箱根湿生花園で秋の山野草散歩。仙石原すすき草原まで歩いちゃうよ!

箱根に観光スポットは数々あれど、「箱根湿生花園」は、どんな場所なのか想像するのが難しい。観光スポットというより研究所のようにも思える施設名。

それが、、、

こんなに素敵な植物園だったなんて!

箱根の自然そのままの園内では、湿原で育つ植物や季節の草花、高山植物など約1700種もの植物を育てています。四季折々、素朴な花々が開花。

広々した園内には林や小さな滝、池もあり、変化に富んだ景色が。さらに木道を進めば一気に視界が開けて、山を眺めながら草原を歩く爽快なウォーキング。

箱根湿生花園から仙石原のすすき草原は歩いて15分ほど。植物園を楽しんだら、そのままゆっくり歩いて金色に輝くすすきを見に行こう!

夏の箱根湿生花園はコチラの記事へ 夏の箱根湿生花園は涼しい!本を片手にのんびり過ごしたい

輝く仙石原のすすき
仙石原すすき草原

神奈川にひとつしかない湿原にある植物園

箱根湿生花園は1976年開園。神奈川県唯一の湿原、仙石原湿原の保護・保全のために建てられた箱根町立の植物園です。標高650メートル。

箱根湿生花園の重厚な入り口

箱根湿生花園の駐車場は2つ

車で行く場合は小田原方面から小田原厚木道路・西湘バイパス経由で。御殿場方面からは東名高速経由で。どちらのルートでも最後は仙石原の交差点にたどり着き、花屋さんのあるY字路を右に入ると、進行方向に第一駐車場、反対車線側に第二駐車場があります。合わせて約100台収容可能。大型観光バスも9台まで収容できる大きな駐車場です。ゲートなどはなく、終日無料で駐車可能。トイレもあります。

第一駐車場。9月の祝日午後13時ごろ。

第一駐車場はロータリーになっています。満車の看板が出ていても、一応入ってみるのがおすすめ。駐車スペースが空いていることも。

下の写真が第二駐車場。まだ余裕があります。

第二駐車場。9月の祝日午後13時ごろ。

駐車場を通り過ぎてしまうとそのまま片側1車線の道が続くので、どこかで切り返してUターン。(経験者)

園内をゆっくり歩いて爽やかウォーキング

木道は整備されて歩きやすい。順路に沿って歩いていくと、途中で健脚コースと近道コースに別れます。ぜひ健脚コースを。平坦な道なので、どこまでもラクに歩けます。

園内の秋の草花。バラやユリのように華やかな花ではないけれど、この植物園ならでは、箱根の自然そのままの展示。

アサマフウロ(浅間風露)長野県浅間山にちなんだ名前。絶滅危惧種。
ワレモコウと山白菊
木道沿いに歩くと草原が見えてくる
紫式部の実が紫色に色づいて
サクラタデが一面に咲くお花畑

仙石原すすき草原まで歩いてみよう

湿生花園を出て第一駐車場を背に左へ行けば湿原通り。15分ほど歩けば仙石原すすき草原です。通る車も、速度を落としてゆっくりと過ぎていきます。

草原の真ん中の一本道を上って下って、すすきを見る

すすきの波が黄金色に輝き、どこまでも続く風景は夢の中を歩いているよう。

秋風が気持ちいい

この日の万歩計は約1万歩。秋の風に吹かれてたっぷり歩きました。

箱根湿生花園は3月〜4月の水芭蕉も有名です。11月〜翌3月までは冬季休園。

箱根に来るたび、訪れたい植物園、発見です!

神奈川県の植物園
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