【コーヒーと和菓子】どんな和菓子が合うのかな。コーヒー豆屋さんとおしゃべりしながら選びました!

コーヒーはパンやケーキと合わせることが多いけど、「和菓子にも合いますよ」と、焙煎士のご主人がおっしゃる。

彼のお店は田園都市線・市が尾駅(横浜市・青葉区)近くの自家焙煎コーヒー豆屋、ヤキマメヤ。ワタクシも時々コーヒー豆を買いに行ってます。

ヤキマメヤさんのオリジナルブレンドはすっきり浅煎り、バランスの良い中煎り、コクのある深煎りの3種類。ブラジル、コロンビアなど南米原産のコーヒー豆を中心に数種類、焙煎後にブレンドしているそう。

「組み合わせはバランスが大事なんです。コーヒーに酸味があるなら、コクのある和菓子を合わせる。コーヒーにコクがあるなら、和菓子はクセのない味にするとか。違う味わいの掛け合わせでバランスが生まれると思います」ご主人も和菓子好きだそう。

浅煎り、中煎り、深煎り、それぞれのコーヒーに合う和菓子がある!

コーヒー好き&和菓子好きとしては試さずにはいられません。今回選んだ和菓子は、みたらし団子、わらび餅、どら焼き。

うん、コーヒーと和菓子、確かに合う!

教えてくれたヤキマメヤのご主人。気さくで話好き

深煎りのブレンドには、みたらし団子

深煎りのブレンドは酸味がなく、ちょっと甘味を感じるコクと苦味。これに合わせるのは、みたらし団子。

甘じょっぱいみたらしにくるまれたクセのないお団子の味が、特長ある深煎りのコーヒーに合いますね。コクと苦味に、おしょうゆとお米を掛け合わせるという意外なバランス。

深煎りはお店の名前を冠した「ヤキマメヤブレンド

中煎りのブレンドには、わらび餅

中煎りのブレンドは香りが良くて、酸味や苦味、甘味のバランスがちょうど良い。

わらび餅も香りが良くて甘さ控えめ、ぷにぷにした食感があっさりした和菓子です。

マイルド X マイルドで、この組み合わせもイケる。

中煎りは地元・市が尾の名前が付いた「市が尾ブレンド

浅煎りのブレンドには、どら焼きを

浅煎りコーヒーはお茶のようにスッキリ飲める軽い味わい。

合わせるのはどら焼き。生地は砂糖とみりん、中身はこってりあんこがたっぷりで、かなり濃厚な味わいの和菓子です。

スッキリコーヒーと濃厚どら焼きの組み合わせは、コーヒーが後味を良くしてくれて、最後までどら焼きを飽きずに食べることができる。

どら焼きと浅煎りブレンドコーヒー
浅煎りは横浜市・青葉区のあおばをとって「あおばブレンド

ヤキマメヤさんは2周年

小さな公園の奥に数軒のお店が軒を連ねる、その場所にヤキマメヤさんがオープンしたのは2022年の9月。お店の前を通ると、時おりコーヒーのいい香り。それがこの界隈の風景のようになっていたけど、まだ2年だったとは。この日(2024年10月)は開店2周年の記念セールをやっていました。

ご主人の相棒、直火式焙煎釜は業界で「じゃじゃ馬」と言われる機種だそう。扱いは難しいけど、乗りこなせばコーヒー豆がふっくら炊ける。

じゃじゃ馬を乗りこなす!

立ち寄ってちょっとした話をして、おすすめを教えてもらって。地元の個人商店での買い物は、楽しいひととき。スーパーでの効率的な買い物とは異次元の豊かさがあります。

2周年を迎えて、ご主人に今後の夢を聞いてみると「ひょんなご縁で、来月から近くの認知症カフェで僕の焙煎したコーヒーを使ってくれることになったんですよ。これからも地域で慕われるお店にしていきたいです」と嬉しそう。

ドアを開けると、ご主人が

コーヒーと和菓子のマリアージュ、おいしかった!

コーヒーっていろいろな食べ物に合うんですね。他にもご主人のおすすめはいろいろありそう。またお店に寄って聞いてみよう。

ヤキマメヤ 神奈川県横浜市青葉区市ケ尾町1157-1 東急ドエル市が尾アネックスショッピングビル1階 TEL : 045-482-3773

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