猛暑の夏が終わる。ベランダでずっと咲き続けてくれた青い花、アメリカンブルー

今年 (2025年)の夏の最高気温は観測史上最も高かったらしい。

猛暑から酷暑へ。新聞やテレビでも暑さの表現が次第に過激になっていく。

みなさん、この夏の暑さ、どう乗り越えましたか?

夏の間、我が家のベランダは雑然としてしまった。あまりの暑さにベランダで作業する気持ちになれず、必要最小限の手入れしかしてなくて。

もう少し花を植えて彩りを加えたいけど、この暑さじゃベランダ作業は厳しい
坂や丘のある町 walk along

暑さに負けず毎朝たくさんの花が咲く

そんな猛暑の中、夏中我が家のベランダで咲き続けてくれたのが、青い小さな花・アメリカンブルー

名前の通り中央アメリカが原産のヒルガオ科の草花です。学名はエボルブルス・ピロサス (Evolvulus pilosus)。

Evolvulusは、ラテン語で「巻きつく」「展開する」という意味で、この花が枝を広げて成長していく性質から名付けられたと言います。ブルーラグーン、ブルーコーラル、ブルーデイズなどの商品名で販売されていることも。

陽が昇ると咲いて、夕方にはしぼんで落花

園芸店でポット売りされていたものをひとつ購入して、中型の植木鉢に植え替えたのは6月中旬。まだ梅雨明け前でした。

それからず〜っと、毎朝ベランダで小さな青い花をたくさん咲かせてくれている。

暑さと呼応するように、8月ぐらいから特に花数が増えてきた

信頼できる親友のような花

朝、ブラインドを上げてベランダを眺めると、強い陽射しを浴びながら可憐な青い星のような花が必ず咲いている。

「今日も咲いてる!」

人間だって、毎日自分を裏切らず生きていくのはタイヘン。小さな花が、自分の使命を果たそうと毎朝必ず開花する姿を見るにつけ、なんだかすごく励まされました。

今ではすっかり、信頼できる親友に。

青い色がなんとも言えない清涼感。
花びらは薄くて、ひらひら。儚い

アメリカンブルーは秋まで楽しめる

アメリカンブルーは寒さに弱く、気温5°を下回ると枯れてしまう。原産地では屋外でも冬越しできるようだけど、日本は冬越しできない地域が多いので一年草として扱われることも。

花は10月ごろまで咲き続け、秋には紅葉して葉が赤くなるらしい。もう少し、一緒にいられそう。

やっと秋の気配

9月になって数日涼しい日が続いたので、少し秋の花を買ってきました。

キキョウとナデシコ。アメリカンブルーの横に寄せ植えしよう

先日種まきしたミニにんじんも無事発芽。

あ〜、やっと秋の気配。

ホントに、やっとですね。

まだ猛暑日はあるかもしれないけれど。

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2025-09-14|タグ: , ,
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