なくても困らないけど、部屋に飾ればパッと気分が変わるのが、花。
部屋の中が明るくなって、気分も晴れる。
そう。
人にもらうんじゃなく、自分で花を買って帰る時って、嫌なことがあったり、落ち込んでいたり、忙しくて疲れていたり。そんな時が多いです。
嫌なことって、だいたい相手がいたりする。
相手の言葉に腹が立ったり、悲しくなったり、恥ずかしくなったり。不愉快な言葉が、いつまでも頭の中でリピートされてる。
疲れている時も、そんな感じ。いつまでも仕事のことや心配ごとのことばかり考えて、頭と心が休まらない。
そういう時、花を買って飾ると、ちょっと気が紛れますよね。
花と一緒に、ぐるぐる回る自分の感情を手放して、リラックスしてみる。
それでラクになれる時も、なれない時もありますが。
もう十年以上会っていなかった遠方の恩人が亡くなったと知った時も、やっぱり花を買って帰りました。
何もできないけれど、花に供養の気持ちを込めて。
花は、辛い時間が通り過ぎるのを助けてくれる。
自分の頭と心が、自分ではどうしようもできない時、切り花を買って帰って、部屋に飾ろう。