キレイなお肉は職人さんの切り立て!精肉店のお肉は新鮮、おいしい。紙包装もエコ

筋切りされている豚ロースがアルミバットの上に置いてあるところ

これまで食料品は週イチ、車で大きなスーパーへ行って1週間分まとめ買いしてました。

効率的なやり方だと思ってたけど、機械的に買いものしているようで、あんまり楽しくはなかったな〜。

そんなことを言い出すのは、地球温暖化とプラごみ削減をキッカケに個人商店でのお買いものに目覚めたから。これがとっても楽しい!

以来、ほとんどの食料品は個人商店で買うようになりました。

坂や丘のある町 walk along

魚屋さんも八百屋さんもお豆腐屋さんも行きつけを見つけたけど、お肉屋さんだけは見つからない。

大きなスーパーの裏に一軒お肉屋さんがあるけど、いつもシャッターが閉まっているので「閉店しちゃったんだな」と勝手に思い込んでました。

会社を退職して、昼間近所をぶらぶらしていたら、、、

お肉屋さんのシャッターが開いていて、営業している!

閉店してなかった。会社員時代の自分が、お肉屋さんの営業時間に商店街を歩くことがなかった、というだけのこと。

ちなみに、そのお肉屋さんは日曜日はお休みだけど、平日と土曜日は19時までやっていて、勤めていても工夫すれば来店できそう。

勇気を出して入ってみると、、、

「いらっしゃいませ」と店主のご夫婦と娘さんに笑顔で迎えられました。

お肉屋さんのお肉はキレイ

お肉屋さんのお肉は見た目からして違う。

お肉がとってもキレイ!

お肉の色、ツヤ、筋切りされた丁寧な手仕事。

頼まなくても、始めから筋切りされてる。焼いても縮まない
タテに包丁が入っているの、見えますか?

お肉屋さんのお肉は鮮度もいい

ショーケースの奥では、ご主人が大きな肉切り包丁を使って、塊肉からお肉を切り出しています。

その日のお客さんの入りを見計らって切っているから鮮度がいい。買って数日冷蔵庫に入れておいてもなかなか変色しません。ドリップなんて、無縁だぜ!

トリのモモ肉。焼きムラが出ないよう、お肉を平たくする隠し包丁が入ってる

別の日、ご主人は大量の玉ねぎを包丁でみじん切りにしていました。ああしてメンチカツやコロッケを手作りしてくれるんだから、おいしいはずだよな〜。

聞けば、ご主人は十代の頃からお肉屋さんで修行して、師匠からのれん分けされて以来このお店を40年以上にわたって続けているそう。

そんな職人を極めた方が手切りしたお肉が買えるなんて、スーパーじゃあり得ない。価格も良心的で、決して普段使いできない値段じゃありません。

お肉屋さんでエコ

お肉屋さんでお肉を買うとエコにもいい。

だって、包装が紙なんだもん!

スーパーでお肉を買うと必ずついてくるプラのトレイ。あれを削減できちゃう。

お肉屋さんだけじゃなく、魚屋さんも昔は新聞紙にお魚をくるんでくれました。それで十分だったのにね〜。

昔ながらの紙包装

ポイントなんてつかないけれど

買いものついでに楽しいおしゃべり。「暑いね〜」と言いながら、奥さんが塩飴を渡してくれたり。

唐揚げを買って帰ったら、おまけでウィンナーの揚げたのが二つ、そっと入っていたり。

現金払いでポイントなんてつかないけど、ポイント以上のお買いものの楽しさがあるんです。

牛肉のミニステーキ。切り分けた時の端切れを安く出してくれる

大きなスーパーの裏で、40年以上もおいしいお肉を提供してきたお肉屋さん。そのお肉を買い続けてきた人たちが、この町にはいるんだな〜。

私もその一員になることができて良かった。

お肉屋さんのご夫婦は、70代後半。

ふたりの健康と幸せが第一だけど、お店が続く限りワタクシ買いに行きますよ!

おいしくてキレイなお肉は、最高だもん。

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