ベランダで袋栽培したジャガイモを収穫!大中小取り混ぜて18個。コンポスト堆肥も大成功

スーパーで買って台所にストックしておいたジャガイモ3個から芽が出て、40ℓの袋に植え付けたのは3月初旬。

それから約100日後の6月中旬、無事収穫!

大小とり混ぜて18個のジャガイモが収穫できました。

肥料はべランダ熟成したコンポストと化成肥料を併用。古い土と生ごみから生まれたコンポストでジャガイモが育ち、使った土はまたコンポストに。循環型ベランダガーデニングも大成功!

収穫したジャガイモは直射日光にあてないよう注意して、数日乾燥。その後さっそく調理しておいしくいただきました。

ジャガイモフライとパン、サラダのワンプレートランチ。おいしかった!

ジャガイモの生育と収穫の様子をお伝えします。

3月初旬、ジャガイモを植えつけ

台所に置いていた小ぶりのジャガイモ3個が発芽。芽を上に向けて40ℓの袋に植え付けました。

袋に植え付けた芽出しジャガイモ3個

畑のように広いスペースに植えるなら栽培用の種イモを買うところだけど、狭いベランダでの袋栽培ですからね。大きな袋いっぱいの種イモを買っても使いきれません。市販のジャガイモを種イモとして植え付けました。

植え付けはコチラの記事で:スーパーで買ったジャガイモを袋栽培!ベランダのコンポスト堆肥で植え付けたよ

ジャガイモの成長記録

植え付けてから1ヶ月ちょっと、芽が10センチほど成長したところで芽かきをしました。種イモ1個につき強い芽を1本残します。

今回は実験として、ふたつの芽を残した種イモもひとつ作りましたが、途中で成長が弱まってしまい、結局ひとつ芽を抜くことに。袋栽培の場合は種イモ1個につき、育てる芽はひとつがいいみたい。

芽かきと同時に追肥も行って、ジャガイモはグングン成長。クキは陽が射す方向に向かってナナメに伸びていきました。

芽かきと追肥はコチラの記事で:ジャガイモの芽かきと追肥、たっぷり増し土!コンポスト堆肥も活用中

植え付けから2ヶ月以上経ち、ついにクキは垂直に曲がってしまいました。どこまでも太陽の方向へクキを伸ばす生命力にちょっとビックリ。

かなり心配しましたが、収穫までクキが折れることはなかったです

花は咲かなかった

ツボミはたくさんついたけど落花してしまい、ほとんど咲かなかったです。

花に養分を取られないよう咲いたら摘むという栽培テクもありますし、花が咲かなくてもジャガイモの生育とは関係ないので、特に問題なし。

袋栽培ジャガイモのツボミのアップ
ジャガイモのツボミ。花もちょっとは見たかったけどな〜

そろそろ収穫時期、、、いつ収穫する?

ジャガイモは植え付けから100日前後が収穫期。その時期が近づいてきました。

収穫適期は、葉っぱが教えてくれる。葉っぱが枯れ始めたら収穫のサイン

ウチのジャガイモを観察してみると、、、

まだ葉っぱは青々してるけど、、、

垂直に倒れたクキから、ピンと立ち上がっている芽もあって、まだまだ元気そうな様子。

でも下から見てみると、結構葉っぱが枯れている。

クキもだらんとして、ちょっとお疲れな感じ

下葉も黄色く変色し始めていました。

袋もパンパンにふくらんでる!

うん、収穫のタイミングですね。

あとは天気予報とにらめっこして、晴天が数日続く日を選んで収穫日を決定。おイモは収穫した後、表面を少し乾かした方が日持ちが良くなります。

しかし長時間直射日光にあてると、ジャガイモが青くなり、ソラニンという天然毒素が発生してしまうので、表面が乾いたら室内へ移動しましょう〜。

よ〜し収穫するぞ!

まずは、葉っぱやクキをすべてカット。

袋の中にちゃんとジャガイモ入ってるかな?

あとは、袋の中に手を入れて、じゃがいもを手探り。

根菜の収穫って、掘ってみるまで分からないので、ワクワクどきどき。掘り忘れがないように、袋の下の方まで手を伸ばして探りました。

結果は、大小とり混ぜて18個!大4個、中5個、小4個、極小5個。

袋の中で宝さがしするような、ジャガイモ堀り

一番大きいおイモは片手いっぱい、直径7.5センチ!

ずっしり重量感があります

中ぐらいのおイモは、ちょうど植え付けたおイモと同じぐらいの大きさ。

片手で軽く持てるぐらい

極小のおイモは、サクランボサイズでした。

かわいいな〜

コンポスト堆肥も大成功!

今回のジャガイモ袋栽培には、初めて我が家のベランダで熟成したコンポスト堆肥を使いました。

コンポストは、漬物用の容器(10ℓ)をふたつ使って、生ごみの投入と熟成を繰り返しています。

コンポスト2台と、コンポスト堆肥で育ったジャガイモ。嬉しいな〜

コンポスト堆肥は効果が穏やかなので、化成肥料と併用しました。

コンポスト堆肥・腐葉土・赤玉土を同量づつ混ぜて、通常の量の6割の化成肥料を元肥として投入。その後、芽かきと同時に追肥、さらにつぼみがついたら2度目の追肥を行いましたが、毎回コンポスト堆肥と通常量6割の化成肥料を使いました。

コンポストの土を握ったところ
熟成したコンポスト堆肥。握るとほろっとくずれて、土のいい匂いがする

ジャガイモの袋栽培で使った土は、またコンポストとして再利用

今までは栽培が終わった古い土は捨ててしまったこともあったけど、これからはコンポスト堆肥として循環させようと思います。連作障害が出ないように、違う種類の野菜に順番に使っていけばいいよね。

関連記事:ベランダでコンポスト、とってもカンタン!土とぬか、生ゴミを混ぜるだけ。家にあるものでできちゃうよ

ジャガイモの収穫が終わったら

春から初夏まで一緒に過ごしたジャガイモ。無事収穫が終わってホッとしたのも束の間。

なんとなんと、、、次は、サツマイモが控えています!

もちろん、スーパーで買ったサツマイモから芽が出たもの。もう少し苗が育ったら、袋に植え付けです。

3月下旬からサツマイモをいくつか台所にキープ。今年は1本だけ芽が出ました。ラッキー!

こうして、ベランダ袋栽培は続いていく〜。

サツマイモの袋栽培はコチラの記事で→ スーパーで買ったサツマイモから芽が出て、育って、ついに収穫!

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