11月のフォトギャラリー公開!今月のテーマは、あいみょんの「ハルノヒ」
毎月テーマを決めて撮影した写真を3枚公開します!
写真がうまくなるには、みんなに見てもらうこと。そして見てくれたひとがポジティブな気持ちになってくれれば嬉しい。そんな気持ちで公開しています。
クラスメートひとりひとりの個性が光るCDジャケット
なんとテーマはあいみょんのヒットソング。2019年公開された映画「クレヨンしんちゃん」の主題歌、「ハルノヒ」。CDジャケットを制作するつもりで撮影しよう!というお題でした。
今まで、抽象的なテーマが多かった写真教室の初級クラス(「あこがれ」2020年8月、「かけがえのない時間」2020年6月)。2020年10月から中級クラスに進級して、一気にテーマが具体的になりました。
しかし、超具体的なテーマにもかかわらずクラスメートが提出した写真はどれも、その人の個性や、撮りたいものをハッキリと示していました。どんなお題でも、自分の撮りたいものに引きつけて表現してしまう、まさに初級を卒業して、中級に進級したな、という感じですね。いいじゃん、いいじゃん!
そして授業は、前回のような「クラスの中で誰の写真が一番だったか」、ではなくクラスメートそれぞれの「一番よかった写真」「イマヒトツだった写真」の感想を全員で語り合う、和やかな時間となりました。
1枚目は、「銀色」
で、私にとっての「ハルノヒ」。
歌詞は3つの時間の中で展開します。
- 学生時代に出会った若い男女が将来を誓いあった「過去」
- ふたりが社会人となって一生懸命頑張っている「現在」
- いつか結婚して家族になる「未来」
そして、3つの時間を象徴する色が、歌詞に織り込まれています。
- 「過去」は銀色
- 「現在」は藍色
- 「未来」は水色
3つの色すべてを表現できる被写体と言えば、
そう、「空」ですね!
これは、学生時代のふたりが語り合ったシーンをイメージして。銀色の光が降り注ぐ空と木々。希望にあふれた時間だったのでしょうね。
2枚目は、「藍色」
社会人になってそれぞれ働き始めたふたり。夕焼けの色がにじむ藍色には、切なさと期待が入り混じります。
3枚目は、「水色」
家族になったふたりに、新しい命が宿って、さらに家族が増えていく。ぐんぐん伸びていくイメージは雲ひとつない青い空のよう。
毎日空を見上げて、たくさん空の写真を撮りました。ひとつとして同じ空はありません。空に、こんなにも違った表情があるとは。
そして、私たちが生きているこの場所にはいつも、見上げれば空があるんだな〜、と改めて感じました。全てを包み込んでくれる空。
いいもんですね。
こちらが、コピー付きのCDジャケットバージョンです。
カメラ:α7iii、レンズ:Sigma 35mm F1.4 DG HSM Art