八雲神社は横浜市青葉区、市ケ尾町にある小さな神社。
住宅街からアタマひとつ抜きん出たひな壇の上にあり、ささやかながら周囲の街並みが一望できます。
お参りを済ませたら、境内に腰掛けて休憩。目を凝らせば、季節の花がどこかしらに咲いてます。近所の方々が手入れしている花壇もきれいだし、芽吹いて咲いた自然の花々もかわいらしい。
町の人たちが通勤途中に鳥居の外から会釈したり、散歩やジョギングの途中に立ち寄ったり、真剣に手を合わせてじっと祈っていたり。そんなどこにでもある町の鎮守様。
四季を通して撮影した八雲神社の花々、境内の様子をご紹介します。
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八雲神社は住宅街の片隅にあります。車が行き交う道路を一本入れば、神社が正面に。
冬
新春の八雲神社。鳥居に竹を立てて、年神様をお迎えする門松。毎年、初詣はここで。
春
3月。境内のあちこちに、小さな花が。風がそよぎ、鳥が鳴く春の朝。
5月。初夏の気配を感じるころ、木の根元に濃い紫の小花がちらちらと顔を出して。
夏
7月。青空にサルスベリが枝を伸ばしてる。ピンクの花が鳥居の外から控えめに顔を出して。
8月。テッポウユリが咲き始めます。どこから伸びてくるか、ルールはなし。境内のいろんな場所で開花。
秋
11月。色とりどりの小菊が迎えてくれる。
小菊は、こんな風に鳥居の前の花壇で咲きそろいます。これは、どなたかが手をかけて下さっているんでしょうね。
花手水。水に浮かぶ花々に光が差して。極楽浄土ってこんな感じかな。
冬から春へ
2月。満開の梅の花をくぐって境内へ。
そしてまた季節は巡る
いつ来ても、ホッとひと息つける場所。手を合わせて、感謝を伝えることができる場所。
有名な神社やお寺が特別な目的で行く「百貨店」だとすると、八雲神社のような町の鎮守様は、いつでも立ち寄れる「コンビニ」や「スーパー」ような存在かなあ。いつでもちょこっとお賽銭を投げて、自分勝手なお願いに手を合わせてます。
それでなぜか気持ちがスッキリ。