プランター栽培のミニにんじんを収穫!葉っぱも根っこもモリモリ食べよう

ベランダでミニにんじんを育てて今年で10年目。
深さ20㎝のプランターで、毎年だいたい17本ぐらい収穫しています。
種まきは9月上旬、収穫は12月下旬。まさに今、我が家はミニにんじんを絶賛収穫中。
一度に全部ではなく、食べる分だけ数本づつ収穫するのがコツです。そうすれば、根っこだけじゃなく葉っぱもおいしく食べられるから。
今年のミニにんじんの収穫の様子と、葉っぱも根っこもモリモリ食べられる料理をご紹介します!

記事執筆 & 写真撮影 青山田あかり
神奈川県 横浜市在住。写真ブログ「坂や丘のある町 walk along」に、気楽な記事を毎週投稿しています。
収穫時期を迎えたミニにんじん
葉っぱがワサワサと縦横無尽に伸びてます。

ここ数年育てているのは、黒田五寸という品種。
「五寸」とは、だいたい15㎝の長さのこと。ミニとは言え、本格的な長さのニンジンが収穫できて、丈夫で暑さにも強い。種まきから収穫までだいたい100〜120日です。
寒さに向かうこの時期は、にんじんの成長もゆっくり。あまり慌てず最初の収穫から最後の収穫まで2〜3週間の間に、数本づつ収穫していきます。

にんじんの収穫は、とってもカンタン。葉の根元を掴んで真上に引っ張るだけ。
すぽっと抜けて、気分いい!

今日は5本収穫しました。
並べると、太っちょがいたり、ほっそり痩せていたり。狭いプランターだけど、根付いた場所でいろんなカタチに成長していくんですよね。

根っこだけじゃない!葉っぱもたくさん収穫できる
ベランダでにんじんを栽培するメリットのひとつが葉っぱ。新鮮な葉っぱがたくさん収穫できます。
カリウム、鉄分、ビタミンC、ビタミンEなどの栄養素は、根っこ (つまり、にんじん)より葉っぱの方が豊富に含まれていると言います。食べないともったいないですよね!
固いクキからふわふわの葉っぱを取って、まとめてタッパーで冷蔵庫の野菜室で保存。

ミートソース・スパゲッティ
合い挽き肉や玉ねぎと一緒に、にんじんと葉っぱを炒めて作ったミートソース。スパゲッティはもちろん、ご飯にのせてミートソース丼もイケる。

葉っぱのジェネベーゼソース
にんじんの葉っぱとニンニク、ナッツ (今回は無塩のカシューナッツ)を細かく刻んで塩、オリーブオイルと和えればジェネベーゼソース風。

にんじん葉のジェノベーゼソース・スパゲッティ
ゆでたスパゲッティにソースを絡めるだけ。ちょっとコクも欲しかったので、ケチャップを大さじ1追加。

にんじん入りミルクスープ
にんじんの根っこと葉っぱ、玉ねぎを炒めてミルクを注ぎ、隠し味に味噌を加えたスープ。寒い朝に、体があったまる〜。

にんじんとエノキのスープ
にんじんの根っこに、エノキダケと玉ねぎ、ベーコンを炒めて水を注ぎ、コンソメをひとつ投入。仕上げに塩で調味して、刻んだにんじんの葉っぱを入れます。

定番のかき揚げも
にんじんを千切りに、葉っぱはクキから外したそのまま、あとは玉ねぎやネギ、キャベツなど家にある野菜を天ぷら液で豪快に混ぜて、お玉ですくって油の中へ。
毎年つくるけど、にんじんの甘みが際立って、とってもおいしい。サクサクした食感が好きなので、ワタクシは塩で食べてます。ビールにも合うんだな〜

ミニにんじんと一緒に、今年も終わる
一年あっという間ですね。ホントに時間が経つのが早過ぎる。
誰にとっても大事な「時間」という宝もの。来年はどうやって使っていこう。
でもね、時間はただ過ぎ去るだけじゃないんですよね。時間をかけて取り組んだことが、きっと自分の中に残っているはず。

最後の収穫を待つミニにんじんのプランターはザンバラな葉っぱがワイルドだけど、どこか誇らしげな感じ。このプランターでにんじんが17本も育ったんだからな〜。
また、来年ね。
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