退職前後のデジタル管理。突然、自宅PCが故障したら?

2025年3月末に34年勤めた会社を58歳で早期退職して、はや10ヶ月。早いもんです。

ちょうど去年の今ごろから、退職に向けた手続きが始まったんだよなあ。

提出する書類や年金・保険の手続きなど、人事からは大量の資料が送られてきました。

面倒だったけど制度や決まりごと、ノウハウに関することは、だいたい分かるようになってます。

ちょっと盲点だったのが、退職前後のデジタル管理。

これまでは会社貸与のPCを使い、トラブルがあればITサポート部門にお任せだったけど、退職後は全部自分で管理しなければなりません。

とはいえ、デジタル系の知識にうといワタクシ。管理が至らず、痛い目にもあいました。

そんな経験談を共有します!

坂や丘のある町 walk along

記事執筆 & 写真撮影 青山田あかり

神奈川県 横浜市在住。写真ブログ「坂や丘のある町 walk along」に、気楽な記事を毎週投稿しています。

退職前後のデジタル管理:ポイント4つ

  1. 個人の公式メールアドレスを作る
  2. ログインIDとパスワードを管理する
  3. 自宅PCの状態を管理する
  4. バックアップを取る

リストアップしてみれば、当たり前なことばかり。何につまずいたのか、ひとつひとつ見てみましょう!

個人の公式メールアドレスを作る

会社員時代、公的な連絡は社用・私用問わず、会社のメールアドレスを使っていたワタクシ。

例えば自動車保険やクレジットカードの連絡先なんかは、会社のメールアドレスを登録していました。会社経由で申し込んだり、審査があったりしたからですね。

個人のメールアドレスは友人や家族との気さくなやりとりが中心だったので、ユーザー名も超適当。akari-chan@xmail.xxxみたいな感じでした。

退職すると会社のメールアドレスは使えなくなるし、辞める前から再就職を視野に、やりとりが始まる方々もいます。早めに個人の公式メールアドレスを作るのがいい。

ユーザー名は選べる範囲でシンプルに、相手にも自分にも分かりやすいのがいいですよね。 akari.aoyamada@xmail.xxxみたいな感じで。

そして、自宅PCとスマホ、両方のメールボックスで受発信できるように設定。これで、どちらかの機器が万一壊れても、メールはできます。

ログインIDとパスワードを管理する

ネット上で利用するサービスのほぼすべてに必要なログインIDとパスワード。

最近は不正ログインを防止するための様々な機能も実装されていて、ログインが面倒になる一方です。

とはいえ、ここもちゃんとしておかないと大変なことになる。

具体的にはログインIDや連絡先を確認して、会社の連絡先が登録されていたら個人のIDやメールアドレスに変更する、という作業だったんですけど、これが結構大変でした。

まず、自分が個人情報を登録したサービスを特定するのが大変

お店でポイント目当てに適当に登録したり、何年も使用せず、忘れていたサービスもあって、まったく把握できていなかった。

数ヶ月分のメール受信状況をひとつひとつチェックして、どのお店やサービスに登録しているのか確認してリスト化。その上で、必要な変更を行いました。この機会に、使ってないサービスからは退会したり、強力なパスワードに変更したり。

ちびちび作業して、ひと通り終わるまで2週間ぐらいはかかったんじゃないかなあ。

実はまだ終わってないのが、Apple Account (旧Apple ID)。iPhoneとMacで同じアカウントを使っているのですが、色々あってうまく同期が取れなくなってしまった。

その結果、Macに登録してある会社のメールアドレスが変更できない状態に。

ヘタにいじるとロックされてしまうので(以前経験済み)Chat GPTに相談。アップルサポートへの持ち込みをアドバイスされました。まだ行ってないんですが。。

Apple Account、Microsoft Account、Google Accountなんかは、クラウドベースで複数のデバイスを連携できて、とっても便利。ところが、一旦トラブると最悪、どこにもログインできなくなってしまいます。本当におっかないです。

登録するときや変更するときは、慎重に。。

もちろん、ユーザーIDとパスワードはシッカリ記録を取って。

自宅PCの状態を管理する

我が家には、Windowsを搭載したPCとブログや写真用のMacがあります。どちらも購入して丸6年。

最近、Windows PCが充電できなくなり、電源ケーブルを直接繋いで使ってました。

修理に出そうか、買い換えようか、と考えていた矢先のある日、PCを立ち上げようとしたら突如、見慣れない青い画面が出現。

BitLocker(ビットロッカー)でした。

ビットロッカーは、Windowsに標準搭載されているドライブ暗号化機能です。ログインパスワードを複数回間違って入力したり、ハードウェアの破損、ストレージの読み書きに異常が発生した時などに発動し、回復キーを入力しないとPCにログインできなくなる。

詳細は割愛しますが、数日にわたる努力も虚しく回復キーは確認できず、PCの初期化をするしかなく。。ワードやエクセルなどのライセンスも全て消えてしまい、再購入が必要に。つまり、もう使えなくなってしまった。

回復キーはMicrosoft Accountを使って確認できるらしい。知らなかったです。普段から確認して別に記録を取っておけば良かったです。

もうひとつ、充電できなくなった時点でPCの状態チェックや修理に出すなど早めに対応しておけば良かった。

PCの状態はメーカーが確認テスト用のソフトウェアを提供していたり、修理店などでメンテナンスを依頼したりできるんですよね。今回、改めて認識しました。

バックアップを取る

突然壊れたPC。

不幸中の幸いは、重要なデータのバックアップが取ってあったこと。いや〜、ホントに良かった。

おかげでPCが壊れても実質的な被害はほぼありませんでした。バックアップの重要性を身に染みて感じましたよ!

MacにMicrosoft 365 (有料)をインストールすればワードもエクセルも普通に使えることも分かったし (遅すぎ?) 。

データをコピーして、クラウドストレージに保存。特に重要なデータは、さらに外付けSSDにも保存。

まとめ

テクノロジーでいろいろ便利になった反面、管理の手間やリスクもハンパない現代。

学校でデジタルやテクノロジーのことを習ったことがない昭和世代は、仕組みも分からないまま痛い目にあって、おっかなびっくり対策して。

会社員時代は、同僚やIT担当者に聞くこともできたけど、今は自分で調べて、それでも分からなければ直接問い合わせて。

それもこれも、会社という組織から離れて、個人として自立する、ということなのかな〜。

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