のすぐ脇を通り抜けていく。

迫力あります!

鶴見川の周辺は緑が濃く、流れは穏やか。

ちょっと雲が切れて、空が明るくなってきた。

だんだん晴れてくるのかな

黄花コスモス。

秋ですね〜

真っ白な鴨池大橋が近づいてきた。

バス、自動車、歩行者も通る橋

鴨池大橋を過ぎると、その向こうにはオレンジ色の鴨池橋が。鴨居駅と「ららぽーと横浜」を結んでいる人道橋です。

鴨居駅は橋からすぐ

鴨居駅付近で休憩

ここでちょっとトイレ休憩。

鴨居駅の東側にある大きなスーパー(イオンフードスタイル鴨居店)で飲み物を買いがてら、休憩しました。

鴨居と言えば「ららぽーと横浜」しか行ったことなかったけど、反対側の商店街も賑やかで活気がある

横浜の地域ブランド「浜柿 (はまかき)」

鶴見川へ戻ります。

天気予報は晴れだったのに、次第に雲が厚くなってきた。

まさか雨が降ることはないよね。。ちょっと心配になってきた

突然視界が開けて、広〜い運動場に行き当たりました。

すり鉢状の階段を上って並木道の方へ

桜並木が続きます。

春はキレイなんだろうなあ

この辺は、畑や果樹園が多いエリア。ちょうど今は、柿が収穫時期。

横浜で生産された柿は「浜柿」と呼ばれてます。一応、地域ブランド。

柿の自動販売機を発見。裏は広い柿園

鶴見川はゆったりのんびり、緑の中を流れていく。

横浜の中心部なのに、川の周囲は緑が多い

あ、鶴見川の看板。

河口から16キロ地点

要所要所にベンチが設置されていて、ちょこっと休憩にもちょうどいい。

遊歩道にはいろんな色やカタチのベンチがあります

港北ジャンクションから新横浜公園へ

港北ジャンクションが見えてきた!白いハイウェイの流線型がカッコいい。

港北ジャンクションを車で通る時は、すぐ下を鶴見川が流れているとは気づかなかった

港北ジャンクションの対面には、新横浜公園。日産スタジアムが遠くに見える。

公園に向かって遊歩道を下りていきます

あれ?天気予報外れ?

と、ここでなんと雨が降ってきた。それも結構本降り。

晴れの予報だったので、傘は持っていなかった

まあ、ちょうどお昼の時間ですからね。

新横浜公園には、ロッカーやシャワー室を備えたレストハウスが3つあります。雨宿りがてらお昼休憩しよう。

とはいえ、新横浜公園自体がとっても広いので、点在しているレストハウスにたどり着くまでも、結構な距離を歩きました。ちょこっと濡れちゃったな〜。すぐ乾いたけど。

こちらは第3レストハウス。軒下のベンチで休憩

本日のお弁当。残り物のおかずを詰めた玄米ご飯弁当です。

雨音を聞きながら、無心に食べました

雨は1時間ほどで止みました。

お腹もいっぱいになって、新横浜公園を散策。

草地広場。晴れていたら、ここでお弁当食べたかったなあ

大池の向こうに日産スタジアムが。

日産スタジアムも新横浜公園の一部です

ワールドカップ大橋を渡る

ここで一旦、新横浜公園の頭上を走る幹線道路 (新横浜元石川線)に出ます。

片側4車線の大きな交差点

2002年、日韓共同開催されたFIFA ワールドカップ開催時に開通した「ワールドカップ大橋」。

歩道は広くて歩きやすい

橋と垂直に交わる鶴見川。向こう側に見える桜並木の遊歩道を歩いていきますよ!

ビルの向こうは新横浜の街。新横浜駅まで徒歩15分ぐらいの地点

ふたたび鶴見川の遊歩道へ

交通量の多い道路から、遊歩道に戻ってホッとひと息。

桜並木。春のウォーキングも良さそう

この辺から鶴見川は緑に覆われて、遊歩道からはあまり姿が見えなくなる。

でも、ちゃんと流れてます

港北水再生センター

遠くに見えるのは、港北水再生センター。

水再生センターは、トイレなどの汚水を処理したり、公共用水の水質を管理しているところ

水再生センターから、海洋プラスチック汚染防止のためのアクション周知。

今、市民ができるアクションがコンパクトにまとまってる。じっくり読んでしまう

そういえば、ここまでポイ捨てのごみをほとんど見かけなかった。

キレイな遊歩道を歩けるのは、うれしい。地域の方が清掃活動しているのかな

鶴見川は、緑の雲海の向こう側。

川の姿が見えない

太尾公園で雨宿り

と、ここでまた雨が。。。

今日の天気予報は全面的に外れですね。こんな日もあるんですね〜。

遊歩道は雨を遮るものが何もないので、近くの太尾公園へ。

太尾公園の大きな木の下で雨宿り

しばらく本降りの雨が降り続いたけど、木の下は何重にも茂った葉っぱに守られて雨を避けることができました。

木に寄りかかって足元の地面を見ても、ほとんど濡れていない

どのくらい雨音を聞いていたのかなあ。30分ほどはたったでしょうか。

普段だったら何もせず30分もじっとしていられないけど、この時は、ただただ雨の音を聞いているうちに心が空っぽになって、坐禅でもしたように落ち着いた気持ちになりました。不思議。

新羽橋から大倉山駅まで

雨が小やみになって、ふたたび歩き始めます。

遊歩道の先に青い橋が見えてきた

新羽橋。この橋が見えたところで、鶴見川とはお別れです。

橋を見ながら、左折して大倉山の町へ

大倉山の商店街を抜けて、駅を目指します。

和菓子屋さんが3〜4件あったり、靴の修理屋さんが2件もあったり、個人商店が元気に営業している商店街。歩いていると、あちこちのお店に目がいってしまう。楽しい商店街ウォーク。

そして、、、大倉山駅に到着!ゴール!

大倉山駅。活気がある町

親しみ深い鶴見川

横浜の大動脈に沿って流れる鶴見川。遊歩道から見る景色は、壮大なのにとても親しみ深い。

ベンチが点在する並木道、田畑や果樹園が続くエリア。工業地帯や高速道路、日産スタジアムまで、ミニチュアのように親しげな風景。

都会の中を流れる川なのに、こんなに身近に感じるのは鶴見川の人懐こい性格のせいかなあ。

初めてウォーキング中に本降りの雨に降られたけど、タイミング良く雨宿りできて、鶴見川に守られているようにも感じました。

ワタクシにとってはとっても身近な地元の川、友達のような鶴見川。今度は春、満開の桜の下を歩いてみたい。

これからもっと鶴見川と親しくなりたいな、と感じた秋のウォーキングでした!

ゴール後の休憩は、大倉山のロイヤルホストで。サンデーの甘さがしみた!

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