【ベランダで袋栽培】ジャガイモの芽かきと追肥、たっぷり増し土!コンポスト堆肥も活用中

3月初旬、スーパーで買ったジャガイモを40ℓの袋に植え付けてから約ひと月。4月初旬、ジャガイモの芽は順調に伸びて10センチほどの高さに。
イモの生育を良くして大きなジャガイモをたくさん収穫するため、このタイミングで芽かきと追肥をします。
イモが顔を出して陽にあたらないように増し土も。ベランダで熟成させたコンポスト堆肥と腐葉土を同量使って、たっぷりと。
その様子をお届けします。動画もあります!
芽かきと追肥、増し土の手順
- ひとつの種イモから強い芽を1〜2本残す。それ以外はすべて芽かき
- V字にした2本の指の間に芽を挟み、種イモが動かないよう注意して根っこごと引き抜く!
- 肥料を追加
- 土をたっぷり補充
- 終了!
なぜ芽かき、増し土するの?
ひとつの種イモから多数の芽が出ている場合、芽かきをすることによって1〜2本の芽に栄養を集中させ、イモを大きくすることができます。
イモがなるのは袋の上の方。イモが陽にあたると緑化してソラニンという有害成分が発生し、食べると吐き気や頭痛など食中毒の症状が出るらしい。
健康なおイモがたくさん収穫できるように、今回はコンポスト堆肥に腐葉土も追加して、増し土もたっぷり行いました。

追肥と増し土にはコンポスト堆肥を活用
冬から熟成させていたベランダのコンポスト堆肥を、追肥と増し土に使いました。
コンポスト堆肥は肥料の効果がマイルドなので、化成肥料も併用。たっぷり増し土するため、同じ量の腐葉土も追加。
もちろん、コンポスト堆肥がなければ化成肥料と腐葉土だけでOK。

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さっそく作業スタート!
まずは、どの芽を残すか、どの芽を取り除くかの決定。強い芽を残すので、芽かきするのは細くて弱い芽。

種イモまで引き抜いちゃったら大変なので、芽をV字にした指にはさんで、しっかり押さえます。

この時は、途中でクキが切れてしまった!でも、あきらめず切れたクキをグリグリ回すように引っ張ったら、根っこが取れました!

芽かきが終わったら、追肥。化成肥料を適量、パラパラと。株に直接触れると肥料焼けする場合があるので、なるべく株から離してまきます。
私は、この後コンポスト堆肥で増し土したので、化成肥料は規定の半量で追肥しました。

コンポスト堆肥と腐葉土を同量づつ増し土しました。

3つの種イモに、4つの芽で育ててます
今回、3つの種イモのうち、ひとつだけ2本の芽を残しました。それ以外は種イモ1個につき、残した芽は1本。
ジャガイモの出来にどんな差があるのか比べてみたいな〜、と。
どうなるでしょうね。
4月下旬のジャガイモ
芽かきをしたのが4月初旬。それから20日ほど経って、ジャガイモはぐんぐん大きくなってます。

ふと見ると、ツボミがついてました。

花が咲いたら、また追肥と増し土。6月に収穫!
花が咲いたら、また追肥と増し土をします。あとは6月の収穫を待つばかり。クキや葉が黄色くなって、株が倒れてきたら収穫のタイミング。
根菜って袋の中を確かめられないので悩ましい。あのパンパンに膨らんだ袋の中で、順調にコロコロのおイモが育ってくれればいいなあ。
がんばれ、ジャガイモ!