毎朝の散歩が楽しい春。
日差しもちょうどよくて、風も爽やか。つかの間の心地よい季節です。
横浜市・青葉区を縦断する鶴見川は、よく行く散歩コースのひとつ。東急田園都市線の市ケ尾駅から坂を下って、上流か下流か、気ままに歩きます。
桜が終わってからは、土手にいろんな花が次々に咲いて、おお〜今年も咲いたか!と、毎年ちょっとした感動が。
4月はスイセン、ダッチアイリス、菜の花。5月はアヤメ。畑に新しい苗が植えられて、新緑がまぶしくなると背の高いタチアオイの花が咲き出します。そうすると、日に日に蒸し暑くなって、もうすぐ梅雨だな〜と。
カメラ散歩に持っていくのはLeica Q2。コンパクトなのに高画質。歩きながら、鮮やかな花の色や、ハッと目に入ってきた風景をパシャリ。
目に見えるものだけじゃなく、鳥の声や風の音、水の匂いも。
散歩って五感を使いますよね〜。だから、リフレッシュできるのかな。
この春撮影した鶴見川の花と風景の写真を並べてみました。
4月。鶴見川の土手は花畑に
まだ寒い朝もある、4月の上旬。
白い小さなスイセンと、紺に黄色のポイントが入ったダッチアイリス。
土手はちょっとした花畑に。
同じころ、菜の花も咲き始めました。
それが2週間後には、、満開!
もう、一面菜の花!
ほわんほわんの黄色が土手を埋め尽くしてました。
5月の連休。アヤメが開花
連休の朝は、いつもよりゆっくり散歩できるのが嬉しい。土手には、優雅なアヤメの紫色。
Leica Q2のマクロモードで近寄ってみると、、、
植え付けを待つ畑
このころ、川沿いの畑は整地されて、苗の植え付けを待ってました。
1週間後には、、サツマイモの苗が一面に。
ふと足元を見ると、ピンクの野花がフェンスの下からあふれそうに咲いてたりして。
5月下旬。水と緑の色が濃くなってきた
橋の上から見下ろすと、鴨がゆっくり通り過ぎていきました。
ここら辺は、浅瀬なんですよね。川底の藻の緑色が一段と濃くなって、水が透き通ってる。
暑かったので、鶴見川と並行に走る青葉ジャンクションの高架下を歩きました。にょろ〜っと圧倒的な大きさ。
青葉ジャンクションを背に、高らかに咲くタチアオイ。
タチアオイは下から順に花が咲いて、上が咲き切る前に下の花が枯れてしまいます。なかなか、美しい姿を全身で撮る機会がなかったんですが、今がちょうどいい時期ですね。
新緑がまぶしい。谷本公園の裏にある小道。
次々と花や風景が入れ替わる、4月・5月の鶴見川。楽しかった朝の散歩。
気持ちよく歩ける春は、あっという間に終わってしまうなあ。
季節は梅雨へ、そして夏へ。今年も暑くなるんでしょうか。
まあ、暑くても猛暑でも、工夫して散歩するんですけどね。