石鹸 (せっけん)でエコなお洗濯&食器洗い。石鹸を使いこなして、楽しく使い続けよう

毎年夏が暑すぎて、一般庶民のワタクシでも地球温暖化について考えてしまう。

石油由来の合成洗剤から石鹸に切り替えたキッカケは、近所の生協で液体石鹸の量り売りを始めたから。

空のペットボトルをお店に持っていって自分で液体石鹸を注ぎ入れ、重さを測ってお会計。

これなら、プラ容器を削減することができるし、環境にも優しくて、エコにもなりそう!

購入した液体石鹸は洗濯用とキッチン用の2種類。

さっそく使い始めたけれど、洗剤と同じ感覚だとうまくいかない。

驚いたり手間どったりしながら、なんとか石鹸との付き合い方が分かってきました。

その結果、我が家の水回りは石鹸だけでやっていけるように。

便利な機能に丸ごとお任せしてきたことを、自分なりのやり方を見つけて置き換える。それでちょっと地球にいいことできて、嬉しくなる。

暮らしのエコって、そういうことかな? な〜んて。

坂や丘のある町 walk along

記事執筆 & 写真撮影 青山田あかり

神奈川県 横浜市在住。写真ブログ「坂や丘のある町 walk along」に、気楽な記事を毎週投稿しています。

洗濯用の液体石鹸でお洗濯

我が家の洗濯機は、洗濯物を入れると自動で重さを測って最適なコースを設定してくれます。それが「おまかせ」コース。石鹸の量は、洗濯機が表示した水量に合わせてちゃんと量りました。

最初に買った容器に、量り売りの石鹸を継ぎ足してます

洗い上がった衣服からは石鹸のいい香り!しかし、、、

黒い服に白い石鹸カスがこびりついている!!

もっとカスが濃く残る時もありました

模索が続いた石鹸のお洗濯

石鹸カスがついた服は、水でちょっとゆすいだらキレイになったので、そのまま干してしまいました。

しかし、なんで石鹸カスがついたのかな〜。

そこからが模索の始まり。

洗濯用石鹸は、洗濯機の洗剤ケースに投入せず、直接衣類に振りかけるんですが、振りかけ方がまずかったのかな?

洗濯用石鹸をぬるま湯に混ぜてから振りかけてみたり、石鹸の量を少なくしてみたり。でも、やっぱり黒い服に白い石鹸カスが残るんです。

1. 洗濯機を「わたし流」コースに変更

試行錯誤の末、洗濯機の「おまかせ」コースから「わたし流」コースに変更して、水位を上げたら石鹸カスがほとんど出なくなった!

洗濯物の量にもよるけど、ちょっと量が多いな〜という時は、思い切って水位を一番上の「高」に上げるとさらに効果あり

「わたし流」コースは文字通り、水位から洗う時間、すすぎの回数、脱水の時間まですべて自分好みに変更できるコース。今まで使ったことなかったけど。。

石鹸のお洗濯は、洗濯機の中に服を詰め込み過ぎず、水の中で衣類が泳ぎ、適度に泡立っている状態が理想といいます。

最近の洗濯機や洗剤は、少ない水量でたくさんの衣類をキレイに洗えるように開発されているんでしょうね。自動で衣類の重さを量る「おまかせ」コースで、例えば35ℓの水量が表示されても、それは洗剤で洗う場合。石鹸を使う場合は、水量を上げるか衣類の量を減らす必要があったんだな〜。

同じお洗濯でも洗剤と石鹸では、根本的に違う。

石鹸のお洗濯は、便利な機能に丸投げしてもうまくいかない。何度か洗ってみて、石鹸の量と水の量と衣類の量のベストな組み合わせを見つけるという、ひと手間がかかります。

とはいえ、いったん自分流を見つけたら、あとは繰り返すだけ。洗濯機を「わたし流」コースに変えたことで、脱水時間なんかも調整しちゃって、今までより洗濯の仕上がりが改善しました!

2. お酢を柔軟剤投入口にイン

仕上げにお酢(クエン酸でも)でリンスすると、さらに洗い上がりスッキリ、ふわふわ。

お酢を大さじ1程度。少量の水で薄めて洗剤ケースの柔軟剤投入口に入れておけば、アルカリ性の石鹸と酸性のクエン酸が中和して石鹸カスが除去される上、柔らかな仕上がりでイヤな匂いも抑えられます。

生協の動画に、石鹸でお洗濯する時のポイントがまとまってます。↓

洗濯用石鹸には粉末もあります。使い方は液体石鹸と同じ。

3. 黒いカスが発生したら洗濯櫓クリーナー

もし、洗濯物やフィルター、洗濯櫓内部に黒いカスが付いていたら、それはカビ。洗濯機についた石鹸カスが養分となってカビが生えることがあります。

対処法としては洗濯櫓クリーナーを使って掃除すること。

洗濯機に高水位で水を入れ、クリーナーを投入。数時間置いた後、標準コースで洗濯機を回して終了。

ワタクシ、石鹸でのお洗濯を試行錯誤している時、カビも発生させてしまいました。洗濯櫓クリーナーを使ったら大量のカビが湧き出てきて恐怖でしたが。。

一度掃除して、自分流の洗濯方法が見つかったあと、カビはほとんど出なくなりました。でも、定期的にクリーナーでお掃除するのもいいかな、と思っています。

食器洗いも石鹸で

キッチン用の液体石鹸で食器を洗ってみたところ、やっぱり洗剤とはかなり違いがありました。

1. ぬるぬるして食器が滑る

洗剤と同じように使うと、かなりぬるぬるします。洗っている最中に食器が滑って、割れそうになることも。

これは、泡立ちが足りないから。

洗剤は少量でもすごく泡立ちますが、石鹸は少量だと泡立ち不足になりやすい。モコモコに泡立てて洗えば、ぬるぬる感が抑えられて洗浄力も高まります。

石鹸は「泡で洗う」のが基本なんですね〜。

2. ポンプ容器に入れると目詰まりする

量り売りで買ってきた液体石鹸を、ポンプ容器に入れて使ってました。すると、口の部分に石鹸が固まっていつの間にか目詰まりしてしまった。

口の部分に石鹸が固まってしまうんですよ。。

気づかずポンプを押したら、あらぬ方向に石鹸が飛んでいって、床にシミが出来てしまった。。

これは悲しかった。もう石鹸やめようかと思った。。

それ以来、液体石鹸はポンプ容器ではなく、背の低いビンに少量入れて使っています。万一ビンが倒れても、床や棚に広がらないように。

食器を洗うときは、スポンジ(ワタクシはへちまスポンジ)をビンの口につけて液体石鹸を適量染み込ませ、十分泡立ててから。

ジュースが入っていたビン。ペットボトルのキャップがサイズぴったりでした

とろとろ石鹸って?

この記事を書くために、改めて石鹸について調べていたところ、「とろとろ石鹸」なるものに行き当たりました。

タッパーなどに粉石鹸とお湯(1:10)を入れて混ぜ、とろとろ状になったら完全に冷めるまで数時間放置。すると、石鹸がゼリー状に固まるんだと。

ゼリー状なので、清潔なスプーンなどですくって使います。

頑固な汚れに塗って10分ほどおき、軽くこすって水を流すとスッキリ汚れが落ちるらしい。もちろん普段の食器洗いにも使えます。

これなら、液体石鹸のようにウッカリこぼして床にシミができることもないし、扱いやすそう!今の液体石鹸がなくなったら作ってみようと思います。

まとめ

プラ削減&エコになる!と、何も考えずに石鹸を使い始めたけど、洗剤と石鹸は似て非なるもの。洗剤と同じ感覚で使ってしまうとうまくいかず、「やっぱり洗剤の方が便利だ〜」となってしまいます。

石鹸を使い始めて「むむ?」と疑問が湧いたり、「なにこれ!?」と驚いたりしたら、一度ちゃんと調べてみる。

メンドクサイけれど、調べたら有意義な情報がたくさん出てきました。

昔は、こうした知識は家庭の中で受け継がれていったんでしょうね〜。いつの間にか、断絶してしまった暮らしの知恵。

石鹸で洗った衣類は、洗い上がりがふわっとして柔らかい。ほんのり石鹸の香りも、とってもいい感じ。食器もピカピカ、キュキュッと気持ちよく洗えます。肌にも地球にもやさしい。自分なりの工夫ができる。

石鹸には、使う楽しさがあるなあ〜と思います。

1万年前から人類が使ってきた石鹸。ワタクシも使い続けたい。

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